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フィリピン地方政治の実情(前編)

2013/07/13 03:51:31 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

こっちに来てからバスケットボールコート(写真下左)や小学校の建物(下中)、町役場の椅子(下右)などにYNARESという文字が書かれている事が気になるようになった。筆者が出歩いているのはCAINTAとかTAYTAYという場所なのでYNARESというのは地名でもないし一体何だろうと思っていたのだが、先々週女房の実家を訪問するためリサール州を端から端に横断した際、行けども行けども全てのバス停の屋根の上に大きくYNARESの文字が書かれていたり、バス停自体がYNARESの最初の文字Yの形状をしているのを発見した(写真下下)。なんだ・・バス会社の名前か・・西武鉄道とか京王帝都電鉄が学校に体育館を寄贈したようなもんか・・なるほどね・・とその時は納得したのである。
inaresbasket.jpg Inares Elem Inares Chair busstopinares.jpg

さて今週半ばに所要で再度女房の実家に行くことになったのだが、あいにく我が家の車は修理に出しているので仕方なくバスを使わなければならない。女房と同居人たちがどのバス会社で行くかと話しているので、筆者が「YNARESバスで行けばいいじゃないか。路線もいっぱいありそうだし」と会話に割り込んだところ、全員が「はぁ?」という顔をし始めた。発音が違うのかと思いイネアースとかワイネアーズとか言い直したのだが、YNARESの発音はイナレスで正しいがバス会社の名前ではなくてリサール州の州知事の名前だというのだ。そのあと同居人の中では一番モノ知りの大学生の姪(女房の妹の娘。かなり生意気)がYNARESファミリーについて説明してくれた。
24148_10150166517200224_4997678_n.jpg

まず父親(下の写真左)は1992年から2001年までと、2004年から2007年までに2回(2期ではなく2回)リサール州知事を務めたのち引退したらしい。次に母親(写真中)が2001年から夫の代わりに州知事を務め、2004年に夫にバトンタッチするとリサール州最大の市アンティポロの市長になったが今年再び州知事に返り咲いている。さらに二人の間にできた息子(写真右)は2007年に父親と交代する形で州知事に選出されたが、今年任期終了となったため母親の跡を継ぎアンティポロの市長になった。もう一度言うが現在の州知事は再び母親が務めている。つまり21年もの間リサール州の州知事ポストはこの親子3人の間を行き来しているだけなのだ。またこの親子以外のファミリーメンバーもあちこちの町長や村長を務めていて、兄弟親戚同士で首長ポストの入れ替えを繰り返しているらしい。こんな一族全員がロシアのプーチン大統領みたいな政治状況を選挙民はよく黙っているなと思うが、このYNARESファミリーはフィリピンの他の州の政治家一族に比べれば相当まともな方らしいのだ。「いろんな設備や学校を作ってくれるじゃない!YNARESは立派な政治家よ!」と姪は鼻を膨らませながら言った。
papaynares.jpgYnares.jpgsonandwife.png


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