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小奇麗なスラム街

高級ホテルを展開する星野リゾートが大阪・通天閣のお膝元、新今宮にリゾートホテルを建設するというニュースを見た。なんでも場所はJR新今宮駅の北側にある4200坪の空き地で、1泊2万円程度のホテルになるそうだが、地元大阪からは「信じられない!」という声が上がっているらしい

この一帯は1泊1000円程度の木賃宿が立ち並んでいるし、すぐ東側には大阪新世界、線路を超えた南側はドヤ街釜ヶ崎という日本屈指の底辺地域だからだ。朝から酒飲んで酔っ払ってるオッちゃん達で溢れている場所に高級ホテルの客なんか来るわけが無い!ということらしい。

しかしアジア圏で暮らした事がある方なら、この論理はあくまで日本国内だけに当てはまる話で、現在日本各地に溢れている中韓アジア旅行者は適用外な事はよくお分かりだろう。彼らアジア人から見れば日本はどこでも大変クリーンな国であり、日本の底辺と言ったって世界的にはかなり上の方にいるのだ。





例えば筆者が16年間住んだ香港である。旅行者はセントラルや九龍の表通りしか見ないが、ちょっと裏道を入れば築50年のボロボロのビルが建てそこかしこに建ち並んでいるし、世界的に有名なペニンシュラホテルだって通りを渡って1分のところにインド人やアフリカ人だらけの魔窟「重慶マンション」があるのだ。

だいたいアジアじゃ路上売春婦やシャブの売人、物乞いに違法屋台と窃盗犯はありきたりの風景の一部なのである。筆者の女房も一昨年初めて日本を訪れた際に大阪・阿倍野から新開筋商店街を西進して飛田新地、萩ノ茶屋の玉出スーパーまで歩いてみたが、女房の目には「儲かって無さそうな割には小奇麗で立派な商店街」としか映らなかったのだ。

それにグーグルアースを使って女房の従姉妹たちに「これが日本のスラム街だ!」と見せた時にも、従姉妹フィリンの口からは「あんたは低所得者向け住宅というけれど、日本のスラム街の住人というのは随分と立派なマンションに住んでるじゃないか・・」と劣等感の入り混じった嫌味を言われたのである。





よほど豊かな環境に生まれ育ったのでもない限り殆どのアジア人旅行者の目には渋谷センター街と大阪・新世界との違いはあんまり感じないし、銀座四丁目のスノッブで落ち着いた雰囲気は彼らにとっては「ここって寂れているね」としか思えず、道頓堀の食い倒れ横丁やかに道楽界隈の方が遥かに一等地に見えるのである。

その一等地通天閣の目と鼻の先に坪単価が道頓堀の七十分の一という破格の値段で眠っていた・・。今回の入札では星野リゾート以外には誰も手を挙げなかったようだが、香港の不動産屋の目から見ればこれはとんだ掘り出し物である。正直星野リゾートは余った敷地を外国企業に転売を考えているのではないか?などと考えてしまう。

このホテルは今から4年後に開業するそうだが、その時の大阪には今よりも多くの外国人旅行者が押し掛けているに違いない。おそらくこのホテルにはもっと辺境に住む中国人や、フィリピン人、インドネシア人にインド人、ケニア人、ロシア人なんかで溢れかえり、現在よりも遥かに強いエスニック臭を辺り一帯に放っている事であろう。エッ?ここにそういうの持ってくるの困る?でも今だって同じだからいいじゃないの。






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