何から何まで落第点

2018/01/31 11:57:19 | 日記 | コメント:1件

筆者が棲んでいるアパートの横には屋台村式のバーレストランが昨年オープンしてしまい、毎日夕方から深夜まで音楽をガンガン鳴らすは女歌手がライブで声を張り上げるわ・・でうるさくて仕方が無かったのだが、ここ1週間ほどシーンと静まり返っている事に気づいた。

音楽だけでなく酔っ払いたちの笑い声さえも聞こえないのである。という事はリノベーションでもする気なのか?(=今度はトンカンガンガンうるさくなるのでは?)と危ぶんだ筆者は女房に聞き込みを命じたところ、なんと儲からないので閉じるという噂が流れているらしい。

たしかに地の利が悪いにもかかわらずテナント料は一番小さいコマでも1か月2万7千ペソ(6万円)と高額で、女房の従兄弟で大衆食堂を営む従兄弟ジェンも一時ここへ出店を考えたものの「あんなテナント料を払って入居する奴はド素人だけだ!」と言っていたのである。これ言うまでもなく高い上に不味いに直結という事だ。

こうなると短命は必至だが、しかし最も致命的だったのはガンガンうるさい音楽をまき散らしたことで最も重要な顧客になるべき層、つまりここら一帯では唯一と言ってよいフィリピンの中所得層が住むアパートの全住民を敵に回してしまった事である。

元々は洗車場を作ると言ってたのに突然バー・レストラン街に鞍替えした時点で住民たちの不信感を高めてしまい、それに音楽がうるさい!とアパートの管理事務所経由で申し入れたのに耳を貸さなかったためバランガイ(フィリピン最小行政単位)も巻き込んだ係争にまで発展してしまったのだ。





その当然の帰結として開業後1年もしないうちに廃業へと向かっている訳だが(というか既に廃業してるのかもしれないが)、しかし・・ここまで考えても解せないのはビジネスの世界では思惑が外れる事はしょっちゅう有るにしても、ここまで何もかも外れまくりというのは普通じゃあり得ない話である。

そもそも2階建ての建物を建てた後で違法建築が指摘されてしまい、平屋へと作り直したよう出だしからデタラメなのである。なんかここまで書いてきてバカらしくなってきたが、この何から何までが落第点というのがフィリピンの実力で、筆者の会社員時代に取引したセブ島の俊英が集まるX社も実体はこのバー・レストラン街に毛が生えた程度だったのである。

で、この後どうなるのか?について女房が効きまわったところ、①テナントの屋台店主たちは家賃を踏み倒して逃亡する、②オーナーは他の事業主に建の物売却を持ち掛けるが多分失敗するだろう、という筆者も「まあ、そうだろうな」という意見がほとんどだったのだが、困ったのは次に③スカッターが住み着く・・と結構多くの人間が予想していた事だ。

スカッターとはルンペンの意味で、ただしここフィリピンでは一人ではなく家族単位で生きているからルンペン一家という意味になるのだが、こいつらは犬や猫みたいに屋根があれば何処にでも住み着くやクズ拾いや麻薬売買、売春に盗みの商売を始めてしまう困った方々なのだ。

それを聞いて「マジかよ・・」と凍り付く筆者。今までは音楽がうるさいだけだったが、今後はシャブ中や物乞いがたむろする映画「ゾンビ」みたいな世界が階下にできてしまい、ビルをよじ登って入ろうとする物盗りに備えなきゃならんってことか・・。だったらまだ今までの方がよっぽど良かったじゃないか・・。






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コメント

あるある

2018/01/31(水) 13:18:12 | URL | ponpon #-
知り合いのOFW・フィリピン人嫁の兄がコックでレストランをしたいと、
資金を出してやってたが、見透しの甘さと味の不味さ?で2年位で閉店してた。

スクウォッターと言えば、親から相続した土地に家を建てようと思って見に行くと
敷地の前に家建てて住んたので、立ち退きを要求したら蛮刀を振りかざして追っかけられてたよ。刺されなくて良かったと嫁さんと大笑いしました。

フィリピンバンドの破れたような大音響じゃ、そりゃ眠れませんわ。(笑)
アリストクラットみたいに何十年もやってるレストランとか極希でしょうな。

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