FC2ブログ

日本のガサツなレストランの正体は・・

2017/09/18 20:52:53 | 香港中国 | コメント:0件

香港の街中にある茶餐店(チャーチャンテン)に行かれた方なら最初はあまりのサービスの悪さに唖然とされたに違いない。呼んでも来ない、注文しても笑顔一つ見せない、時々「ハ!」と嫌な口調で叫ぶ、お茶をドン!と置く、お勘定の時も「有難う」の一つも言わない。

一体この連中は何だ!と怒り心頭するだろうが、しかし香港じゃこれが普通で、少しでも愛想が良いのは一流店か外国資本のレストランくらいであり、売り手と買い手は平等である!を固く信じる中華民族には客を心地良くしよう!という感覚がそもそも欠落しているのだ。

だから彼らが日本に来ると、高級ホテルどころか街の喫茶店や商店街の金物屋まで総じて愛想がえらく良い事に感嘆してしまい、「いやいや日本は素晴らしい国だよ!」と何度も日本に来るリピーターになってしまうのだが、そうした一人に筆者のかつての同僚キャンディー(現在42歳で一時の母)がいた。

キャンディーは昨年生まれて初めて大阪を訪問してからすっかり日本贔屓になってしまい、今年も子供がサマースクールでアメリカに出かけている隙に夫婦そろって福岡に不動産を買いに来たのだが、しかし素晴らしい笑顔をサービスを受けられるはずの日本で呆れかえるほど駄目な店に入ってしまったというのだ。

「その店は香港人が経営してたのよ」とむくれるキャンディー。すっかり日本贔屓になったとはいえ日本語を全く解さないキャンディー夫婦は香港人向けガイドブックに載っていた「中国語のメニュー有ります」な店に入ったのだが、これがまあ味もサービスも雰囲気も総じて最低点な店だったのだそうだ。





いくら香港人経営とはいえマトモな店は日本にはいくらでもあるものだが、なんとこの店は経営者だけでなく料理人やウェイターも全員中国人で、おまけに客も全員が全員とも日本にやってきた中国・香港ら中国系観光客だから、福岡の天神界隈でその店だけがポコッと中華文明圏(=サービス精神が欠けている)になっていたそうなのだ。

なるほど・・。確かに福岡・天神とは言え家賃は香港や上海の一等地よりは遥かに安いから経営上かなりメリットがあるし、それに日本人の板前を雇うよりも中国人留学生バイトに刺身や煮物を作らせれば人件費は思い切り削減できるし、何より言葉が出来ずに右往左往している中国人が腐るほど来るから「勝算あり」と算盤をはじいたんだな。

ただ日本人経営者なら美味いものをいかに安く提供するか!とか、我が店のオリジナルティーを出す為に何をすべきか!などと深く考えるものだが、香港人が考えるのは如何に楽して大儲けするか!だけだから、経営政策と言ったってツアーガイドに賄賂を渡して団体客を引っ張ってくるだけでお終いである。

「全くあんな店を営業させておくなんて日本は何をしているのかしら!」とキャンディーはなぜか怒りの矛先を日本に向けたのだが、しかしそれを聞いた筆者は思わず「だけど香港なんて丸ごとそんな店ばかりじゃないか・・」と反論したら、矛盾に気が付いたのかキャンディーは大笑いし始めた。

ちなみにこの店は香港人向けの日本情報誌に「香港人経営だから絶対行くな!」と警告が出ているそうなのだが、でもだったら日本を見習って香港人ももうちょっと愛想良くしたらどうかね。お前らが福岡のダメな店に怒りを感じるずっと前から、オレたち外国人は香港のサービスの悪さにすっかり呆れ果ててるんだけど・・。






にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/1315-0b486598
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)