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ネコにマタタビ、中年女に秘湯

2018/07/05 13:57:21 | 旅行 | コメント:0件

今回の日本旅行で女房がすっかり温泉好きになっているのに驚いてしまった。3年前に滞在した南紀白浜の温泉旅館が大変気に入ったことは以前の日記に書いたけれど、これは黙っていても一日二回メシが出てくること、万年床にすれば一日中寝て居られること、さらに一日中浴衣を着ているから洗濯しないで済むという怠惰な女房にはピッタリの環境だったからなのだ。

しかし温泉に関しては皆の前で裸になるのが恥ずかしいとか、熱い湯に長い事浸かっていられない!などあんまり評価が高いわけでは無く、過去連れて行った白浜や道後、鳥羽に湯の川温泉ではカラスの行水とは言わないまでも、まあ適当に湯につかっただけで後はマッサージチェアでうっとりしているだけだったのだ。

ところが今回京都嵐山の日帰り温泉に行くようになってから突然その心地よさに目覚め、大阪から一番近い温泉はどこだ?等の発言が目立つようになったので思い切って別府まで足を延ばしたところ、町のあちこちから立ち上る湯煙にすっかり感動し(それとイエローストーンに次ぐ湯量世界2位という説明が効いたらしい)、以降「一体いつ温泉に行くのか?」というのが女房の口癖になったのだ。

それで今回は南紀白浜と伊豆下田、有馬に若狭小浜、城崎へと泊りがけで行き、特に城崎では大雨にもかかわらず(筆者は行きたくなかったという意味)七つの外湯巡りへと熱心に出かけ、それもえらく長い事湯につかっているため筆者は待合室で待たされる羽目になったのだが、今回おまえが炒った温泉の中でどれが一番だったのか?と聞いたところ「こいつ凝り始めたな!」というのを選んだのだ。

和歌山市の近郊にある花山温泉である。関西在住の温泉好きならご存じだろうが、これ温泉宿ではなく銭湯、それも古びた小汚い施設なのだけれど、まっ茶色で泥の湯と表現した方が良いこの温泉は炭酸ガスとナトリウム、カルシウム、鉄分を多く含んだ、その手のガイドブックには関西屈指のパワースポットならぬパワー温泉と書かれた秘湯なのである。





ここに入ると泥色の湯や湯船にこびりついた鍾乳石状態の固形物に戸惑うが、何といっても驚くのはも使用客の姿である。泥水の中に何人ものオヤジが沈んでいる様はタイ北部の像の群れやアフリカのサイの水浴びを連想させるが、このオヤジ達は全員が全員とも恍惚の表情になって(会話が無い)、なかには口を開けて舌を動かしている以外は植物みたいになっちゃってるではないか・・。

これヤバいんじゃないか・・と思ったが、試しに入ってみるとこれがまあ体全体になんかミネラルが波のように押し寄せてくる感じが広がって行き、そして筆者もアザラシみたいに寝ころんでそのまますっかりダメになってしまったのだけれど、覚醒した後に「こりゃ相当女房を待たせただろうな・・」と思って待合室に戻ると・・いやしないのだ。

女湯の方もご同輩のオバサン同様にカバみたいに湯舟に浸っていたらしく、そのうちにすっかり微睡んでしまったらしい。そして和歌山から大阪へと向かう南海特急の中で女房は「いかに花山温泉が素晴らしいか」を何度も何度も力説し、今まで行った温泉とは違うあの泥湯(正確には鉄分が酸化したもの)は他の場所に無いのか!としつこく聞いてきたのである。

で、その後どうなったのか?と言うと、これまではかけ流しとか循環湯に湧き出し量、あるいは旅館がバイキングか懐石か?程度の区分しか無かった女房の頭の中に「含鉄泉」や「硫黄泉」「単純ナトリウム泉」なんて泉質情報が組み込まれ、筆者は9つの泉質と効能がある病名、都道府県別所在地の英文チャートを作らされる羽目になったのだが、これが・・まずかった。

それを眺めては「三朝ってラジウム温泉はここから近いのかしら?」なんて聞き始める女房。それでその温泉はえらい山奥にあるんだ!と言うと、もっと海沿いも開けた土地にラジウム温泉はないのか?なんて基礎科学を無視した質問が返ってきてしまい、それをまたいちいち説明するのが・・面倒くさいのである。凝り性の外国人を温泉に連れて行くと七面倒くさいことになる代表例でした。






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