息苦しかったら上の方向も疑え

筆者は始終過ぎてから原因不明の息苦しさに悩まされてきた。突然スカッと楽になる時期が1週間くらい続くが、しばらくすると段々苦しくなってきて最後は寝ている時に窒息するのではないか?と思うくらい追い込まれ、それが1~2か月続くと再びスカッと好転し、そしてまた元に戻る・・。こういうのが繰り返されるのである。

最初に症状が現れたのは過度の喫煙真っ盛り中で、こりゃついに肺気腫を発症したかな・・と震え上がった筆者は香港の有名な私立病院に駆け付けたのだが、いろんな検査をしても「肺に異常は有りません」と言われるだけ・・。そして次は同じ病院の耳鼻咽頭科に回されたら声帯ポリープがありますけどね・・と診断されたのである。

切除手術をすれば苦しさから解放されるのか?と医者に「聞いたが、しかしうーん、まあそうとも言い切れなくもないとは無いと思えなくも無いけど・・と意味不明な返事をするばかり。それで香港人の友人の紹介で漢方医に行ったら「お前は水はけが悪い痰湿という体質だ!」と宣告され、怪しげな漢方薬をさんざん飲まされたのだが苦しい⇒スカッの繰り返しは全然改善しない。

その後色んな医者に行っては過剰なストレスや自律神経失調症など色んな症状を言われたが、会社を辞めて朝から晩までボヤーっとしているストレスフリーなフィリピン生活でも同じ症状が繰り返される。それでせめて汗ぐらいかこう!と運動をするようにしたところ、これはその日から翌々日くらいまでは効果があるけれども、また元の木阿弥に戻るような状態だったのだ。

しかし今年春先の京都滞在期間中にこの症状が一気に改善したのである。週刊誌に蓄膿症のクスリ「チクナイン」の広告が雑誌に載っていたのだが、そこに「長年に渡って喫煙していた方はまず蓄膿症を疑うべきである」と書かれていたのだ。そう言えば鼻の左右がギューッと押されるような感触がその昔百回もあったっけ・・と思い出したのだ。





それで試しにチクノールを服用し始めたのだが、漢方薬だからそんなのすぐ効くはずも無いのだけれど、しかしある晩スパゲティを食いながらお笑い番組をみていると、あるギャグがあまりにあまりにおかしくて思い切り吹き出してしまい、それもたまたま口を堅く閉じていたから口内にあった麺数本が鼻の穴からズビッ!と飛び出してきたのである。

ウゲーッ!と洗面台に駆け込んで鼻をフンッ!フンッ!と思い切り吹き出したところ、これがミートソースのミンチ肉とかパセリとか出てくる出てくる・・。タバスコの辛みまで鼻腔全体に広がったらしく不快で仕方がない。それで嫌だけど水を鼻から吸って鼻腔内を洗浄したのだが・・それから呼吸が一気に楽になったのだ。

あれから4か月が経過したが以前のような「苦しい⇒スカッと楽⇒苦しい」のサイクルは完全に無くなったのである。ただ時々数日くらい息苦しい日は来るけれど、思い切り鼻から空気を吸う&鼻をかむ、を繰り返すと固形化した膿みたいなのが何故だか喉の奥から飛び出してきて(蓄膿症で溜まりこんだ膿が下りてきたらしい)、それで一気に楽になるのだ。

息苦しさの原因は咽頭がんとか肺気腫など喉チンコから下の方向に原因があると思っていたが、実は上の方角に問題があったのだ。ただ普通の人間なら鼻呼吸が狭まったとか違和感など異常に気が付きそうなものだが、筆者みたいな過剰喫煙者はちょっとした違和感はとっくの昔に慣れっこになっているし、なにより鼻腔や喉の神経がマヒして何も感じなくなっていたのだろう。

まったく「とは言い切れ無くも無いとは思えなくも無い・・」の香港耳鼻科医は一体何を診断したのか・・と呆れてしまうが、蓄膿症って病気は案外と見落としがちな病なのかもしれない。なので筆者のようなヘビースモーカーで息苦しさに悩まされておられる方がいたら、呼吸器科だけでなく耳鼻科のドアを叩いてみることをお勧めしたい。






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