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震災を生業にする人たち

大学の後輩H君は一昨年まで仙台支局で東北大震災担当デスクという肩書を務めていた新聞記者である。彼とは昨年のOB会で久しぶりに酒を酌み交わすことが出来たのだが、デスクと言うからキミに部下は何人いるのか?と聞いたところ「自分ひとりでやってるんです」という答えが返って来た。

震災直後には何十人もの記者が東北各地に配置されたが、数年も経てば人々の関心は薄れてしまうもので、もともと東北出身のH君ただ一人震災復興を追いかける仕事を与えられたわけだが、「あそこには変な連中が一杯いるんですよ・・」とこぼしていた処を見ると、明るい未来的なイメージからは程遠い現実がそこかしこに有るらしい。

その時H君が代表例として話してくれたのがあるNGOの事である。仕事上H君はいろんなボラティアに取材に行くのだが、東北の復興支援を謳って多額の寄付金を集めているNGOの事務局メンバーを調べたら彼ら全員とも1年前まで神戸で活動していた事に気が付いたのだそうだ。

この団体は地震専門で最近東北に移ったのかな?と最初は思っていたが、神戸の支局に問い合わせたとことNGOの設立幹部たちは東北に住民票を置いてあるものの神戸に居ついたままだし、集めた寄付金と彼らの東北での活動はどう見ても釣り合いがとれないことが判って来た。

これ、集めた金は神戸に流れてるんじゃないか!と疑ったH君は早速このNGOに取材を申し込んだところ、これが見事に取材拒否・・。しかH君の下に部下でもいればこのNGOの追及取材が出来るのだが、前述のようにH君一人だけで、仕事は溜まりに溜まっているからそうもいかない。





それで結局このNGOの事は何も調べられないままなのだが、それを聞いた筆者らは「それが本当ならとんでも無い話だ!」と怒り始めたのは言うまでもない。善意ある人々は東北の人々のための募金をしたのだから100%東北に使うべきで、それをNGO独自の判断で神戸に向けるのは詐欺と同じではないか。

しかし筆者らが怒っている最中にH君の口から「神戸の震災支援は長らく利権化してましたから」という言葉が出て筆者らは一瞬言葉を失ってしまった。利権?それどういう事?と聞いたら「20年も前の地震の事をTBSやテレ朝が今でも盛んに番組で取り上げていること自体変だと思いませんか?」という答えが返って来たのだ。

筆者は長いこと海外にいるので良く判らないが、確かに一時帰国した際に神戸震災のニュースが流れるのをみて「しつこいな・・」と感じたものだ。今でも復興公営住宅に・・とか番組内でキャスターが憐れみの声で説明していたが、20年経っても自分の家を建てられないって、こいつら一帯どういう経済感覚してるんだ・・と思ったのである。

しかしH君が「神戸の人たちは被害者を演じることでメシを喰うつもりだったんです」と言うのを聞いて思い当たることがあった。神戸震災で最も被害を受けたのは日本の最下層に位置づけられた人たちが多く居住する地域だ・・。そこには当然ながら人権ビジネスのプロたちが昔からずっと根を張っていたのである。

何百年も前の不当な扱い、有りもしない強制連行を理由に行政を恫喝し何十兆円もの補助金をせしめて来た連中である。彼らにとって阪神淡路大地震とは天から降って来た格好の機会であり、左がかったメディアを動員して国民の憐憫の情を一手に集め、孫、曾孫の代までカネをせしめる気だったのではないだろうか。





ところが運悪く16年後に東北でもっと大きな地震が起こってしまい、しかも困った事に東北人と言うのは関西人とは違って何事も自分で解決しようという気風に満ちた人たち、良識的な人たちである。だから5年くらい経過した段階で「もう自分たちでやれますから援助は要りませんよ」と言われでもしたら神戸の人間たちは困るのだ。

それで東北に乗り込んで「永遠無限に東北を援助すべき」というプロパガンダを展開し(関西人だけあって口だけは達者である)、集まったカネをネコババするようになったのか!と聞いたところ、H君は「ええ、そんなもんですが、それもほんの一部でして・・」と答える。なんかもっとドでかい事がありそうな口ぶりだ。

しかし心優しく真面目な東北人のH記者はそれ以降口を閉ざしてしまったのだが、その後ニュースなどで時たま「東北大震災で家族を失った○○さんです・・」と紹介される人を見る度に、大変失礼ながら「あんた本当は関西の人間なんじゃないの?」と疑るようになってしまったのである。

それにしてもH君が言いよどんだのは一体どんな内容なのだろう?民間ボランティアが集めた金だけでなく復興交付金の一部が神戸に流れているとか、あるいは復興庁自体が神戸震災被害者グループに乗っ取られていて、国民の知らないところで背後にいる人権団体の貯金箱にされているとでも言いたかったのだろうか。

6年前の大震災は日本にとって悲劇であり、この震災によって大切な人を失ったり甚大な被害を受けた方たち対しては筆者は援助を惜しむ気はないけれども、そこに付け込んでカネを騙し取る輩がいるとは言語道断である。それにしてもこういう輩を黙って放置しているとは神戸とは一体どういう空気感が支配しているのか・・と首をかしげてしまう






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管理人さんの情報網の手広さには、いつも感心しながら読んでいます。

アフリカ諸国への援助金が末端の人々にはなかなか届かない、そこに行き着くまでに途中で抜き取られてしまうとはよく聞きますが、日本にも天災を金づるにしようとするハイエナのような輩がいるんですね。

こんな連中に比べると、テレサの厚かましさなど他愛ないものに思えてきました。

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