鬱蒼とした森に佇む恐怖の病院

以前の日記で何度も書いたとおり筆者は心霊マニアで、怪談師が語る幽霊話を毎日聞いては留飲を下げているだけあって日本各地の心霊スポットなど相当詳しい気でいたのだが、ある時「エッ?何それ?」という名前を聞いたことがある。

相手は大学時代の後輩S君で、筆者から吹上トンネルや道了堂、東村山の封印された民家など彼の自宅や勤務地近くの心霊スポットをさんざん話して怯えさせていたのだが、「先輩、だったらT病院のことはご存知ですよね?」と返された筆者は思わず黙ってしまった。

そんな名前聞いたことも無い・・。それで正直にそのことを言うと「まあそうでしょうね。だってあの病院の事はごく一部しかしらないし、それに何から何までヤバいから・・」という筆者にとっては見逃せない返事をする。当然いてもたってもいられなくなった筆者はS君を問い詰めたところ、実に味わい深い怪奇譚を語りはじめたのだ。

T病院とは日本全土でも飛びぬけて死亡退院率が高い、つまり入ったら最後生きて出て来る可能性が限りなくゼロに近い日本ナンバーワンの精神病院で、後日ネットで調べてみたところ総病床数200に対して年間死者数130人と実に入院患者の3人に2人が毎年死んでいるのだ。

この病院ってナチスの絶滅収容所みたいな所なんじゃないか・・と筆者は思わずつぶやいたところ、O君はすかさず「ええ、あそこは患者たちが劣悪な環境に置かれているだけじゃなく、看護人による強姦や虐待、それと危ない生体実験が横行している生き地獄って噂なんですよ」と言うのだ。





「病院にいた人たちの話だと半透明の人間が廊下を歩いている、誰もいない病室を開けたら首を吊った霊がいたなんてザラだそうですから。まああれだけ虐待されて死ねば相当怨念が籠ってるんだろうな・・って地元じゃ噂し合ってるんですよ」と言うS君。

それを聞いた筆者は大喜びをしたが、しかし冷静に考えてみると話に大きな穴があることに気が付いた。筆者の知る限り医者や看護婦というのは自身の心霊体験を語ることがほとんど無い人種だし、それに前述の通りこの病院は入ったら最後生きて出てこれないのである。

ごくたまに表口から退院できる患者がいたり、あるいは面会の際に怪奇体験を語る場合もあるだろうが、何といっても全員が全員とも重度の精神病患者なのだから家族だって「また幻覚をみたんだろう」とか思わないだろう。つまり誰が話したのか?とか、その信ぴょう性は?と問われると答えに窮してしまうのだ。

それで結局T病院の心霊スポット説は何も確証が得られないしS君のホラ話の可能性もあるのだけれども、正直今でもちょっと気になる存在でもある・・。なのでもしもこの日記を読まれた方のうち筆者の話に興味を持たれた方がいらっしゃったら試しにT病院に入院してみてはいただけないだろうか?

この病院は八王子の鬱蒼とした森の中に佇んでいて、それにTという名前も滝や山を連想させる涼しげな響きなので、残暑に耐えられなくなった方が体も頭もひんやり和らげるにはピッタリなことは請け合いである。是非とも院内で見分を広げていただいて夏の思い出を筆者にご報告いただきたい。






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八王子の滝川病院ですか。一般的に、院長が医師でない場合、商売に走る確立が多いそうで。(汗)

日本の精神疾患医療施設の一部が、ブラックとして疑われてますよね。言いかえれば、薬つけ。結局、姥捨て山的な需要があるのも問題でしょうね。

フィリピンの、田舎で静養したら、長生きすると思いますよ。

どちらにしても、地縛霊なんて一杯いるでしょうね。

 

浮気が原因で旦那を○害した―そんな女が刑務所から出て来ても大して怖くはない。関わりさえしなければ自分に危険が及ぶ事は無いだろうから。
一番怖いのは精神鑑定で無罪放免になる連続○人鬼。まともな人間が見ず知らずの他人を○す訳ないんだから(しかも連続で)、精神に異常があるのは当たり前じゃないか!!危ない奴ほど刑が甘いって、一体どういうこったい!!
てえ事で、幽霊だって絶対にイカれてる方が怖い。お経唱えてもそれがお経だと理解してもらえないし(笑)。近寄らない方が無難かと。

 

日本は表面的には、法治国家ですからね。
被害者家族の復讐殺人に関して、情状酌量、執行猶予付き判決でもだす前例があれば、少しは減るでしょうが。

インスタントジャスティス、(復讐殺人を含む)も、ある意味では治安維持に役立っているのですが。

命を懸けて、今までの大統領が全く手につけなかった麻薬組織と戦っているドテルテ大統領。頑張って下さい。少なくても、閣僚の皆さんも、援護射撃するのが、本当の人間としての姿だと思いますが。あの、自己保存の権化、デリマババーも、益々醜い姿をさらすようになりましたね。大量の麻薬中毒者を、麻薬の後遺症から抜け出す(更生さす)為には、脅ししかない。

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