聡明なフィリピン人たちの正論

2017/08/16 11:14:04 | 日記 | コメント:0件

北朝鮮のミサイル発射問題がここ最近フィリピンでもかなり報道されるようになった。これは「北朝鮮に重大な懸念」声明を出したASEANサミットが8月にマニラで開催されていた事や、デュテルテ大統領が「金正恩=バカ」発言をしたこともあるけれど、何より大きいのはグアム島へのミサイル撃ち込み予告であろう。

北アジア域内で撃ってるだけなら対岸の火事だが、グアム島はフィリピンの目と鼻の先である。こりゃ間違ってこっちに飛んでくるかもしれんぞ・・という恐れとともに、アメリカのトランプ大統領の「炎と怒り」発言で「本当に戦争が始まるのではないか」と言う恐怖感がフィリピン人の間にじわじわと広がっているのだ。

で、こういう話題になるとお呼びがかかるのが筆者なのである。なぜなら女房の従兄弟や近所の呑み仲間たちからは「あの日本人は国際政治に詳しい」と認識されていて(あくまでフィリピン人たちに比べての話だが)、それに毎日ヒマしてるから「この件は一体どういうことなのかしら?」というシーンで格好の臨時解説員になるのだ。





それで我が家に集まった従兄妹相手に北朝鮮のミサイル開発状況と周辺国の外交軍事スタンスなんか説明したのだが、案の定「だったら中国が北朝鮮に先制攻撃すればいいじゃないか!」「北朝鮮の国内民主勢力にクーデターをけしかければいいじゃない!」なんて話を聞いていたのかどうかも怪しげな意見が出てしまう。

まあ日本のオバちゃんに中東情勢を説明すれば同じような反応をするから、フィリピン人を小馬鹿にすべきでないのだろうが、しかし北朝鮮と周辺諸国を紙に図解化して書いても彼らの理解スピードはあまりに遅く(平均偏差値38くらいの高校の授業と思っていただくと良い)毎分一人くらいのペースで脱落していくのだ。

そして思った通り最後まで残ったのは聡明な従姉妹アニーとミレットの二人だったのだが、本格戦闘が始まれば1日以内に北朝鮮は無力化されるが、通常火力兵器によるソウル砲撃は100%避けることが出来ない!との結論に達した時に「あたし韓国人嫌いなのよね」という間の抜けた声が脱落組から飛び出たのだ。





愚鈍さでは一族トップを争う地位にいる従姉妹ローズアンである。こいつは一体どこで韓国人と接点があるのか判らないが、なんとも嫌そうな表情をしながら「I hate Korean(この場合は韓国人の意味)」と何度か言ったのだ。そうしたら・・・、さっきまで煙に包まれたような表情で黙って筆者の顔を見ていただけの脱落組が急に頷き始めるではないか。

「頭の狂った独裁者の息の根を止めるためには犠牲は必要だよ」「フィリピンにミサイル撃ち込まれない様にするためにソウルが火の海になるのなら結構な事じゃないか」などと発言する脱落組。さっきまで頭の血の回り具合の悪さを披露していたのに、なんで急に聡明になっちゃったわけ・・。

そして最後に残ったアニーとミレットからも「大砲の射程距離内に住んでるソウル市民がバカなんだ」というダメ押しが出て、よって全会一致でソウル市民1000万人は全員死ねば良い!と相成ったわけである。いや~君たちの事を今までさんざん馬鹿にしてたけど、結論だけはちゃんと正しい所に着地してくれるわけね。見直しましたよ。






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