別々に開かれるバースデーパーティー

2017/07/27 11:10:57 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

フィリピン人は大家族主義であり、誰かの誕生会となると爺ちゃん婆ちゃんから赤ん坊までが大勢で駆けつけて皆で祝うのが習わしなのだが、今週末の従弟ジャネルの30歳の誕生日はちと様相が違うのである。

同じ日に2つのパーティーが開かれるのだ。1つはジャネルと同居している母ピーナ(本当にこういう名である)と姉メイが共同主催する昼から始まるパーティーで、誰の目から見てもこれが本筋なのだが、これとは別にジャネルの兄ジェン主催の夜のパーティーが別の場所で始まるのだ。

なるほど昼の部は十数人いる子供たちが中心で、夜の方はオレら酒飲み大人向けか・・と筆者は勝手に解釈し、だったら俺は夜だけ参加するよ!とジェンの誘いに乗っかったのだが、本日ピーナ叔母から「日曜日は何時ころに来れるの?」と連絡が入ってきたのに驚いてしまった。

「いや、オレは夜の部に出るってアンタの息子に答えているけど・・」と答えると、受話器の向こうからはしばし「・・・・」な沈黙が続いた後で「ワタシはその夜の部は知らない」「他に誰が出ることになっているのか?」と聞こえてきたのには参ってしまった。

ちょっとしてまだ争いは続いてやがったのか・・。あのジェンの馬鹿野郎め!秘密でやるなら最初から言えよな!と思ったがもう遅い。結局筆者はピーナ叔母から愚痴を聞かされた上に(かなり長かった)昼の部の方も参加を約束させられたのである。

ややこしくて恐縮だが、事の始まりはジャネル・ジェン兄弟の実妹メイがシャブに手を出す、奔放な男遊びで誰が父親だかわからない子供を産むなど軌道から大きくズレちゃったからで、1年ほど前に「お前みたいなクズはもはや妹でも何でもないわ!とジェンが面と向かって三下り半を叩きつけたのだ。

ところがこのジェンに態度に対し実母ピーナが爆発し「実の妹と縁切りするとは、アンタみたいな冷血漢は私の息子ではない!」と叫んだ事から罵りあいが始まってしまい、弟ジャネルとその場にいた従兄妹たちの執り成しも空しく分裂してしまったのである。

ただ二十年前にピーナ叔母と元夫ジェン叔父さん(三兄弟の実父)は骨肉の争いを経て離婚したし、このエド叔父さんとジェンも2年前に冷戦状態に入っているから何も今始まったわけでは無いのだが、まるでこれは相続人の一人が創価学会員のせいで葬式を別々にやらざるをえない困った家庭のようだ。

こうなると筆者は関係したくないのでとりあえず今週日曜日は当日すっぽかすが、一見仲が良さそうな一家にも実はいろんな対決軸が内部にあって、ちょっとしたことで旧ユーゴスラビアのような内戦状態に陥る危険性を秘めていること改めて思い知った一日であった。






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