フィリピンの葬式で良くある事

先週初めに義父の叔母が亡くなったという報せが入ったのに、どうしたことか女房は葬儀に出かける気配が全く無い。女房は小さい時に故人に結構可愛がってもらったのだから手伝いまでとは言わないが、せめて葬儀に参列くらいするべきだろう!と文句を言ったところ、「いや、そうじゃないのよ」という前置きの後、実にフィリピンらしい話を聞くことが出来た。

当初葬式は先週の土曜日に予定されていたのだが、当日朝一番に義父から「葬式は火曜日に延期になった」と連絡が入ったと言うのである。ところが本日火曜日、つまりその日の朝一番に再び義父から電話が入り「葬式はまた延期になった」と言った後で、この件は余り関わり合いにならん方が良いぞ・・という雰囲気を臭合わせたのだと言う。

日本だとこういう場合は故人の子供の一人が創価学会員で、葬式の仕方を巡って兄妹間で論争になっている!と想像するだろうが、ここフィリピンの場合はもっと簡単かつ情けない理由、つまり葬儀費用を払えなかったから・・というケースが多いのである。





例えば昨年まで筆者が住んでいたタイタイ市のビレッジの場合、皆の共有スペースで葬儀を執り行うとかなり安い費用で済むのに、見栄っ張りな住民が外部の葬儀ホールでわざわざ葬儀する場合は大抵の場合当日になって延期とか共有ペースに場所変更となっていたのだ(○○葬儀会館みたいな会場でやるとポンと値段が跳ね上がると言う意味)。

あと昨年亡くなったボウイ叔父の場合も、病院からパッシグの葬儀屋ホールに運び込んだまでは良いが、葬儀費用10万ペソ(22万円)を6人の子供たちの誰もがポンと用意する事が出来ず、末娘のフィリンがあちこち駆けずり回らなければ棺桶ごと追い払われる事態になりかけていた。

それで今回亡くなった義父の叔母のケースも、案の定見栄を張って町一番の葬儀屋ホールを押さえてしまい、しかしその見栄に見合うだけの懐具合が子供たちの誰にも無い事が後から判ったため哀れ故人の葬儀はいつになるのか目途が立たない状態にあるという事らしい





それから義父の言う「関わり合いにならん方が・・」と言う意味はもちろん遺族から「葬儀代を援助してくれよ」と申し入れられない為で、筆者の脳裏には遺族たちに見つからないよう窓から外を窺いながらスッと身をすくめて隠れている義父の姿が浮かんだ。

フィリピン人は家族は命!とか叔母なのにマミー!ラブ・ユー!とか気持ちの悪いセリフを連発するが、いざカネを払う段になると亀のように頭を引っ込めてしまい、そしてカネの件が一段落すると蟻のように穴から現れて棺桶に抱き着いて泣きわめいている民族なのである。

見栄っ張りな上に無計画、そして誰かにすがればなんとかなるわよ・・という他力本願な乞食根性・・。まあ正直と言えば正直だけど、こういうのを何度か経験すると彼らのために協力しようという気には最早ならないね。なのでこれからフィリピン人と結婚する予定の方は村八分どころか冠婚葬祭も出来るだけ関わらないようにしましょう。






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うちもソロソロ~ 

病気になって入院したら、病院代を誰が払うかで一悶着。
マラピットナ・ママタイだから、死んだら死んだで大変だ罠。

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