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海の上の黄金郷

マカオの高級ホテルに就職が決まった従姉妹ボーヤが出国前の挨拶ということで我が家に来た。ビザを獲得次第すぐにマカオへ飛ぶ契約のため、あと数日しか時間的余裕が無いとのことである。

さてお前は一体いくら給料がもらえるのか?と聞いたところ、なんと昨年まで働いていたドバイのアメリカ系ホテルの50%増しと好待遇なほかに、寮や諸々の手当てが充実しているのだとか。中国人観光客の大量流入でマカオ経済も随分とよろしくなったらしい。

まあ石油価格の下落で中近東は軒並み景気が悪いし、なかにはサウジアラビアにいる義弟フランシスのように1年近く給料が払われないなんてケースもあるから、距離的に近くて治安も良いマカオで仕事を見つけられるというのは僥倖である。





それでお前はラッキーだな!とお世辞を言ったのだが、このボーヤは筆者の方をジッとみて「でももうちょっと待てば他にもっといい仕事があったのよ」と言い出した。他の仕事?カナダやアメリカのホテルでも求人してるのか・・と聞いたらなんとアメリカのクルーズ会社だと言う。

ボーヤが見せてくれたのが「掃除婦1500ドル・・」などと書かれたリストである。よく見てみると電気技師4200ドルとかハウスキーピング3900ドルなんて驚くような額が書かれてあるが、ボーヤによるとこれはその職種で最高位の人間に払う対価とは言えまるっきり大げさな額でも無いと言うのである。

昔は中近東に行くことが一種のステータスだったけれど今その地位はクルーズに変わりつつあるのよ!と鼻を膨らませるボーヤの妹フィリン。確かに筆者の周りを見回してみればボーヤの二人の兄は料理人として、また親しい友人ジェリーの娘プリンクリンはスチュアードとしてアメリカのクルーズ会社に勤務している。





筆者の知る限りフィリピン人は昔から海運業界ではかなりメジャーな存在で、太平洋航路の貨物船やタンカーの船員の8割を占めていたなんて嘘みたいな話を聞いたことがあるが、海運業の継続的凋落とは反比例する形でクルーズ業界が取って代わり、フィリピン人労働力を吸収しているようである。

「サウジから買ってきた(従兄弟)ジャネルも船会社に当たりをつけてるし、(従姉妹)メイもコールセンターの仕事に見切りをつけてジャネルのコネに乗っかる算段なのよ!」と言うフィリン。サウジもコールセンターもこれまでは花形職場だったはずだが、どうもここに来て流れが変わって来たらしい。

しかしチーフパーサー5300ドル、空調主任4500ドルというのはちょっと凄い給料である。本当にこんな金額を貰えるならフィリピン人の誰だってクルーズ会社に飛びつくだろう。それに・・、だったらオレもどこかの船会社に雇ってもらおうかな・・。船乗りって子供のころからの夢だったんだよね。






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OFWもスタートがそこそこなら、出世しますね。
海運業界は、フィリピン人なしではどうにもならない状態になってきました。特にクルーズ船、いってみれ一流ホテルですから、フィリピン人の独占でしょうね。

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