アマチュア怪談の王者

2016/09/09 13:13:55 | 日記 | コメント:2件

筆者の日記を読んでいただいた方から戴いたコメントに竈猫と書かれてあるのを見つけて嬉しくなった。怪談マニアでない方が竈猫と聞いても単なる焼酎の名前しか思い当たらないだろうが、この方は知る人ぞ知る怪談界の勇者なのである。

数年前のネットラジオはアマチュア怪談番組が乱立しており、当時香港にいた筆者は今日は何を聞こうか・・と選択に迷う時もあったのだが、竈猫もそのうちの一人で、amのラジオとオカルト井戸端会議という2つ番組の重要な語り手だったのだ。

テレビの怪談番組と違って時間的制約もなく、さらに放送コードも無いから各自が自由に怪談を語る。正当なる怪談の語り手の方がむしろ稀で、不気味系やエロ怪談、そしてかな~り統合失調症の気が強い怪談師たちが織り成すアナーキーな世界にすっかり魅了されたものである。





しかし残念ながら3年前の怪談サークルの内輪揉めの余波からアマチュア怪談師たちの多くが活動をひそめてしまい、数少ない語り手もネットラジオからオカルトイベントに軸足を移してしまったため、フィリピンにいる筆者はここ3年ほど筆者は悶々としているのだ。

しかしまあここで愚痴を言っても怪談に興味が無い方には失礼なので、現在音源が残っている怪談師たちの中でも筆者が文句なしにピカイチだと思う怪談師、西浦和也(にしうらわ・なり)をご紹介したいと思う。

正確に言うと西浦和也は本も出しているし、北野誠の「お前ら行くな!」という怪奇DVDシリーズにも出演しているのでアマチュアとは言い難いのだが、この方が凄いのは心霊スポットを聞くや兎に角自分の足を運んで現場検証する主義で、今まで訪れた場所というのがハンパな数ではないのだ。





しかもある心霊スポットを訪れた後は人食いバクテリアに冒されて死にかけたり、片目が失明寸前になったりと誰がどう聞いても祟りに遭っているのに、本人は一向に気にすることなく自らの活動を今でも続けているのが凄い・・。とてもじゃないがココまでできる怪奇マニアはいない。

多くのアマチュア怪談師の中には西浦和也よりもよっぽど上手な語り手は沢山いるし(実際西浦和也はそれほど能弁では無い)、メディアクリエイターとして優れた才能を持つ人物もいるのだけれども、生命の危険を顧みずに実際に現場に足を運んだだけあって説得力というかリアリティが凄いのだ。

と言う訳で皆さんも稲川淳二やつまみ枝豆、島田秀平あたりで満足せずに、アマチュア怪談師の世界にもぜひとも耳を傾けていただきたい。なお西浦和也には青い家という珠玉の傑作があるが、動画サイトが見当たらないので代表作「迎賓館」を添付しておく。ヒマが出来たらぜひご鑑賞いただきたい。






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コメント

2016/09/09(金) 22:36:47 | URL | ま #-
西浦和也氏最恐(狂?)怪談師説に賛成です。『迎賓館』!!いいですねえ。『青い家』もなつかしー!!amさんなんかも好きですが、西浦さんのは関わった自分にまで障りがありそうな話が多くて怖いです。創作臭の一切無い語り部として今後益々活躍して欲しいですね。
ご存知かも知れませんが、平かげまさ氏の『怪談八百万(やおよろず)物語』もオススメですよ。あと、おおぐろてん氏の『薄気味悪い話』とか。おおぐろてん氏はニコ動でないと見られなかったかな?

追記

僕がこのサイト知ったのは心霊江古田の森公園で検索したのがきっかけです。オカルトサイトじゃない事にまず驚きました(笑)。

2016/09/11(日) 12:01:34 | URL | ま #-
管理人さんのオカルト話の中にも、西浦和レベルのがありますよ。竹書房の超怖い話コンテストに挑戦してみてはどうでしょう。

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