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M資金と山下財宝の源流

2017/11/28 12:30:26 | 事件と陰謀論 | コメント:2件

昨日の日記でM資金と山下財宝と言う昭和を代表する詐欺団と右翼との間には何らかのつながりが有る!と書いたが、この続編を書いていたらこれが途轍もなく長い日記になってしまったのと、筆者の右翼に対する知識不足から話がかなりちぐはぐになってしまったため、大変恐縮だが本日の日記は簡略版にとどめて一旦この話題は〆させていただきたい。

でいきなり結論から入るが、昨日の日記に登場した詐欺師の師匠に当たる○○翁について系譜を調べてみたところ、三浦義一という1960年代半ばまで日本の右翼のトップかつ政財界のフィクサーだった人物に行き当たったのだ。ほとんどの方は名前も知らないだろうが1960年代半ばまで児玉誉士夫の前任者だった人と考えていただくと一番よろしいだろう。

実は筆者も三浦義一については何も知らなくて、数年前に読んだ「下山事件-最後の証言」という本にチラッと登場していたくらいの事しか覚えていなかったのだが、念のためネットで検索してみたところ「三浦義一は戦争中に設立された日本金銀運営会という社団法人を根城に力を蓄えていった」と書かれているのを見て、頭のランプがチカッと光ったのだ。

物資不足を補うために戦時中に政府は一般家庭の鍋釜から寺の鐘まで供出させたのは有名な話だが、それとは別に金銀ダイヤモンドの類も徴収していて、それ等は何故かこの日本金銀運営会で管理運営されていたのである。そして表向きはダイヤを砕いて研磨材にするとか金は軍用電池に使われていたが、その中の一つが山下財宝だったのだ。

正式には丸福金貨と呼ばれるこの財宝は世間一般でいわれている東南アジアからの略奪物資などではなく、日本国民が供出した指輪やイヤリングを溶かして金貨を鋳造し、当時ニセ札の蔓延で混乱状態にあった日本占領下のフィリピンに運ばれたのだが、その金の出元は三浦義一が陰で仕切っていた日本金銀運営会なのである。





で、ここから本題に入るが、日本金銀運営会は現在の価値にすると兆単位の財宝を保有していたのだが、これ戦後ある時金庫を開けたら何もかも奇麗さっぱり無くなっていたのである。ちなみにGHQによる日本接収リストには日本金銀運営会は入っていないから、アメリカ軍に渡ったわけでもないし、それだけ巨額の資産が消えたとなれば大騒ぎになるはずなのに、昭和29年の参議院で野党が追及質問したくらいで話が終わっているのだ。

で、ここで話を単純化するけれど、戦前に刑事事件を起こして刑務所に入っていた事もある三浦義一は戦後なると吉田茂や白洲次郎、旧陸軍将官や特務機関の残党、岸信介ら満州人脈、児玉誉士夫ら右翼の頭目たち、ウィロビーらGHQの最高幹部に三井財閥の本家、そしてアジア反共運動の盟主である蒋介石ら中国国民党に囲まれていた・・となれば財宝の行き先は説明する必要も無いだろう。

ネコババしたのである。そしてそれを権力者たちにバラまいたのだ。その結果として一介の右翼に過ぎなかった三浦義一は政財界に睨みを利かすフィクサーになれたのだが、しかし当然ながら三浦にも田中清玄や井上日召なんて右翼のライバルがいるわけで、彼らから「お前さんが預かっていた財宝は何処にいったんだね?」と聞かれると立場的に困る訳である

そこで考え出されたのが「マッカーサーの秘密資金として日本復興に役立てているのだ」というウソ話である。もちろんライバルたちだってウソとは知っているけれど、三浦の盟友である吉田茂やGHQのウィロビー少将、それと三浦の後ろ盾だった三井財閥から「それは本当だ」と言われれば異議は唱えにくい。そしてその話が右翼の末端へとさも本当であるかのように伝えられていったのだろう。

で、その話を聞きつけた詐欺師たち、あるいは金に困った右翼当人たち、あるいはカネを使い果たして困窮していた三浦直系の弟子筋が「この話はうまくひねれば使えるな・・」と思いついてM資金詐欺という形に発展したのではないか!というのが筆者の考察なのだが・・。う~ん・・最後の部分にかなり飛躍があるし山下財宝の方となると・・。やっぱりもう一回良く考えてから書き直します。






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コメント

2017/11/28(火) 12:40:37 | URL | さくら #-
突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒b--n.net
でブログをやっているきみきといいます。
色々なブログをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^

面白い話ですね

2017/11/28(火) 21:00:27 | URL | わがまま、親父 #.fR4.oCU
今日は、いつも拝見させてもらっています。

その昔、比国中央銀行総裁だった方のお妾さんが私達夫婦の共通の友人だったこともあって当時マルコス大統領の金庫番だった彼の話として、マルコスが見つけたという山下財宝の丸福金貨、事実だったと言っていました。

又、三浦儀一氏については詳しくは知りませんでしたが児玉誉士夫については当時里見機関のしったぱにいて満州で強盗同様で奪った財宝を戦後の資金にした、いずれにせよ、戦後史の裏話、面白いですね。

ところで話は変わりますが、奥様との出会いも気になりました。

お暇の時にでも経緯を書いてもらえば有難いのですが!

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