値下がりした出国許可証(ECC)

来週の出国に供えて近所のイミグレーションへECCを取得しに行ってきた。ECCとはEmigration Clearance Certificateの略で、6か月以上フィリピンに滞在している外国人が出国する際に提出が義務付けられている証明書である。目的はこの人物は滞在期間中に脱税や犯罪に手を染めてないから出国させても大丈夫ですよ!という証明書なのだ。

そう聞くと地元の警察や税務署に出向く必要がありそうだが、実際に行くのは全国津々浦々にあるイミグレーションの支部で、パスポートと必要な書類を提出すればほんの数分で発行してくれることからも警察と照合してないという事は明らかであり、実際何の意味もないザル法、有体に言えばイミグレーション職員たちの利権の一つなのだ。

これはあくまで噂だけれど、イミグレに数多くある(基礎料金とは別の)付加料金は実は最終的に国庫に納められずにイミグレ職員たちの中で消えてしまうそうである。警官がスピード違反者から、税関職員が麻薬の密輸を見逃す代わりに賄賂を貰うとの同じで、しかし直接ワイロ提供者と会う機会が少ないイミグレ職員は訳の分からない費用を設定してポケットに入れて来たようなのだ。

ECCの場合だと基礎料金1670ペソの他に徴収されるExpress Lane Fee(特急料金)500ペソがそれにあたるのだ。これ実は筆者が永住権を取得する際にも何度か支払わされた謎の費用で、そんなに急いでないから・・と言っても無条件で上乗せされてきたのだが(合計2170ペソ)、先週イミグレに行ったら請求はなんと1670ペソだけだったのである。

一瞬???になってしまう筆者。それでてっきりシステムの不都合でもあるのかと思った筆者は「来週出国するから遅くとも金曜日までにECCを発行してくれないか」と頼んだら、顔見知りの職員は「今から10分でできるよ」と言う。それでてっきり筆者だけ特別待遇なのかな?と思ったら、次に来た韓国人のオバちゃんに対しても1670ペソだけ請求しているではないか。

「次回はね、どうなるか判らないけど今回は特急料金は徴収しないんだよ」と罰のワルそうな顔でいう職員。そこで愚鈍な筆者もピンときた。イミグレの余りの怠惰さに怒り爆発したデゥテルテ新政権は長官の首を挿げ替えて内部の正風運動を進めていたのだ。どうやら500ペソの特急料金は政府ではなく職員たちがネコババしていたことが発覚したのだろう。

フィリピンに移住してからの5年間、公的であれ民間であれ料金が下がる・・という現象を体験したことが無い(ついでに言うとサービスが向上する体験もない)。それがついにこんな日がやってきたのか!と筆者は目頭が熱くなってしまったが「次回はどうなるか・・」と職員が言ってたのが何となく気になる。なんてったってフィリピンだからな・・。ぬか喜びに終わるだけかもしれない。






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またすぐに元に戻るよ 

未だに、EXPRESS何とかいうのを請求していたのには呆れるばかりだ。
フィリピンの政府職員は性根が腐ってるからね、警察も相変わらずセットアップ。
いつまで経っても、フィリピンはアジアの重病人から抜け出せないな。
ペソも外国に持って行ったら、こども銀行券みたいな扱いだからね。

Express 

エキスプレスは、しばらく前から観光ビザ延長の時にm廃止されていて、こちらは3130ペソが1000ペソ安い2130ペソになっています。イミグレに近いひとはラッキーですが、遠方の人は一週間近くかかるため困っているようです。

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