死線を乗り越えた信仰の女

女房の遠い従姉妹で香港に出稼ぎ中のカルメンが元気になったと連絡が入った。このカルメンは今年6月に胃ガン、それもちょっとヤバい部位に発症していることが判明し、難しい手術になることから周囲の人間はかなり心配していたのだが、雇い主の香港人夫妻が名医を探し出したおかげで生命を長らえたのである。

「あ~、一時はどうなる事かと思ったけど良かったわ!」とカルメンの妹グレースと喜びを分かち合う女房。筆者ら夫妻が香港にいた頃は毎週のようにカルメンが我が家に遊びに来ていたから、筆者だってホッと胸をなでおろしたのだが、しかし同時に「これでカルメンのもう一つの病は更に重くなるな」と思ってしまったのだ。

このカルメン、困った事に創価学会の熱心な信者なのだ。25年前に出稼ぎ家政婦として香港にやって来たカルメンは付き合っていたトムボーイ(オナベ)に有り金すべて騙し取られて絶望のどん底に落とされたのだが、その時にカルメンに手を差し伸べたのが今の雇い主である香港人夫妻(創価学会員)だったのである。





ちなみにこのカルメンは偶然というのは信じ無い性質で、例えば道端で出会った犬や猫が自分になついてくるのにも何かの因縁を見つけ出してしまうような思考回路を持っているから(だから20年間コツコツ貯めた金も騙し取られた)、ひとたび創価学会の会合に行くや雇い主もびっくりする程の速いペースで熱心な信者へとなっていったのである。

当然こういうのが毎週我が家に遊びに来れば宗教の売り込みを始める訳で、あまりのしつこさに筆者は「お前が信じているのは邪教だ!」と叫んで、皆の前で創価学会が行ってきた強引な勧誘行為と信者の資産略奪、そして数多くの経済事件への関与に東村山女性市議など反対派の殺害事件などをまくし立てたのである。

結局それ以降カルメンは我が家に来ても宗教の話を一切しなくなっただけでなく、カルメンの二人の妹は創価学会ではなくフィリピン・ダバオに本拠を置くキングダム・オブ・ジーザスクライスト(KLC)に入信したから筆者のこの脅しは一定の効果があった様なのだ。





しかしその後もカルメンは創価学会への傾倒を深めていき、毎年雇い主の娘2人と一緒に創価学会の本山だか何だかに巡礼するようになり(怪しげな日本語を話すようになった)、筆者が香港を離れた4年前には香港創価学会のフィリピン人部会の幹事のようなポジションに昇格していたのである。

そのカルメンが死線を乗り越えて無事生還したとなれば、これはもう今まで自分を押さえつけていた常識なんか全てかなぐり捨ててしまい、穴という穴から液を出しまくって日蓮だか牧口だか池田のデブといった邪教の指導者への感謝感激に身を震わしている訳だから、そんなのと出会おうものなら・・。

今年のクリスマスは無理だけど、カルメンは旧正月はフィリピンに一時帰国できそうなんだって!と女房は嬉しそうに言うが、そんな歩く南無妙法蓮華経布教マシーンが家に来られたらエラい事になってしまうではないか・・。そして筆者の脳裏には「だったらカルメンはもう一度何か軽いけど慢性的な病気になって・・」などと大変不謹慎な思いがよぎってしまったのである。貧血症なんてどうかね・






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学会、さすが韓国の宗教だけあって、国際的戦略はたいしたものですね。
胃がんの手術を雇い主負担で受けれるなんて、ある面では恵まれているのかも。

 

こういう宗教に夢中な人は「だから癌になった」ではなく「癌まで治してもらった」と考えますからねぇ。

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