不味いモツ煮を美味く変える方法

2016/11/01 09:43:41 | グルメ | コメント:1件

筆者は子供の頃から刺身が好きで、昼飯を食えば刺身定食!、居酒屋に行けば何はともあれ刺身盛り合わせ!を頼む人間だったが、齢四十を超えてから刺身に代わって酒の友の定番になったのは冷奴と湯豆腐、そしてモツ煮である。

特にモツ煮については色んな店で食って来たおかげでやれ豚モツより牛モツだとか、上野の某名店の煮込みは馬が入ってるからダメだ・・などと色々煩くなって来たのだが、かなり出来が悪いモツ煮に当たってしまった場合でもある事をすれば劇的に味が好転する事をこの場でご紹介したいと思う。

それは胡椒をちょっとビックリするくらい大量にぶち込むのである。この大量と言うのは何度も振り掛けました!なんてレベルじゃ無くて、SB食品のテーブル胡椒の小瓶の最低でも1/10、出来れば1/4くらいモツ煮小皿に振り掛けてかき混ぜるのである。





実はこれ一時期筆者の上司だったMから聞いた話で、この男は昔から馬肉、とくに馬の内臓料理が名産な日本のチベット生まれの辺境民で、内臓料理煮は胡椒をぶちまけて食べるのが俺の村の流儀なんだ!と言い出すや、せっかく頼んだモツ煮に胡椒を大量に混ぜ始めたのだ。

こんなもん食えるか!とその時は思ったが、このMは辺境山岳民族特有の陰湿な性格でつとに知られた男であり、つまらぬミスを見つけては部下の査定評価を落とす事に無上の喜びを感じるような野郎だったから、たかが胡椒くらいで人生誤る訳にもいかない。

それで仕方なく一口だけ口に含んでみたところ、予想通り胡椒の強烈なインパクトは直ぐに襲って来たのだけれど・・、その潮が引けた後にモツの旨味が濃縮された感じとなり、それが口の中に膨らんでいくのが直ぐに感じ取れた。





なにこれ?旨いじゃん!と言ってモツ煮にパクつく同席の同僚たち。そう、香港のありきたりな居酒屋のモツ煮なんてたかが知れたものなのに、なぜか月島の某有名立ち飲み屋の煮込みを食った時みたいにみんな箸が止まらなくなり、慌ててもう一品二品と追加してしまったのである。

このMはチンパンジーに毛が生えた程度の知能しかない男だったが、この胡椒たっぷりのモツ煮だけはこいつが皆の役に立った唯一のケースで、今でも大して美味くないモツ煮に当たった時は「おい!胡椒!」の一言とともに、陰険な顔つきのチンパンジーが美味そうに餌を食っている光景が頭に浮かぶのだ。

さてマニラの居酒屋なぞろくなモツ煮が出るわけ無いから、これを読んだ皆さんは騙されたと思ってこの胡椒たっぷりモツ煮にトライしてもらいたい。ただしMは胡椒の取りすぎが原因でひどい痔主となり、モツ煮を食った翌日には毎回座薬のお世話になっていたので、痔主さんは十分お気をつけ下さい。






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コメント

2016/11/04(金) 01:37:29 | URL | starchild #/9hBKkrU
八角とかいう中国料理用の香辛料、安く売ってますが、これなら、お尻も問題ないのかも。

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