FC2ブログ

稀代のペテン師たち

2018/01/05 12:23:33 | オカルト系 | コメント:0件

昨日の日記で少年期に五島勉の「ノストラダムスの大予言」を観た筆者は1999年7月に人類は滅びる!と信じきってしまった消したい過去を書いたが、さて自分の歩んできた半世紀を振り返ってみたところ、五島勉以外にもこいつにすっかり騙された!」と名指ししたい人間が他に3人いることを思い出した。

一人目は矢追純一である。日テレの水曜スペシャルでUFOや宇宙人が取り上げられるようになったのは70年代後半で、筆者は中学から高校くらいの割合と何事も信じやすい時期だったから、矢追の番組を録画するのはもちろん「マジェスティック12との密約」なんて本も何冊か買う事になったのである。

アダムスキーや葉巻型などのUFOのタイプに、グレイやレプテリアンという宇宙人種、家畜を殺して内臓を取り出すキャトル・ミューティレーションと言う不気味な事件と矢追純一ら取材班を監視するメン・イン・ブラックという謎の組織・・。アメリカは宇宙人と接触をしているかもしれない・・とナレーションに「そうだ!」と叫んでいた少年時代の筆者の姿が今でも目に浮かぶ。





次は「恐怖の心霊写真集」をシリーズ化し、日本全国の少年少女たちを恐怖のどん底に陥れた中岡俊哉である。この当時心霊系では中岡の他に「オバケの住所録」や「日本怪奇名所案内」の平野威馬雄、そして放送作家で「あなたの知らない世界」の新倉イワオの三羽烏が有名で、無神論者にもかかわらず何故だか幽霊話が大好きな亡父のおかげで我が家は彼らの心霊本で溢れていたのだ。

さらに亡父は学校教員のため夏休みは40日まるまる貰えたから、毎日昼頃に中岡や新倉の心霊番組が始まるや二階で寝ている筆者は亡父にたたき起こされて強制的に観させられる羽目になったのだ。だから筆者はオカルトマニアになったのはかなりの部分が亡父のせいであり、現在でも筆者の脳内にあるオカルト解析ソフトはこの三羽烏を源にしているのだ。

なお矢追純一と中岡俊哉は本業とは別にそれぞれ超能力ブームの仕掛人としての顔を持っていて、実は彼らがユリ・ゲラーや関口少年を見出したのだけれど、実は筆者は一度家中のスプーンを力で捻じ曲げて大目玉を食らって以降は超能力だけは信じなかったのだ。なのでこっち系統の方は今回のリストでは一切触れないので悪しからず。





で、最後は何と言っても落合信彦である。ちょっとHな写真がいっぱい載ってる事から高校生の筆者は週刊プレイボーイを愛読していたのだが、そこに硬派のジャーナリストとして颯爽と登場したのが落合信彦である。JFK暗殺をテーマにした「2039年の真実」あたりからググっと惹かれた筆者は、ヒトラーが実は戦後南米に逃亡してそこに第四帝国を築き、そこでUFOの開発をしているという「20世紀最後の真実」に度肝を抜かれたのだ。

これがまた南米某所にあるナチス残党への秘密取材のシーンは今読んでもやけに臨場感に溢れていて実にリアルであり(=説得力があるという意味)、本の中に数多く登場するUFOの設計図を観た筆者は(それから数年後に日本有数のハイテクメーカーの設計者になる理系人間であるにも関わらず)全部信じたのである。

ところがアサヒ・スーパードライのCMに出始めたあたりから落合信彦の著作レベルは明らかに落ちはじめ、そして何より職場の同僚に東京工業大学や京都大学で応用物理学の修士号を取った連中が溢れていて、彼らが「どんな物体でもこの形状だと空中浮遊は無理だな」等々じつに論理的にUFO図面を否定した事から。この衝撃の書は昭和史に残るとんだ食わせモノであることに気が付いたのである。





この他にもオリバー君の仕掛人である康芳夫や、雪男を発見する代わりにルバング島で小野田少尉を発見した鈴木紀夫、ツチノコに遭遇したと主張する「釣りキチ三平」の」漫画家なんてのもいるが、筆者ら昭和の少年らをあそこまで騙してくれたのは五島勉、矢追純一、中岡俊哉、落合信彦、それと名も知らぬ「口裂け女」の考案者の5人だけである。

で、こうして悪態をつくかのように日記を書いてきたのだが、しかし・・ここで気分が変わったのだ。というのは変な話だけれどもしも自分がコイツらと同じ騙す側にいて、今や50歳に差し掛かったオヤジ達から「このクソジジイ!オレをすっかり騙しやがって!」と言われたとしたら・・・。おそらく思いっきり笑っているだろうな・・と思ったからである。

この馬鹿ガキども!すっかり騙されおったワイ!筆者なら間違いなく快哉を叫んでいるだろう。そう考えるとこの4人の戦犯は痛快で楽しい人生を送ったのだな・・となんだか羨ましく思えてきたのだ。で、筆者も残りの人生がどれくらいあるのか計算してみたところ脳内にピ~ン!とある指令が下った。オマエモ・・ガキドモヲ・・キョウフノ・・ドンゾコニ・・。昭和の少年たちよ!さあ共に立ち上がりましょう!






にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/1424-9942467d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)