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マッチとケガレ

2018/07/23 12:55:43 | 古代史歴史 | コメント:0件

オカルトマニアの筆者は今回日本滞在中に刑場跡地(野江、飛田、三軒家、千日前、松屋町に扇町と堺北、堺南)を回ってきたのだが、その中で規模的におそらく最大だった飛田刑場の正確な位置を調べるため古地図をみたところ興味深いことに気が付いた。明治時代に旧刑場跡地に電光舎というマッチ工場があったのである。

ライターが登場するまで発火道具と言えばマッチであり、昔読んだ本には世界最大のマッチ製造業者はスウェーデンのクルーガー社だったが、実は日本国内でもマッチの生産はかなり盛んで中国や東南アジアに輸出しており、その生産は主に神戸の貧困地区に住む○○階級によって成り立っていた・・と書いてあったのを思い出したのだ。

死刑を命令するのは武士階級だが執行するのは歴史的に最下層に位置付けられた○○階級であり、大阪・飛田の古地図をよく見るとなるほど刑場近く(仕置場)には彼らの居住地を示す○○村いうのがあって、そのすぐそばに前述のマッチ工場と墓場と書かれているのだが、しかし筆者は何と言うかイヤ~な想像をしてしまったのだ。

マッチの原料は胴体部分の木材と頭の部分は硫黄とカリウムやアンチモン、それとリンであり、それを混ぜて膠(ニカワ)で固めたものだが、この膠はもともとは牛馬の肉骨粉を煮詰めた屠殺に関わる人間たちの専有物であり、リンもヒトダマの原因になる死体の残存物であって、処刑と屠殺、葬儀や墓守を生業とした○○階級にとってわりと身近に手に入る物質だからである。

そして労働集約型の低賃金で狭苦しい工場で作業をするか自宅で内職となるとこれも(大変失礼ながら)誰からも同席を嫌がられた○○階級に向いた仕事だから、この古地図を見た時の筆者は「なるほど、マッチは○○産業だったのだのだな・・」と思ったのだが、実はその結論に行くまでにはまだ書いてない「もう一つの方程式」があるのだ。





時代劇なんか見ていると、外出しようとする旦那に対し、女将さんが「ちょっと待って」と言って2つの石を目の前でカチッカチッ!と擦り合わせるシーンが良く出てくるが、これはマッチ以前の点火道具である火打ち石で、ただこの場合の目的は旦那を燃やすわけでは無く厄除けのためである。

要するに事故に遭ったり変な病気をもらってこないで欲しい!という願望をまじない化したものだが、実はこの厄除けというのは江戸時代までは○○階級の専売特許だったのである。で、そう聞くと「嘘つけ!それは神社の神主や寺の坊主の仕事だろうが!」と反論するだろうけどこれ事実なので、ここは呆れずに最後まで読んで欲しい。

○○の仕事と聞くと牛馬の屠札や皮革加工が頭に浮かぶだろうが、これは2つある○○のうち頭がEで始まる集団であり、もう一つのHは処刑執行人や牢番、岡引きに火消しに番太(木戸番)といった刑事機構の末端を担っていたのだけれど、彼らにはもう一つ清め(キヨメ)という職業があって、実は江戸時代以前(=刑事機構のっ下っ端になる以前)はこっちが本業だったのだ。

葬儀や花屋に陰陽師やまじない師、京都・清水坂の犬神人に正月の獅子舞や猿回し、傀儡子、寺社の掃除業務や墓守、医者、役者に祭りの歳の行列の先頭を歩くなんて雑多な仕事だが、これらを結ぶキーワードは穢れを祓うことで、何ゆえ○○がこの仕事に回されたのかというと彼らは穢れているのではなくて、穢れに耐性がある、つまりある種の魔力があると信じられていたからである。

この点については平安時代の天然痘の大流行の歳に、ふだん牛馬に接して牛痘への免疫があった彼らの祖先だけは天然痘に罹らないのを藤原氏は不気味な目で見ていた・・というのが真相だと筆者は思っており、これ以前日記にしたので興味があればコチラを読んでいただきたいのだが、さてさて厄払いの火打石の製造業者たちを見ていくと、これもマッチと同じくその延長線上、つまり○○階級の影が濃厚に見て取れたのである。





火もその燃焼力から邪気や穢れを祓うと考えられていた、つまり筆者が言いたいのは「火」に関わる産業は○○階級が扱うべき品物である!という社会常識があって、それは遥か昔の平安時代からつい百数十年前の明治時代まで日本人の息の中に深く刻まれていたのではないか?という事なのだ。

火は全てを燃やし尽くす力、つまり穢れを祓う力がある一方で、江戸の町を丸ごと焼いてしまう恐るべき魔力も併せ持つわけだから、火を制御できるのは○○階級だけである!だからこそ火消しのナントカもずーっと○○階級出身者で占められてきたのだけれど、この「火は○○」という今日では全く忘却されてしまった、しかし当時は一般常識だった方程式があったのではないか!と思えてきたのだ。

そしてそうだとすると日本のマッチ産業が神戸や大阪の○○階級居住区で発展したのは人件費の安さや素材の入手のしやすさもあるけれど、本質はこの「火=清めの魔力=○○階級」という方程式を当てはめると何となく判るし、それに町のタバコ屋や線香・蝋燭業界、それと銭湯なんかに○○階級の人たちがやけに多い事も説明できるのだ。

それと戦後に勃興したライター業界である。実は筆者は若い頃に某女性議員の旦那がオーナーを務めるライターメーカー向けの担当助手をしていた時期があって、ただこの顧客は○○ではなく海の向こうからの密入国組の末裔なのだけれど、彼らの販売網にいるのが揃いも揃って「・・・」な純日本人たちばかりだったのである。

で、まあこのM社の話はちょっと別の話題もあるので今後別の日記にするけれど、大阪・飛田の古地図を見た瞬間に「火」に関わる業界は昔から○○階級が流通を握っていて、現在も彼らの末裔と社会階級的に似たような人たちが多い・・という仮説を頭に描いたのだが、さてさて「火」に関係する仕事に就かれている方、ちょっと内幕を明かしてもらえないでしょうかね? 






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