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奢るくらいなら金返せ!

2017/09/22 12:22:59 | フィリピン雑学帳 | コメント:1件

今回の香港マカオ旅行でほぼ毎日のように会ったのは女房の旧友ノエミー従妹ボーヤである。香港在住のノエミーは出稼ぎ家政婦歴25年の古株で、筆者ら夫妻が香港にいた頃にはほぼ毎週のように我が家に遊びに来ていた仲であり、一方ボーヤは昨年からマカオのホテルで働き始めたばかりである。

で、今回筆者はこの二人と出会ったら「金を返せ!」と言うつもりでいたのだ。ノエミーの場合は昨年フィリピンに里帰りした際に2万ペソ(4.4万円)、ボーヤの場合は3年前に亡くなった父親の葬儀代を同じく2万ペソ用立てたのだが、分割払いの最初の一回だけ返しただけで後はなしのつぶてになっているのだ。

ただし貸したのは女房だから筆者がしゃしゃり出てくる必要はないのかもしれないが、しかしこうした事を曖昧にしておくのは嫌いな性分なのだ。相手が色んな理由を付けようとも、また子供が病気とか会社が倒産したなんて事であろうとも借りた金を返さないという事は舐められているのと同じではないか。

それでこの両名と出会ってから筆者は用件を切り出すタイミングを伺っていたのだが、しかし最初の晩に入ったレストランでこの二人が「今日はあたしが払うわ!」と言って請求書を自分の方に引き寄せるのを見た時に驚いてしまった。ちなみにこの二人に奢られた事など今までただの一度も無かったし、しかも彼らの給料から察するにその請求書には結構な額が書いてあるのだ。

参ったなあ・・切り出すタイミングを逸しちまった!と悔やむ筆者。しかし向こうが感情を持ったことで「舐められている!」という怒りの感情は幾分収まってしまい、その後彼らに督促する勢いはちょっとばかり削がれてしまったのだけれど、さてそろそろお別れの時期になったぞ‥という段階になるや・・お土産をくれたのだ。





ボーヤのお土産は未払い残金の百分の一にも満たないチャチな品だったが、ノエミーがくれたのは乾燥ホタテ貝柱や乾燥シイタケ、薬膳スープの材料にマニラじゃ絶対に手の入らない中国野菜、それも膨大な量なのである。これ買ったら幾らするんだろう・・ともともと営業マンの筆者は頭の中で計算してしまう・・。

「借金の件だけど、二人とも今返せないからゴメン!って何度も謝ってたのよ」と帰りの機内で女房が話し始めたが、しかし筆者の頭の中では「だったら奢りも土産も要らないからカネ返せよな!」というセリフがリフレインする。日本人だとまず何よりも負債をクリアにするのが先だけれど、この感覚はフィリピン人には無いのである。

申し訳ないと思うから奢る、土産を渡す、何も無ければ部屋の掃除をするなど、カネ以外の形でお返しをするのが(筆者には納得できないが)彼らなりの美徳なのだ。まあ中には借りた金を返さない上に娘の病院代を払ってくれ!なんて申し出てくる厚かましいフィリピン人もいるから、この二人はまだ上等な方だ。

まあノエミーの場合は働いている豪邸にタダで泊めてもらった宿泊費も考えると貸し借りはおおむねゼロになるから棒引きはしないまでも請求の手は緩めるが、ボーヤの場合は最後の段になったら体で返してもらうか・・。ただアイツの場合は言い寄ってくる男なら誰でも股開くから貨幣には換算出来ないな・・などと算段する筆者。

以前の日記にも書いたがフィリピン人に金を貸すとまず返してくることは無いので、相手がどんな迫真の表情で助けを求めてきても首を縦に振るべきではないが、不運にも貸してしまった場合は「カネ返さないならメシ奢れ!」とか「土産寄こせ!」「股開け!」と他の物品で代替させることで回収は諦めることをお勧めする。それにそうしないとストレスたまりっぱなしだよ。






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コメント

同じような経験あり

2017/09/24(日) 11:29:55 | URL | oyoyo #-
嫁が姉の運転資金を融通してたが、返す気など毛頭無い。
フィリピンに遊びに行った時に、2度程メシを奢ってもらった。

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