アメリカさんの部屋

2017/01/24 20:33:25 | 事件と陰謀論 | コメント:0件

日本の製造業が息を吹き返したのは1950年の朝鮮戦争からと言われているが、筆者のいた会社はそれ以前にアメリカへ輸出を開始していて、しかもアメリカ側の代理店を務めたのが如何にもな一族の企業なのである。ちょっと驚くくらいのショートカット。これはどういうことなのか?はこれはもう皆さんのご想像の通りである。

GHQが戦争犯罪者を逮捕したり、上野駅の地下に屯する浮浪児たちの頭にDDTをぶっかけていたのと同じ頃に、GHQの経済部門の高官たちは日本解体を計画する一方で日本の財界人たちと裏取引をしていて、いくばくかの金を受け取れば「もうすぐ新円切り替えで手持ちの円が紙くずになるよ」とか「不在地主は没収になるぞ」なんて情報をリークしていたようである。

さらに大きな裏取引だとアメリカの投資銀行や弁護士なんかも一枚嚙んでいて、底力がありそうな会社の株を底値で買ったり、工場接収や幹部の公職追放をネタに脅しをかけて非上場の株を毟り取ったり代理店契約を結ばせていたらしいが、しかし一方の日本人側だってそこは巧妙に立ち回って資産を二けたも三ケタも増やしていたらしい。筆者のいた会社のオーナーもその一人だったのだ。

それと前述の通りGHQが本館を返還したのは1950年代だが、この最上階の一角だけは1970年代までアメリカ人が居座り続けていて、年輩社員の記憶によれば一応弁護士事務所かなんかの看板が掲げられていたそうだから、おそらくこのアメリカ人弁護士はここ銀座の超一等地でGHQ高官と日本の財界人達との間で交わされた裏取引のその後の見守り役兼管財人をしていたのではないかと思う。





当時興味を持った筆者は財務部にいた年輩の社員に古い外国人株主たちの事を聞いた事があるのだが、確かに株主リストにはアメリカの投資銀行とは別にアメリカ人の個人株主の名前がズラリと並んでいたそうなのだが、ずいぶんと昔の話なためいったいどういう経緯だったのかなんて判らないよ・・という答えが返って来た。

だから一体彼らがどういう立場の人間で、どれほどの規模の裏取引が行われたのか?それは筆者の会社の株式だけだったのか?案外銀座の超一等地のビルのいくつかはGHQの高官の子供や孫たちの手に委ねられているのか?といった事は最早調べることは出来そうにないのだが、しかし本館ビルの最上階の一区画をずっと空きのましているのはオーナー一族だから、ここには何か特別な理由があるのだろう。

銀座の街並みを見るのにここ以上無いのではないかと思えるほどの絶好のロケーションなのである。だからここには軍服を着たGHQの高官とスーツ姿のウォール街の代理人、それとオーナー一族と怪しげな日本人たちが集って復興していく銀座の街並みを眺めながらウィスキーグラス片手に嬌声を挙げていたのだろうな・・と思うのだ。

映画「シャイニング」の中に過去の亡霊たちが高原に建てられた古いホテルのボウルルームに集まってパーティーを開いているシーンがあるが、ひょっとしてあの銀座の豪奢なビルの最上階にも毎晩70年前の亡霊たちが集まって矯正を挙げているのかもしれない。そこにいるのはマーカット少将?それともケーディス大佐?それとも・・・。だとしたら深夜ちょっと中を覗いて見たい気もする。






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