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こいつはダメだ!と見放した瞬間

2018/07/06 12:04:26 | 親戚付き合い | コメント:0件

大阪のアパートをそろそろ引き払う頃になってフィリピンの住む従弟ジェンから「カネを貸してくれ」というメッセージが入った。経営している大衆食堂が資金不足に陥ったので仕入れができずに困ってる!必ず返すから助けてくれ!という内容だったが、それを見た筆者は即座に「悪いが助けることは出来ない」と断りを入れたのだ。

なぜならジェンは4年前に借金をちゃんと返済できなかったからだ。パッシグ市に買ったアパートのローンが払えずこのままじゃ差し押さえられる!と泣きついてきたので百五十万円ほど用立てたのだが、最初の数回は返済したもののそのうち色んな理由を付けては滞るようになり、ついに全く支払いが止まるだけでなく1年後には呆れるような申し出が来たのだ。

妻のジュミが実家を相続することになったからアパートは要らなくなった、ついては買ってくれないか?と言うのである。おまえなあ・・娘のオレンジに生まれ育った家を失わせたくない!というので円安の真っただ中にも関わらず助けたのに、今度は家が要らないとはどういう事だ!とムカついたが、しかし筆者は当時住んでいたリサール州の家が嫌になっていたので、相場の2割引き、かつ借金残金を差し引きでジェンから買い取ったのである。

一度でも支払いが滞れば二度と取引はしないのはビジネスの常識である。しかも呆れたのは従弟ジェンは筆者への支払いをスキップしている最中にも案外と派手な暮らしをしていたことで、こいつとは呑み友達ではいられるがカネ関係はダメだ!と3年前に判断した訳だが、しかし今回の申し出を受けて今後は付き合いさえも見直すべきでは・・と思いはじめたのだ。




実はこの従兄弟ジェンは銀行から1100万ペソ(2300万円)借金をして妻ジュミの実家跡地にちょっとしたビルを建設中だからである。これはアメリカ・カンザス州に住むジュミの父親と兄貴、それとジェンの3人の共同事業ではあるのだけれど、銀行への債務責任者は当然ながら3人の中で唯一フィリピン在住のジェンになっているから厄介なのだ。

不動産を持てば家賃収入で楽々暮らしていける!というのはそれなりの文明国の話で、フィリピン在住者ならよくご存じの通りここじゃ家賃の踏み倒しなんてのは当たり前であり、中にはエスター叔母の家のように間借り人に火事を起こされて全焼し、当人にそのまま逃亡されて家主は泣き寝入り・・なんて事になりかねないのがこの国なのだ。

一方銀行への毎月の返済金額は8万ペソ(17万円)で、これはちっぽけな大衆食堂を営むジェン・ジュミ夫妻ではまずは返せない額だし、アメリカの住んでる義父と義兄だって果たしてどこまで信頼できるのかは疑問だから、正直筆者の女房とその他大勢の従姉妹たちは「そのうちカネに詰まって飛ぶぞ!」と噂しあっているのだ。

で、そうなったときにジェンとジュミ夫妻はどこにすがりつくのか?と聞けば、女房の従兄妹たちは全員ジッと筆者の方を見るわけで・・。だったらそう切り出される前にジェン夫妻とは関係切っといた方が得策だわな・・と考えている訳ですよ。それに大衆食堂のカネが・・と今回切り出した時期にジェンには気になる事が幾つかあったのだ。





1つ目はアメリカ・カンザス州に住む義父母と一緒にいる写真をフェイスブックにアップしていたのだが、これどう見てもフィリピン国内・・つまりカネに困った時期に義父母はそばにいたのだ。だったら筆者なんかより1100万ペソの共同事業者に借金を申し込むべきだし、それにこんな豪勢なリゾートに泊まる費用を食材の仕入れに回せば良いだけなのだが、ジェンはそうはしていなかったのである。

2つめはフィリピ帰国後に女房がジェンの家のそばを通りかかった時に見つけた新しいクルマである。子供が増えたから以前乗っていたトヨタ・ヴィオスからイノーヴァに乗り換えたという理由があるにせよ、店の資金がキュウキュウ詰まっているの最中に豪勢なリゾートに出かけたり、車を買い替えるという金銭感覚は問題外である。

いくら親戚で仲良くしていようが家族愛だのフィリピンの助け合いの精神だろうが、こういう感覚を持った人間にカネや信用保証を融通するのはどだい無理な話だ。いくらジェン一家が将来借金苦から悲惨の境地に陥っても穴の開いた風船にいくら空気を送り込むのと同じで、穴がどんどん大きくなっていくだけだから最初のひと吹きをする事自体が無駄だったのだ。

フィリピンに移住してから紆余曲折はあるにせよ5年間親しく付き合ってきたけど、いつ破裂するのか判らん爆弾とあとローン残存期間の30年も共存は絶対に出来ない。だから君子危うきに近寄らずの格言とおりにするしかなさそうだ。情に流されず冷徹に相手の状況見据えていかないとこっちが破滅してしまう・・これがフィリピンの現実である。






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