日本に押し寄せる香港人

香港人はフェイスブック好きで、筆者の友人たちもパーティーやレストランでの一幕をアップしては「最高!」とか「おいしかった!」などとコメントを入れているのだが、ここ半年ほどの彼らの行動をよく見てみたところ、ある奇妙な事に気が付いたのだ。

日本旅行が多い、いや正確に書くと日本にしか海外旅行に行っていないのである。こう聞くと「そりゃ日本企業勤務とか日本とビジネスの付き合いがある香港人だからだろう?」と思うだろうが、確かにそういう面はあるものの何度見直してみてもおかしいのだ。

数年前のページにはタイや中国・雲南省、台湾あたりの写真で占められているが、2~3年前から日本の写真がチラホラと増え始め、そして今年に入ってからは海外旅行先は全部日本の写真だけになっているのである。

例えば昨年末に札幌雪まつりの写真をアップしていたサンディーは先週には沖縄に出没し、那覇市内の九州ラーメンらしき店で麺を頬張っている写真がアップされていたし、金持ちの実業家リョン氏と奥さんは社員旅行と称して今年だけで4回大阪に来ているのである。

スキューバダイビング好きなキャットは日本の文字が書かれた船に乗り込んでいる写真をアップしたし、筆者の元秘書役だったカレンは今年5月に富士山付近から「この界隈の(?)美味い寿司屋を教えて」とピントのズレた電話をかけてきたし、代理店のマックスは(どういう理由か知らぬが)世田谷区桜新町近辺に頻繁に出没しているのだ。

この他にも海鮮丼を持ってニンマリ笑うジェニファーに、講師の指示のもと蕎麦打ちに励んでいるブランカとその友人一行、名古屋の熱田神宮でお祈りしてるクリスタル、それと大阪・新世界で熱燗を呑んでるキャロルと旦那などとにかく全てがすべて日本なのである。





それで何人かの友人に「最近日本に来るのが多いね!」と聞いてみたところ、全員が全員とも「今までいろんな国に行ったけれど日本が一番居心地が良いからね」と回答し、タイとかマレーシアには行かないのか?という質問には即座に「NO」と書いてきやがったのだ。

その昔日本の芸能人が海外で年末を過ごすのはハワイと相場が決まっていたが、どうやら香港人の間では急速に「日本で週末を過ごす」という雰囲気が広がっているようなのだが、何事もリアリストな筆者は正直こりゃちょっと困ったな・・と思えてきたのだ。

と言うのはこいつら日本に住み着こうとするからである。1997年の香港返還の前に数十万人の香港人がカナダやオーストラリアに移民したのと同じように、彼らにとって居住地を変えるとか国籍を変えるのは想像以上にハードルが低い事なのだ。

「こんなに居心地が良いんだったら住んじゃおうよ!」というのが香港人の感覚で、それに香港の住宅価格の高騰で現在所有している狭苦しいアパートにも1億円なんて値がついてるから「だったら家を売り払って日本にマンションでも買うか!」と言い出しかねないのだ。

日本の永住ビザ条件がどうなってるのかは筆者が知らないけれど、仮に5千万円くらい投資すれば永住できます!なんて法律が出来ようものなら、筆者の感覚だと多分香港人だけで10万人、中国の政治圧力が強まればその倍から3倍くらい平気で居ついてしまうのではないだろうか。

「昨年訪れた大阪が余りに素晴らしかったから、今年も行こうと思うの」と筆者が妹のように可愛がっていたキャンディーがメッセージを送ってきたが、その後ビザ関係の質問がいくつか入っているのを見た時に筆者は複雑な思いになってしまったのである。それでキャンディーからの問い合わせには未だに返事しないままでいる。






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逆転現象で面白いね 

タイ・マレーシア・シンガポール・フィリピンは、何度も旅行したけど
気候・衛生面・治安とかを総合的に考えると、やっぱり日本の方が住みやすい。
マレーシアとか結構日本人が移住してますが、文化的には面白いのかな?
フィリピンは、移住しようと思えば明日にでもできるが、魅力がないな。
チィープな女やバクラ以外は何の魅力も無い、綺麗だったビーチだけかな。

永住ビサ 

民主党政時代に投資ビサの発給条件が大幅に緩和されましたそれ以前は一人最低300万円でしたが複数で300万になりましたので特にインド人が爆発的に増えました

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