棺桶直行ホスピタル

自宅でインスタントラーメンの昼食を作っていると女房と臨時家政婦役の従姉妹ローズアンが外出から戻って来たのだが、その表情が怒りに満ちている事に気が付いた。筆者の女房は温和な人間であり、ローズアンも人間と言うよりも牛や山羊のような草食系動物なのでこういう雰囲気になるというのはかなり異例なことである。

それで恐る恐る二人に何があったのか聞いてみたところ、これが何ともフィリピンらしい話なので怒るどころか筆者はついつい大笑いしてしまった。そして当然ながら筆者の反応を見た二人はお冠になってしまったのだけれども、本日の日記ではこの何とも阿呆らしい話を日記としてご披露したい。

数日前の日記で書いた通り左肩と左腕の痺れのテラピー治療を受けようと女房は1週間前にパッシグ市の公立病院を訪れたのだが、何事もすんなりと進まないフィリピンだけあって過去合計4回訪問したにも関わらず(詳細は下記参照)、この病院では未だになんの治療も受けられないでいたのだ。

**女房の病院訪問歴と結果**
1回目 - 3時間待たされて診察室に入ったが、レントゲン写真が無いと診断できない!と医者が言い出した上に、この公立病院のレントゲン機器は修理中だから別の病院で撮影してもらって来い!と指示。
2回目 - 同日、同じパッシグ市内の小児科病院まで出向いてレントゲン撮影を行い、写真のコピーを持って公立病院に戻ったら件の医師は午後帰宅していたために退散した。
3回目 - 翌日、公立病院を訪れて患者で溢れかえる待合室で診察を待っていたが、結局医者の帰宅時間となってしまい1/3の患者が診察してもらえずに退散(女房のその一人)。
4回目 - それから2日後、今度はやっと診察室にたどり着けたが、レントゲン写真がオリジナルで無いからだめだ!という理由で診察に進まず却下された。





それで本日、やっと小児科病院のオリジナル写真が上がったというので(なんでこんな簡単な事に数日かかるのか?この病院も筆者には理解不能だが・・)、それを手に公立病院へと向かい、さんざん待たされた挙句にやっと例の医者に診てもらうところまでたどり着いたのだそうだ。

この医者はレントゲン写真をチラッとみただけで、これならコピーでも良かったんじゃないか?と女房は思ったそうだが、やがて「これは骨が原因じゃなくて筋肉のウンタラカンタラ・・」と説明した後で「これだと整形外科(Orthopedics)の分野だなあ・・」と言い出したそうなのだ(ここで筆者は疑問を感じたのだが、これは後述する)。

そしてこの医者はその後になんとである・・、なんと「うーん、うちの病院の整形外科の治療室はリノベーションでしばらく休業してるんだよ。だからキミはウチじゃなくて別の病院に行って治療してくれる?」と大真面目な顔で言ったのだそうだ。

「だったら最初の診察の時に、ウチじゃ治療できない!って言えばいいじゃない!何よ!あのバカ医者!」と女房は悪態をつくが、それ以前にその医者は本当に医者なのか?とか、なんで受付は最初から整形外科に振りわけなかったんだ?とか、もっと根本的にレントゲン機器がなぜ無いの、なんで医者が患者を置いて帰ってしまうのか?など疑問が尽きない。

しかし確信をもって言えるのは最大の過ちはこんな病院が世の中に存在していることで、交通事故で運悪くこのパッシグ・ゼネラル・ホスピタルに担ぎ込まれなどしたら歯科医や皮膚科をたらい回しにされた挙句に廊下で死ぬのは間違いないだろう。重病でこの病院に行くくらいなら葬儀場に直接出向いた方が手っ取り早いし気が楽である。






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一般的に公立病院(市立病院)は、そんなものですよ。
なんといっても、死亡補償金が100K PHP前後(20万円前後)の庶民底辺層ようですから。

マカティの市立病院は、すごいですよ。設備も一流私立病院なみ。CTスキャンもあったはず。

ビナイ帝国ですから。

日本でも似たようなもの? 

ちょうど一年位前、右手が痺れるので神経内科に行ってCT撮ってもらって
投薬治療1ヶ月経過したけど、あまり良くならないので別な整形外科に行って
投薬・リハビリを4ヶ月、担当医師が手根幹症候群だから手術をしないと診断。
あまり信用してなかったので、別な整形外科で診て貰ったら別な診断でした。
ここでまた4ヶ月位リハビリまあまあ良くなったので、元の整形外科に戻って
クレームつけて担当医師を変えて貰って、リハビリを4ヶ月位したけど
担当の整体師がいい加減だったので、また病院変えて現在に至っとります。

日本でもセカンドオピニオンじゃなくて、サードオピニオン以上必要!!

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