マニラ空港射殺事件は麻薬関与の前市長が黒幕

2013/12/23 18:16:44 | ニュース | コメント:0件

昨日書いた筆者の記事にいくつか誤りがあることが判明したこと、そして生き残った市長の娘が証言し始めたなど、事件の背景がかなり分かってきたため追加記事を書くことにした。タルンパさん・・アナタの事を悪く書いてごめんなさい。筆者が読んだ記事が間違っていたのですが、他の記事と照らし合わせて吟味してませんでした。
     Ukol-Talumpanwife.jpg

まず筆者の誤りであるが、殺されたタルンパ(写真上)が市長になったのは今年であり、それ以前は前市長ナンダン(写真下)の元で副市長を務めていた。さらに二人の関係は一族抗争を繰り広げるなど極めて険悪であり、タルンパは過去2回ナンダンの手先と思われる殺し屋に襲撃されている。
     kitty03.jpg

ちなみにネットでMayor Wilson Nandangと入れて検索してみると、この前市長は州議会から汚職と違法行為で職務停止命令を受けたり、所有する4件の住宅が不可思議な火災に有し、しかも取材した新聞記者(やらせではないかと報道した)が直後に暗殺されてしまったりと、相当問題のある人物のようである。
     Labangan Burnt houses 01xx copy
   
今年5月にタルンパが市長に就任すると、ナンダンとその前の市長アフダル(写真下)、それとナンダン一族の一名の合計3人がリーダーと目される麻薬カルテルを潰すため積極的なキャンペーンを実施したらしい。報道によれば、この3人はPDEA(麻薬取締局)の監視リストに載っている犯罪者だが、3人のうち市長経験のないナンダンだけが今年5月に収監されただけで、なぜかPDEAは残り2名の市長経験者の逮捕は出来なかったようである。
     AFDAL.png

ただしタルンパが清廉潔白な政治家であったのかどうか?9月にアフダルの息子殺害を指示したのかどうか?については諸説あり現時点では不明であるようだ。ミンダナオの一部地域の人々は国家よりも一族への帰属心が強く法律も守られないため、過去70年間に7000人の人間が抗争で殺害されている。こうした特殊な政治風土のため、今回の事件も一族抗争の一環として見られているようである。
    
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