マレーシアでリタイア生活なんかできるか!

ペナンの旧市街に陣を張って1週間経由したが、旧市街をブラブラして美味い料理ばかり食っているのも芸が無いので、ペナンの高級住宅地であるガ-二-まで足を運んで見ることにした。モノの本によればマレーシアというのは日本人の海外ロングステイ先で一番人気の国であり、なかでもペナン島の海岸地域であるここガ-二-には駐在員や豊かなご隠居達が沢山住んでいるというのである。
     
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筆者のホテルから101番のバスで15分乗るとガ-二-に到着した。古い低層の建物(というより半分廃墟)ばかり並ぶ旧市街と違って、ガ-二-地区は高層マンションとショッピングモールが立ち並んでいる小洒落ていて、つまり世界各国で最近生まれている無国籍な様相の衛星都市である。う~ん・・なんか香港に来たみたいだな・・。旅の情緒が一気に吹き飛んだぞ。
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この辺をブラブラしながら不動産屋を除くと、SALEとかRENTとかの注釈付でマンションの詳細が書かれた紙が貼られていた。400平方米なんて豪邸は外して100~140平方米の物件を見てみると、購入は100~130万リンギット(1リンギット33円)、賃貸は月2000~4000リンギットあたりが平均的な相場の様である。なんだよ・・思ったより賃貸は随分安いじゃんか・・
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次に買い物環境であるが、ガ-二-・パラゴンや何軒かある日本食材店には最低限の日本食品が揃っているし、旧市街のGAMAやKOMTARに出向けば買える商品の種類はもっと広がるので生活に困ることは無さそうである。それにガ-二-地区には大きな病院がいくつもあるし、欧米のリタイア組や海外駐在員に富裕なマレーシア人が住んでいる住宅地なので雰囲気もお上品でありフィリピンと違って治安は大変良さそうである。路地裏に妖しい店が並んでいるとか、真昼間から路上で客引きしている妙齢の女性など皆無なのだ。
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さてこの町を一回りして思い起こしたのはアメリカのフロリダ州である。マイアミに顧客がいたので何回か訪問したのだが、ビーチ沿いのある地域ではリタイアした老人たちばかりが住んでいて、豊かなんだけど何とも言えない静寂さが街の空気を支配していた。そう・・まるで植物園のようだった。ちなみにガ-二-地区は老人の街ではないが、イスラム教特有の禁欲さと高級住宅地だぞというスノッブさ(と言うよりも底の浅さ)が街から猥雑さを排除してしまい、油気のない乾いた街になってしまっているのだ。言っては悪いが死ぬのを待つための街じゃないか。
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筆者は閑静な郊外の住宅地に住むのは良いが、永井荷風のように一日一回は下町の猥雑さや人間の情欲の臭いに浸されないと退屈を感じてしまう人間である。だいたい色気や情念の無い生活なんて死ぬの待ってるのと同じじゃないか。チェンマイやダバオより都市としては格段に発展しているけれど、ペナンは筆者にはNHKにように真面目過ぎて80年代の民放の深夜番組のようなアングラな魅力を感じられなかった。やはりマレーシアは俺には向いてないな・・。

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同感です(食べ物を除く)
最近、マレーシア移住の広告が増えてきたと思いますが、
日本人だけで移住すると、現地業者に食い物にされるような気がするのは私だけでしょうか

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