夜中に遊びに来るな!

2016/09/24 13:40:52 | 日記 | コメント:1件

父親の葬儀を終えたパズ姉妹は一人また一人と出稼ぎ先の香港へと帰っていったが、四女ノエミーはイギリス人の雇用主から長期休暇を貰えたのか何故だか今でもリサール州の田舎町に留まっている。

まあいつもこき使われているから故郷でリラックスしたいんだろうな・・と筆者は思っていたのだけれども、最近ちょっと困った事態になってしまった。しょっちゅうお誘いを受けるのだけれども、それもかなり夜遅くなのだ。

最初の誘いが来たのは筆者がそろそろ寝るかな・・と思っていた12時ころで、突然女房に「今から飲みに行こう!」と電話をかけて来たのだが、今どこにいるのか?と聞いてみたところリサール州の実家だと言う・・。これ、今から来ても片道2時間かかる僻地である。

しかし筆者もノエミーとは友達であり、父親の葬儀に参列しなかった負い目のあるので夜中の2時に一緒にオルティガスのメトロウォークまで飲みに行ったのだが、困ったことにその翌日もノエミーが電話を掛けて来たのだ。

これまた夜の11時である。ちょっと待てよ・・オレたちゃもう寝るところなんだ!と言ったが、受話器の向こうから「あなたはもっと人生を楽しむべきだ!」などと説教じみた事を言い始め、結局また夜中の1時に外出して夜が明けるまで飲み続ける羽目になった。





ノエミーは一応キングダム・オブ・ジーザス・クライストなる新興宗教団体に属しているが、もともと香港の六本木であるワンチャイのロックハート・ロードのバーをハシゴするのが好きな夜遊び女で、今現在も雇い主に無理を言ってバー街の小さなフラットに住ませてもらっている様な女なのである。

しかし香港時代の筆者はワンチャイから歩いて10分の場所に住んでいたので良く一緒に朝まで遊びに行ったが、なんせここフィリピンじゃ片道2時間かかってしまうし、しかもノエミーを除く全員はすでに「ちょっといい加減にしろよな」モードに入っているのだが、当の本人はそれに気が付かないようだ。

一昨夜(正確には明け方)も「ねえ、マカティに今度遊びに行かない!」と言い残して東の彼リサール州へと帰っていったが、さすがの連日連夜の飲み会で筆者の肝臓も音を上げ始めているし、それに女房も体調がすぐれないらしく昼間は突っ伏したままである・・。

そして昨夜11時37分にケータイがけたたましく鳴り響いた時、筆者と女房は顔を見合わせて目で合図をし、ケータイを隣の部屋に運び込んだ後でお互いベッドの中に潜り込んだ。まるで牡丹灯籠のような世界である。

あのなあノエミー。今度電話を掛ける時は昼間にしてくれよ・・。ここフィリピンじゃお天道さまが照っている時に出かけて、夜は静かに眠るものなんだよ。それにオレたちゃもう香港感覚で生きてないの。お前は早く香港に帰れ!。






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コメント

2016/09/24(土) 14:22:41 | URL | starchild #/9hBKkrU
生活習慣というか、息抜きの場所というか、なかなか抜け出せないもので。

彼女にとって、深夜のバー街が一番リラックスできるところなのでしょうね。

身近なカラオケ勤めなんかの女でもそうでしょうが、いくらお金持ちと結婚しても、生活に不自由が無くても、雰囲気を楽しみに通っている人は多いとか。

生活のリズムなのでしょうね。気のあった仲間というか、気の会った人生観の仲間というか。

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