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マツタケの危機

昨日の日記で書いたフグ好きの社長夫人も、筆者が最初に出会った20年前はフグどころか日本食全般が全く食べられない方で、来なきゃいいのに旦那との接待の場についてきては目の前に置かれた刺身を箸でいじっているだけ・・という体たらくであった。

それが数年たつと「サーモンの刺身は皮を炙った方が美味しいわね」くらい言うようになり、10年前には日常的に日本料理屋に出入りし始め、筆者が香港を去った4年前には週に4食くらい日本食で済ませるようになっていたのだ。

広西チワン族自治区という人間より猿やクマの方が多いド田舎出身の野生児も、生まれつきの美貌を武器に金持ちの男を引っかけて贅沢をすれば舌の方もかなり改善されるものらしく、ついにフグにまで手を出しやがったか!と驚いているのだが、この社長夫人も流石にコイツはだめだったか!と筆者が心の中で快哉を叫んだ事があった。

マツタケである。その昔この社長夫人と旦那を香港でも一二を争う寿司屋(香港の場合は寿司メインの割烹料理店という形態である)にお連れしたのだが、寿司屋の大将が気を利かせて出してくれた炙りマツタケを一口食うなり「なに、この不味いキノコ!」と怒りだしてしまったのである。

気の良い旦那と違ってこの奥方はかな~りプライドが高く「こんな美味しいものを判らないなんて・・」などと言えば怒り出してしまうので「実は私の母親もマツタケが駄目でしてね・・」など噓八百でご機嫌取りをしたところ、こんな変な食い物を有難がるのは男だけだわ!と鼻高々に言いやがったのだ。





しかし一応この社長夫人の名誉のために言うと、知り合いの台湾人のオヤジも「油タップリの料理に親しんでる我々中国人にはマツタケの味は理解不能だね」と訳知り顔で言っていたが、後でこのジジイは福岡に住む実姉から毎年日本産マツタケを入手していることを知った。

今食わないからと言って将来に渡ってそうとも言えないのが中国人なのだ。刺身が気持ち悪い!と言って逃げ回ってた香港人の同僚たちだって今じゃヒラメの造りを肴に吟醸酒をクイッとやる位だから、10年後には炙りマツタケを熱燗でキューッというのがたまらないわね!となるのは十分あり得る話だ。

それとフグよりマツタケが深刻なのは現在日本国内で流通している品は大半が中国産なことで、ひとたび中国人がマツタケに目覚めれば「こんな美味いモノ日本に輸出することはないだろ」と全部自分たちで食べてしまいかねない事だ。

そうなると今でさえ高嶺の花のマツタケが更に遠のいてしまうかもしれない・・。だったらフグみたいに人工的に栽培出来ないかと思うが、マツタケは自分で栄養を作る事ができない弱さがあるらしくこれは全くの望み薄だそうである。

ペチャクチャ!スズッスズ―ッ!と音を立てながら日本食にがっつく中国人。食事マナーの方は数千年に渡って全く改善される気配が無いが、舌の方はここ20年で劇的に敏感になり本当に美味いモノが判る様になってきつつある・・。これは人類にとって多大なる災難の前触れなのではないだろうか・・。






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きのこは、結構、中国人たべてるような。台湾人の、しいたけの沖縄からの輸入なんて、有名でしたよね。昔は。

まったけ、中国以外でも結構ありますよ。カナダ産とか。

フィリピンは、ありません。赤松がないから。昔、バギオにマツタケを植えて、日本人から投資を受け付けた、有名な詐欺事件がありましたが(笑)

まあ、マツタケの人工栽培は、ちまちま研究してますから、時間がかかるでしょうが…

ただ、人工栽培が可能なキノコに、マツタケの香りと味をつけるのは、(品種改良)大して難しいことではないでしょう。

DNAが自由に操れる時代ですから。

鰻のかわりの鯰うなぎ、じゃないですけど、マツタケシイタケとか。(笑)


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