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東芝って何か変だ

東芝の原子力事業における赤字が7000億円へと膨らみ、債務超過を避けるために白物家電や医療機器に続いて半導体事業さえも売却するというニュースを聞いて胸が痛くなってしまった。筆者の学生時代の友人で東芝に入った人間は何十人もいて、特にS君は半導体の営業として香港に赴任し筆者と再会を喜び合った仲である。

筆者がいたのも電子部品業界だが、半導体の売上は1社で超円単位と莫大な規模だからスケールが全然違う訳で、よくS君からは韓国サムスンの背後には政府の情報機関がいるのだ・・とか、シリコンバレー駐在員がスキャンダルで脅されてしまい技術情報が韓国にバレバレになっていたのだ・・などとなかなか興味深い話を聞かされたものだ。

また課長島耕作の舞台になっただけあって東芝社内の権力闘争は相当のものらしく、特にS君は半導体事業部ではなく本社国際部というお目付け役職場から香港に派遣されて来た身分だから相当風当たりが強く、S君と香港のあちこちに居酒屋で逢う度に「こんな事で負けてられるか!」と呟くのを何度も聞かされたものである。





さて筆者はもともと日本のビジネス雑誌なんてのはハナからバカにしている人間だけれども、そうは言っても一応社内での会話について行くためにその手の雑誌も嫌々読んでいた時期があるのだが、東芝の連載記事を読んでいくうち「なんかこの会社アメリカに嫌われてるんじゃないの・・」と思えてきた事があるのだ。

筆者の世代だと東芝と聞くと最初に頭に思い浮かぶのはココム違反事件で、この会社が作った工作機械が第三国経由でソ連に流れてしまい、その結果ソ連の潜水艦のスクリュー音が飛躍的に静かになったために当時西側国家が結んでいた対共産圏貿易規制に引っかかってしまったのである。

ところが後年東芝機械に入った池田と言う高校のクラスメートに聞いたら「具体的な事は言えないがあれは嵌められたんだ!」と言うので、興味を持って調べてみたら当時あの程度の機械は住友でも石川島播磨でも三菱でもボンボン輸出していたし、それに東芝の機械と潜水艦のスクリュー音減少との直接の因果関係は無かった様なのだ。





つまり東芝はアメリカに狙い撃ちにされたようなのだが、となるともう一つ気になるのは原子力事業の最大手である米ウェスティングハウス買収後の大事件である。高値で買った事業も時間をかけてじっくり育てれば金の卵になるかと思いきや東北大地震が起こって福島原発が爆発し、日本全土で原発の灯が消えてしまったのだ。

1980年代の半導体や2000年代のDVDなど東芝の主力製品はなぜだかアメリカから目の敵にされて徹底的な妨害を受けてきたのだが、一方ライバルとも言うべき日立はあんまりそう言った話は聞かない。となるとなんか東芝とアメリカの間に深い遺恨となる出来事があったのではないか?と陰謀論好きな筆者はついつい考えてしまう。

S君が香港から帰任してから二十年もの時間が過ぎ、彼とはもう疎遠になってしまったが、いつか彼と再会する日が来たら東芝の社内に流れるアメリカの間に起こった噂話についてちょっと聞いてみたいと思う。それはうんと昔のまだ日本がアメリカの占領下にあった頃に端を発するんじゃないか・・と筆者は思っているんだけれどね。






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東芝とアメリカの間に、世に知られていない遺恨があったとしたら…、

知りた~い!

こんな国際的サスペンスは大好きです。

東芝とは因縁がある 

亡くなった父親が、東芝系列の店にサービスマンで勤めていて
独立した時に、元勤めていた店の圧力で東芝に相談したら無視されたらしい。
それからは、他の電器メーカーとはそれなりの付き合いがあったが
東芝の電器製品は、一つも取り扱った事も使った事もなかったね。
この前、ネットでLED電球を座してた時、東芝のがバナより安かったので買ったのみ。

日立には、現在SEで勤めているのと付き合いがあるが、統廃合が激しくて
相当リストラしてやってるようです、その辺りの勝ち負けの差もあるのでは?

 

かなり前から、アメリカの原子力発電所建設能力は、殆ど無い。技術者が拡散してしまったから。

軍事的に、原子炉の製作技術は、絶対必要なものですから。日本の防備を肩代わりしているのだから、これくらい負担しろ。ってことじゃ。

ところで、フィリピンでも、原発再開案がありますが、制空権を持っていない国が、都心近くに原発作って、どうするの?

 

課長島耕作の舞台って「まねした電器」だと思ってましたが・・・

まねした電器だと思います2 

あの本、偉くなる前の頃はよく読んでました。
フィリピンで働いていた場面も出てきましたよ。
確か、同僚がバクラと仲良くなって、落ちこぼれてかな?

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