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スローライフに映る日本

2017/09/24 13:06:29 | 日記 | コメント:0件

香港のホテルでテレビを見ていると「天使行動日本旅游」なる番組が始まった。香港人のねーちゃん三人組が日本の聞いたことも無い漁村を訪れてはカキや伊勢えびの浜焼きを食らいついていたのだが、3人の中で一番けばい化粧をした女が「休哉悠哉日本生活・・」とか話しているのを聞いたときにエッ!と思ってしまった。

のんびり・・。そうだ、これだったのだ。実は日本が世界中から観光国家として注目を集めている理由が良く判らないでいたのだ。確かにアジアはここ10年で豊かになったし、長引くデフレで日本の物価は低く抑えられているからからコストパフォーマンスを求めて来るのは判るけれど、だけどソフト面の理由となるといまいちピンとこなかったのである。

だって筆者の知る限り日本はここ半世紀大して変わってないのだ。京都や大阪は筆者が小学生の頃から今の姿だったし、モノに対する異常なこだわりは今よりよっぽど昔の方が強かったはずだ。だから日本のソフトパワーがそんなに強いのなら70年代とか80年代にもっと外国人観光客が溢れていたはずではないか。

だから別の理由があるに違いない!とは思っていたのだが、どうやらその答えは「のんびり」ではないか・・と思ったのだ。確かに筆者が物心ついたころの日本はせかせかして忙しく、一方海外旅行に行けば「いや~、あっちの連中はのんびりしてて羨ましいよ」などと言っていたのだが、でも今これらの国に行くと・・みんな忙しそうである。





人々はみんな携帯に向かってせわしなく誰かと話しているし、会話が終われば株価や為替、在庫管理に顧客予約システムなど何らかの画面を開いては眉間にしわを寄せている。情報工学の発達によって20年前は昼間からあくびをしていたお気楽人種が今や映画モダンタイムスの主人公になってしまったのだ。

一方日本はどうか?と言うと、これは長引くデフレや高齢化社会の影響からかすっかり大人しくなってしまい、またアザラシのタマちゃんとか店番猫ハチなんて癒し系を愛でている姿は外国人からは「日本人は気楽でいいな~」と映っているはず。例えは悪いがアジアや欧米がサッカーを興じている青年ならば日本は縁側で日向ぼっこしている婆さんである。

もちろん大手町や大阪・本町にはもの凄く多忙な日本人は沢山いるけれど、(あくまで中国人に比べて)振る舞いがエレガントだし品があるからあまり忙しそうに見えない。だから80年代の日本人がイタリア人やスペイン人を見ていたのと同じように、彼ら外国人にとっては「日本人はお気楽でいいな」と思われているに違いない。

そう考えるとちょっと悲しい気持ちにはなるが、しかし経済力を誇らしげに語っていた時代よりもスローライフな日本に魅力を感じている外国人が群れを成してやってくるのだからモノは考えようである。あくせく働いて自分を見失うのはもう止めて、これからはゆっくりのんびりと人生を楽しみましょう。






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