意外な優れものスーパー

ここ最近女房が買ってくる食材がやけに良くなったことに驚いた。肉や野菜の鮮度の良さは見ただけで直ぐにわかるし、卵も黄身がプリプリと盛り上がっていて味の方も実に滋味深さが感じられるのである。

女房は出不精なので今までは近くにあるロビンソンでほとんどの買い物を済ませていたのだが、どうもパッシグの公設市場にまで足を延ばしたにちがいない。それで次回買い物に行くときはオレも一緒に行くと言っておいたところ、今日がその日になったのだ。

ところが・・女房が向かったのは歩いて直ぐの距離にあるピュアゴールド(PURE GOLD)だったのである。おい!おまえ場所間違えてんじゃないのか?と問いただしたのだが、なに言ってんのよ!アタシは最近ここしか買い物に来ないのよ!と答えるのに面食らってしまった。

フィリピン在住の方ならよくご存じの通りピュアゴールドというのは低所得者向けのスーパーなのである。日本でいえば業務スーパーと大阪の激安スーパー玉出を掛け合わせたようなものだと思ってくれれば良いと思うが、ここに来る客層も大阪西成区民と同じ様にプロレタリアート臭が漂っているのだ。。





フィリピンの全国展開スーパーというとSM(シューマート)とロビンソンが知られていて、筆者がタイタイ市に住んでいた時は地元のSMにしょっちゅう出かけていたのだが、ある時に隣町カインタにあるロビンソンに行ったところSMは値段や知名度の割には食品のレベルが低い事に気が付いた。

もちろんロビンソンだって日本のスーパーの足元には及ばないレベルだけれども、少なくともSMのように酸っぱい豆腐や腐りはじめた肉は売って無かったのである。それと運良く新たに引っ越したパッシグのアパートの近くにはロビンソンが有るので筆者ら夫妻は重宝していたのだ。

しかしそのロビンソンよりも優秀なスーパーがあのピュアゴールドだった・・と知って筆者は思いきり驚いたのだ。それで試しに店内に入って生鮮食品売り場を覗いて見たところ確かに挽き肉や魚の目の色がロビンソンのショーケース内にある同じ商品よりもクッキリと鮮明だし、それにSMではお馴染みのいや~な腐敗臭など勿論しないのだ。

「このピュアゴールドは別カテゴリーなのか?」とインフォメーションカウンターにいるネーちゃんに聞いたのだが、いいえ何処でも同じですけれど・・と言う答えが返ってくる。だけどタイタイ市のピュアゴールドってこんな感じじゃなかったよな・・と不思議に思っている内に答えが向こうから転がり込んできた。





ちょっとビックリするくらいの大勢のオバちゃん達が入口から押し寄せてきたのだ。ちなみに時間はまだ午前11時前で普通のスーパーは閑古鳥が鳴いている時間である。ところがショッピングカートをガラガラ押しているオバちゃん達は生鮮食品売り場に押し寄せては挽き肉2キロとか3キロと大きい単位で買い込んでいくのだ。

肉担当のアンちゃんはスコップで袋に挽き肉をガンガン詰めているうちに在庫が無くなってしますし、後ろのスペースでは肉をミンチにする機械がガーッと途切れなく音を立ててなり続けている。いっぽう魚売り場の方も奥の部屋から箱に入った補充分が運ばれているところを見ると、この店は回転が非常に速いようである。

日本じゃ安いスーパーはそれなりの品質の肉しか置いてないのが普通だが、フィリピンの場合は仕入れた肉のグレードをどうこう議論する以前に腐っても平気で店頭に並べているスーパーが多いから、美味い食材を求めるなら店の知名度やイメージよりも商品回転の速さこそが命である。つまりこのピュアゴールドが今のところ最高点ってわけね。

ただタイタイ市の筆者の旧宅に居候し続けてる21歳の姪に聞いたところ「こっちのピュアゴールド?う~ん・・SMと大差ないわね」と言っていたから店舗によって結構ばらつきがある様である。まあタイタイ市だとピュアゴールドでも高いと思っている貧乏人が多いから回転率が落ちるのは仕方が無いか・・。






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