不味いウィスキーが蔓延する国

2017/07/22 11:21:50 | フィリピン雑学帳 | コメント:2件

一週間ほど前にエド叔父さんと義弟アベット、それと義弟の友人の3人が我が家に来たので、成田の免税店で買ったシーバス・リーガルを供したところ、これが余りにも美味いので全員ビックリしてしまった。香りのすばらしさ、豊潤さ、のど越しのまろやかさ、そして酔いの心地良さのいずれもが普段飲んでるウィスキーとは格段に違うのだ。

「これは30年モノか?」という義弟に「いや、シーバスの中では一番安い12年モノだ」と答えると一同「そんなことは無い!」と言い始る。確かに同じ12年でも筆者がいつも買ってくるジョニーウォーカー・ブラックラベル(ジョニ黒)とは明らかにレベルが違うのだから、彼らが疑うのも無理はない。実際いくら飲んでも悪酔いしないのだ。

昨年のクリスマスにはジョニ黒1リットルボトルを呑んだのだが、4人で1本空けたあたりで急に悪酔いし始め、そのまま寝ころんだら翌朝になっていた経験があるのだが、その時は「俺も随分と酒に弱くなったもんだな」とわが身を嘆いたのだ。まあ齢五十になったし中性脂肪やコルステロールに尿酸値とどれもが基準外なのだからある意味自業自得である。

ところが日本でニッカの余市を一人呑みしたときは700mlボトルを半分呑んでもシラフのままでいるのに驚いてしまい、そして日本の免税店で買ったシーバスも一人当たりボトル半分呑んでも心地良い酔いにかな~り上機嫌でいるのだ。つまり筆者の肝臓は別段弱くなったわけではないのだ。

「ジョニーウォーカーがダメなんじゃないか!」と言うエド叔父さん。確かにSMとかロビンソン、ピュアゴールドなんて大手チェーン店だとジョニ黒1リットル瓶で999ペソ(2200円)なんてやけに安く売られているから、前から「変だなぁ」と思っていたのである。

ウィスキー好きな芸人タモリの話だと、蒸留酒とはいえ樽によって出来上がりの良し悪しのバラツキあるそうだし、輸出先の法律に合わせて防腐剤や添加物を増やす会社もあるそうだから、おそらくジョニーウォーカー社は一番ダメなグレードの品をフィリピンに回しているんじゃないか・・と思えてきたのである。





それとサントリーに勤めていた大学の先輩によると、80年代か90年初頭に代理店契約を結んだアイルランドかどこかのウィスキーが大手酒販店から突っ返されてしまったのだが、味見をしてみたら確かにこれが全部マズくてどうしようもない代物に・・。なんと真夏にコンテナ船で何十日もかけてインド洋を移送したために熱ですっかり変化してしまったのだそうだ。

「インド洋航路のコンテナの中はサウナみたいになってるよ」と船乗りだったアベットの友人が言うや、確かにあんな安い値で売られてるジョニ黒がまともな輸送方式で運ばれたはずも無いな・・と納得する酒飲み4人組。それで今後一切ジョニ黒はやめてシーバスに切り替えようじゃないか!と言うと「だったら今から一本買おうじゃないか!」とエド叔父さんが言い出した。

筆者が日本から運んだシーバスは700ml入りの2本で、この段階ですでに2本目のボトルの四分の一ほどしか残ってない状態だったのだが、我々4人は俄然元気のままで、多少酔いが回っているとは言えこのまま社交ダンスでも始めそうななほど意気揚々としていたのだ。

ところが・・。アベットの友人に近くのロビンソンまで買いに走らせたシーバス12年1500ペソ也(3300円)の封を開けたら・・、「これはまったく別種の液体です」と名乗っているかのような粗悪な味が口の中に広がりはじめ、一同「ん?」と顔を見合わせてしまったのである。

まあオレたちゃ十分酔ってるからな!とお互い慰めあって本日3本目のシーバスを呑み続けたのだが、次第に口数が少なくなっていき、15分後にはエド叔父さんが「酔いが回ったので横になるよ」と場を辞してしまい、残り3人も胸やけがし始めてボトル半分残したままお開きになってしまったのである。

フィリピンじゃジョニー・ウォーカーだけでなくシーバスもダメだったのだ。となるとジャック・ダニエルやヘネシーなんかも全部同じなのだろうが、しかしこの味の違いって輸送時の熱による変化だけなんだろうか?と疑問に思えてきた。つまり粗悪な添加物どころかひょっとして全部ニセモノとかね・・。どなたか事情をご存知だったら教えていただきたい。






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コメント

ありそうな話

2017/07/22(土) 11:50:22 | URL | oyoyo #-
すべてが二流品・三流品の国ですよ。
電化製品が良い例ですが、バルグ品のハードディスクトとかすぐ壊れます。
日本で出回っているバルグ品も当たり外れはありますが、結構持ちます。
ウイスキーとかも、免税店でも国によって品質はバラバラでしょうね。
昔は免税額一杯ブランデーとか買ってきてましたが、今はね値段も変わらん。

2017/07/22(土) 12:28:29 | URL | まえだ #-
「キャップの封印のラベルナンバとボトルのバックラベルの
ラベルナンバが一致するかどうかを確認するのが一番確実です。
この番号はユニークなので、一つとして同じものはないはずです」

こんなチェックの仕方があるようです。私も偶にシーバスは買って飲むので明日にでも買ってみようと思っています。(勿論セブのSMあたりで)

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