奇妙な家族

筆者は統一教会やオウム真理教などイカれた宗教団体の話が好きで、いろんなメディアに登場する彼らの珍妙な教理や異様な行動、目がぶっ飛んだバカ女の叫びなどの奇態を見つけてはケタケタ笑い飛ばしている嫌な野郎である。

これは大学時代に駅前で雨の日も風の日も勧誘に粉骨砕身していた原理研究会を見物していた頃からの趣味で、桜田淳子の集団結婚式騒動や弁護士一家失踪事件が世間で騒がれていた時期にはカルトに詳しい筆者はオフィスで時の人となり、鼻の穴を膨らましていたのである。

パナウェーブ研究所にライフスペース、顕正会の時には生憎と筆者は外国にいたのだが、もちろんカルト好きな筆者はOCSという図書郵送サービスでいろんなカルト団体の書籍を取り寄せては読み漁っていたのだが、そういった書籍の一つである米本和弘の「カルトの子」を読んだ時に「アレ?」と思い当たってしまった事があった。

この本は自然農法と農業共同社会のヤマギシ会の子供たちがどれほど精神を破壊され病んでいるのかを詳細にリポートしてある衝撃の書なのだが、そこに登場する豊里実顕地とか春日山実顕地という名前を目にしたときに小学校時代のクラスメートからこの名を度々聞いた事を思い出したのである。

彼は三上昌一くんと言って小学校4年の時に他所から転校してきたのである。彼は快活な少年で筆者とは家が近かったこともあって直ぐに毎日のようにお互いの家を行き来する関係になったのだが、筆者と同級生たちは彼の家に行くたびにこの一家はなんか変だな・・と思うようになっていったのだ。





彼には二人の弟がいるのだが三人とも丸っきり似てないのである。いやもちろん双子だって似てないケースは沢山あるのだから別におかしくないのだが、ここで言う「似てない」というのは筆者ら10歳のガキの目から見ても彼らはお互い違う国籍なのでは?と思えるほど別血統なのだ。

それとお母さんがものすごく若いのだ。今じゃ美魔女とか呼ばれる40代の女性だっている日本だが、1970年代の小学生のお母さんと言うのはすでに女を捨ててブクブクになってるのが普通なのに、三上君のお母さんは3人の息子の母親にしては女子大生みたいに若々しいのである。

それと彼らが休みの度に行っていたキャンプである。夏休み明けなど彼ら三兄弟は真っ黒に日焼けして学校に戻ってくるのであるが、変なのは彼らはそこで何をしていたのか余り言いたがらなかった事と、キャンプから帰って来るたびに弟のコージ君が異常なほどヒステリー状態になっていて、校門で誰かとケンカをおっぱじめたり図書室の本を破る、火災報知機を鳴らす(正確には壊す)のだ。

三上君の家に行けば行くほど不気味な新発見があるものの、しかし筆者らは10歳の少年だからそんな事も直ぐに忘れて彼ら三兄弟とは仲良く遊んでいたのだが、ある日突然彼は学校に来なくなってしまい、そして2週間くらい後に担任の先生から他の学区へ転校しました!と聞いたきり彼とはそのままになってしまったのである。

その三上君を知るキーワードがこの本にあった・・。それでヤマギシ会に興味を持った筆者はこの教団について書かれた他の本なども取り寄せて読んでみたのだが、このソ連のコルホーズみたいな農業団体だと思っていたのが実はとんでもないカルト教団であり、そこにいる信者たちは別の惑星にいるのではないかと思うほど珍奇、珍妙、いや壊れていることを知ったのである。(続く)






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すべての人が幸福である社会は、すべての人が不幸である社会と同じ意味なのかも(笑)

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