人さらい村伝説

2016/11/22 05:47:57 | オカルト系 | コメント:2件

筆者が子供の頃に祖母の家に良く出かけては公園で泥んこになるまで遊んでいると、夕方6時ころには決まって祖母が「人さらいが出るから家に帰ろう!」と迎えに来たものである。いくら昔とは言え昭和40年代の埼玉県川越市はそれなりの町だったから、年長になるにつれ「そんなことは無い!」と反発したのだが、祖母は「山からサンカが下りて来るんだよ!」と一喝するだけである。

なんでも祖母が小さい頃は近所の子供が突然神隠しになってしまうケースが結構多かったらしく、そうなる度に近所の人たちは「きっとサンカにさらわれたんだよ!」と噂し合っていたというのだ。サンカというのは日本版の山岳民族のことで、山で採れたシイタケや蓑造りを行商しに下界へと降りて来るのだが、そこで目ぼしいガキを物色しては籠の中に押し込んで山へと連れ帰ってしまうのだという。

あまりの荒唐無稽な話に筆者はバカ笑いしただけだったが、一方祖母と言えばこれは真剣そのもので、ある時など近所の婆さん仲間を何人か連れて来てきては「この子がアタシの言う事を聞かないから言い聞かしてくれよ!」と言って、サンカ族は子供が減ってるから他所からさらうのだ!とか、近親結婚が多いから新しい血が必要なのだ!など延々と聞かされてウンザリした覚えがある。





皆さん既にご存じのように子供をさらうのは変質者によるいたずら目的や女衒に売り飛ばす事であり(サーカスに売るという話も良く聞いたがウソである)、中世のヨーロッパじゃあるまいし種の保存の為に子供を籠に押し込めてさらっていくなどバカバカしいにも程があると思っていたのだが、今から数年前にある団体に関する本を読んだ時にピン!と来るものがあったのだ。

ヤマギシ会である。この狂ったカルト団体については一昨日とその前の日に日記にしているので繰り返しになってしまうが、この団体では子供はヤマギシ会の共有資産として親元から引き離して育て、また30歳を過ぎた女は元気な赤ん坊を産めない!という理念のもと強制離婚と結婚を繰り返しているという個所で目が留まったのである。

まるで豚の養殖ではないか・・。まあ実際ヤマギシ会は農業団体として牛や豚、鶏に野菜の生産を糧にしているのだけれども、この発想を極めていけば全ての財産を投げうってヤマギシ会に入信した信者たちの品種改良に取り組むのは自然の流れの様に思えるし、その延長で頭数の増加と健康な血を入れるためガキをさらっていても不思議じゃないな・・と思えてきたのだ。





「そんなバカな事はあるわけない」とお思いの方もいるので、ここでちょっと話をずらしてヤマギシ会の洗脳手口を説明したいのだが、他所から引っ張って来た人間が最初に参加する1週間セミナーのクライマックスは「怒り研鑽」というプログラムで、これは参加者全員に対してまず「あなたの人生で一番アタマに来た事」を話させ、そして全員の話が終わったら「では、なぜあなたは腹が立つのか!」と質問攻めにして参加者を考え抜かせるのである。

何を言っても「なぜあなたは腹が立つのか!」を繰り返す禅問答を集団でやるものだからそのうち頭が宇宙へ飛んでしまい、そして種明かしをすれば「頭に来た!と言う感情があるから腹が立つわけで、だったらそういう感情を生み出す思考回路を消去してしまえば良い」という境地へとたどり着くのである。こう書くと簡単だが、ここに至るまでに感情神経回路は断ち切れてしまっていて、洗脳されずに逃げ帰っても精神病院のお世話になるほど脳がダメージを受けているそうだ。

実がこれがヤマギシ会の信者飼いならし法のミソで、一旦怒りと言う感情を失ってしまった人間たちは上からの命令に対して反発することが無いのだから、全財産を寄こせ!とかあんたの奥さんをオレに寄こせ! アンタの子供を殴れ!ガキをさらって来い!お前はもう家に帰ろうと考えるな!などとトンデモナイことを言われようが、動く植物のように脳が漂白されちゃった信者たちはなにも疑わずに言われた通りにするのである。





さて話を元に戻すと、このヤマギシ会の最初の農場があちこちに設立されたのは1960年代だそうだからサンカの人さらいとは時期が明らかに異なるのだけれども、なんか彼ら独自の品種改良的な発想と1970年代に数多く流入した新左翼分子の突破型行動力を掛け合わせると人さらいとか平気でやりそうな気がしませんか?

もちろんこんなの筆者の推測だし、九分九厘間違っているに違いないのだけれども、三重県あたりじゃ「ヤマギシの村に近づくな!」と評判が立ってるとか、上の命令を何も疑わずに行動する漂白会員の存在、そして無農薬野菜や有機卵の行商をしているのは山岳民族サンカにそっくりでひょっとして子供の物色も兼務してたんじゃ・・など考えると、人さらい村って昔はサンカで今はヤマギシ会なんじゃあ・・と思えてきたのだ。

そこでもしもこの日記を読まれた方の中にヤマギシ会の元会員の方がいたら、あなたの周りに何処からかさらわれて来た人がいませんでしたか?とお聞きしたい。なお筆者はヤマギシ会を珍妙珍奇な見世物小屋感覚で見ているだけでアンタらがマトモな団体じゃない方が嬉しいから、もしも教祖山岸巳代蔵や農業実験法や最大目標のZ革命について書いたようなお便りは読まずに廃棄しますよ。






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コメント

2016/11/22(火) 13:31:57 | URL | starchild #/9hBKkrU
人間の脳は、やり方が解れば、操作・洗脳されやすいのでしょうね。一番驚くのは、催眠術ですよね。

サンカねぇ…

2016/11/23(水) 02:13:32 | URL | 通行人 #ax4px7aw
「山のわざわい」の意で「山禍」と名付けられたとか…。
共産主義も新興宗教もマルチ商法、自己啓発セミナー、ヤクザに至るまで洗脳と自我の破壊、再構築に長けた人々がある程度、存在していて社会的に意義があったり(経営コンサルティング的なものに対する盲信)、有害なもの(極端に言えば非人間的なコミュニズムへのオルグ等)枚挙にいとまが有りませんね。

人間は、それほど「寄る辺」を求めて止まないのでしょうか。
共産主義者のプロレタリアから、ヤクザ、同和、在日、〇〇被害者の会にいたるまで全て被差別を主張する「弱者」の怨嗟に感じます。
「自分が弱者なのは強者が、この世に存在するが故だ。則ち強者を滅ぼせは弱者は存在し得ない」
…的な(笑)
そう思われる方は何故、いじめがこの世から無くならないのか、真剣に考えましょう。


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