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メカ人種とエレキ人種

2018/02/13 12:00:44 | 日記 | コメント:1件

日本在留外国人の統計を見ていたら面白い事に気が付いた。人種によって居住する地域に偏りがあったのである。例えば日本人千人当たりでフィリピン人が一番多いのは東京かと思いきや意外にも岐阜県で(5.4人)、続いて愛知県(4.5人)と静岡県(3.9人)と中部地方が続くのだが、その次はまたまた意外にも北関東地方の群馬が三重と同率4位(3.4人)で登場していたのだ。

一方中国人はフィリピン人の2.5倍の70万人と母体が多いためか全国どこでも溢れているのだが(留学生も多いしね)、東京(14.3)、埼玉(8.3)、千葉(7.4)神奈川(6.9)と関東圏が上位を占めるのは納得だが、その次に登場するのは近畿地方の大阪(6.3)で、そこで近畿圏のフィリピン人はどうなのか?と見てみたところ・・ビックリするくらい少ないのだ。

ついでにベトナム人やブラジルなど中南米の在留者も見比べてみたところ、やはり多いのは愛知県を中心とする中部東海地方と群馬県、そして広島県で、これ皆さんよくご存じのとおり自動車など機械産業の本場なのだが、この統計を見るにつけ筆者がいた会社で良く話されていた民族分けの事を思い出したのである。

筆者が働いていたのは結構大きなメーカーで、世界各地に数十か所の工場を抱えていたのだが、ある生産プロセスを日本から海外に移転する場合には、その国の人件費の安さや教育程度、それと法人税や関税などの投資条件など誰もが思いつくチェック項目とは他にその国の人種が機械系に向いているのか、あるいは電機系に向いているのかを参考にしていたのだ。

手先が素早く動くのか力仕事が得意なのか、緻密な考え方をするのか大雑把なのか、技術の伝承に必要な長期雇用を好むのかホイホイ転職するのか等々この区分けには色んなチェック項目があるのだが、しかしいちいち説明するよりもアジアに進出している日本企業を見ていただいた方が説明が早いだろう。




例えばタイなら昔からトヨタやホンダなど機械系企業が大きなウェイトを占めている一方、韓国や台湾はスマホなど電機系が主流で、中国は図体が大きいから両方兼ね備えているのだが筆者の目には明らかに電機系であり、一方最近フィリピンにも電機系が来ているようだが、これは中国の進出リスクが高まったからなだけで、筆者も周りのフィリピン人はみんな機械系なのだ。

それでこの違いはどこから来ているのか?と興味を持った筆者は海外進出の陣頭指揮を執る生産技術部の古老に聞いたところ、ああ、あれは歴史的にその国が海上輸送がメインなら機械系に偏りやすいという傾向があってね、東南アジアは島ばっかりだしブラジルはアマゾン川使ってブツを運ぶだろ。だからそういう違いが民族ごとに出るんだよ!と説明をしていたのだ。

その時は「へえ、そうですか」程度しか思わなかったが、しかし今回見た在留外国人の地域分布にも「東南アジア&南米=機械民族(メカ)」「中韓=電機民族(エレキ)」という法則が現れているのを見た筆者は「さすがは長年外国でモノ作って来た生産技術部だわい」と退職して5年も経った今ごろになって感服したのだ。

なお近畿地方にフィリピン人が少ない理由は大阪府が長年Pパブを認めていなかったから日本人との婚姻が少なかった等の説もあるけれども、しかしこれフィリピン人の女だけが極端に少ないのなら納得がいくが、実は男も同じように少ない事やブラジルやベトナム、インドネシア人らと分布図がほぼ一致していることから「メカ人種、エレキ人種」は正しいようである。

あと気になるのはバブル華やかしき頃のジャパユキ女性たちの年齢層(45歳~)を見てみたところ、これも中部地方や北関東に居留しているのがやけに多いことから、彼女たちは仕事だけでなく男の好みもメカ系日本人だったようである。筆者の女房は日本旅行に行くとなぜか工場見学に行きたがり、トヨタやビール工場のガシャンガシャン鳴る生産ラインを興味深げに見ていたのも、なるほどそういう事だったのね・・。






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コメント

そうてすかね?

2018/02/13(火) 13:10:01 | URL | ponpon #-
近場で働いていたフィリピン人達は確かに建築屋・鉄筋屋とかで働いていますが
メカに強いと言えばあまりね? むしろPCに詳しいのが2人居たな。

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