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外国人へ幽霊話をするときの注意事項

2018/01/27 11:01:41 | オカルト系 | コメント:0件

今まで日記にさんざん書いてきた通り筆者は無類の怖い話マニアで、心霊スポットや呪われた部屋、飛び込み自殺が多発する魔の線路なんて聞くと胸が高鳴ってしまう性分なのだが、皆さんお判りのとおりこの趣味を他人に説明するのは結構困難を伴うものである。

変な宗教に勧誘されるんじゃないか?とか、壺や多宝塔を売りつけられるんじゃないか?、選挙は○○党に投票してください!北朝鮮ツアーに行きませんか!と言われるんじゃないか?と相手の警戒心を呼び出してしまうからだ。だから説明のどこかで「自分はどこの宗教にも入っていない」と補足する必要があるのだ。

こうすると相手も幾分か心を開いてくれて、「アンタほんまに物好きやでー」程度の印象に落ち着くのだが、しかしこの感覚で外国人に説明するとちょっと困った事態になってしまうのでよくよく注意して欲しい。これ間違ってコップを倒してしまい、相手の服を水浸しにしてしまった程度の失敗で済まなくなる可能性もあるからだ。

筆者は20年ほど外国相手の営業マンをやってきて、居たのは香港だけど顧客の4割ぐらいは欧米系やインド系だったし、それと年に数回アメリカやヨーロッパ、それと中近東をぐるりと回っては商談を持ち、そして当然ながら毎晩客と飲み食いするのだが、そうした際に仕事の話ばかりするのは嫌だから趣味の話をしてきたのである。





そうした話題の中には当然幽霊の話も出てくるし、ハリウッドでリメイクされた日本のホラー映画「リング」や「仄かなる水の底から」なんかは相手も知ってるから、日本って国はそんなに幽霊が沢山住んでいるのかね?なんて質問を受けたりする訳で、当然そうなると筆者は話す事が沢山あるから多弁になる訳である。

それで昔「あなたの知らない世界」で出ていたような日常に潜む恐怖の体験なんかを話すわけだけど、まだ若い時にふと「向こうはオレのことを如何わしい人間だと思ってるんじゃないか?」と勘繰ってしまい、そこで「自分は何の信仰も持っていないのだが、幽霊は信じるのだ」と言ってしまったのだが、これがマズかったのだ。

日本じゃ無神論者でも大手を振って生きていけるが、海外じゃ神を信じないということは創造主を信じない⇒人間は対等に価値のある生き物だと考えない⇒他人の物を盗んだり殺したりしても平気でいられる・・という三段論法で「この人間は危険極まりない奴だ!」となってしまうのだが、まあ旧ソ連は丸ごと無神論者の国だし、日本人が宗教音痴な事は向こうもある程度知ってるから、ここまではまだ良い。

問題なのは霊を信じていて、しかも筆者の口から出るのは「とり憑かれた」「狂った」「自殺した」「家が燃えた」「その家は忌み地になってしまった」みたいな不幸な話ばかりな事なのである。こうなると外国人の目には「こいつは神を信じないが悪魔を信じている」「悪事を退治する神の存在を否定し、不幸をもたらす悪霊の存在を嬉しそうに話している異常者」になってしまうのだ。





オマエは何を言ってるのだ!君は他人が不幸になる事を願っているのか!これ冗談では無く実際に筆者はこういう目に遭ってしまい、そこで日本には神の代わりに他人の目とか共同社会への求心力があって、これが西欧でいう神と同じ役割を果たしているのだ・・などと説明したのだけれど、こういう概念は外国人にはとんと判らぬから何を言っても無駄であった。

ただしキリスト教やイスラム教徒でもガチガチではない信者というのは結構いるし、それに一神教国フィリピンでも土着のアミニズム(精霊信仰や土着信仰)が根強く残っている国や仏教など多神教国の場合は日本と同じ感覚で話してもある程度は大丈夫なのだが、相手がユダヤ教の小さな帽子をかぶってたり、アメリカの宗教保守派の場合は大変なことになってしまうのだ。

だからまず自分が敬遠な仏教徒であると説明し、しかし偉大なブッダの力をもってしても悪霊の力は封印できないのが困りものなのだ・・というスタンスを付け加える事である。ちなみに外国人は仏教の事などとんと知らぬし、仏教は一神教ではないのである・・なんて付け加えると、相手も判ったようで判ってないのだけれど、こいつは悪霊の話をしてはいるが一応ちゃんとした人間なんだな・・と見なしてくれるはずである。

なお怪談には日本人としてのメンタリティーがたくさん集まっているから日本について知りたい外国人には打ってつけの話題なんだけど、ただし世の中には宗教となると急に多様性を認めなくなってしまう人間もある一定の割合でいるから要注意である。






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