麻薬検査

2016/07/22 10:17:30 | ニュース | コメント:1件

たった1日の間にパンパンガ州で麻薬常習者1万人が警察に出頭したと聞いて驚いてしまった。ドュテルテ大統領の強硬策で麻薬密売は徹底的な打撃を受けているとは聞いていたが、1つの州で1日に1万人も出頭するとは一体フィリピンにはどれだけ麻薬常習者がいるのかとその闇の奥深さに恐怖心さえ抱いてしまう。

さて学校が全生徒に対して麻薬検査を行うことも検討しているとニュースが報じているのを聞いた筆者はそれはグッドアイデアだ!と膝を叩いてしまった。毎月1回でも抜き打ちで検査を行い陽性なら強制退学処置をとれば麻薬に手を出す生徒はぐんと減るだろうし、それに何も学校だけでなく民間企業や役所だって頻繁に抜き打ち検査を行うべきであろう。

さて日本でも元巨人の清原が逮捕されて以降、次に逮捕される候補者として西田敏行や浜崎あゆみ、長渕剛らの名前が挙がっているが、なぜ彼らの所属するプロダクションは彼らに対して麻薬検査を行わないのか?と不思議に思ってもらう。人権上の配慮があるのかもしれないが、彼らを限りなくグレーに近い状態に置いておくことはビジネスの上でも大変な不利益を被る筈だからだ。

例えば20年近く前の筆者が勤めていた会社がそうである。当時いけいけドンドンだった筆者の会社は新製品の広告宣伝には是非とも意外な人物を使いたい!という思いがあり、その意向をうけて広告代理店が白羽の矢を立てたのがある男性ミュージシャンであった。本人自身のホンワカしたイメージと同じくホンワカした曲が新製品にドンピシャリだったのである。

それでCMから雑誌に車内広告、ポスターなどの媒体を取りそろえ、さあ!あと数日後に日本全国津々浦々でプロモーションを開始するぞ!という段になって、なんとこの男性ミュージシャンが逮捕されてしまったのだ。罪状は覚せい剤取締法違反・・。シャブ中だったのだ。





当時筆者は海外営業畑だったので直接の影響は何もなかったのだが、国内宣伝部が受けたダメージは相当なもので、全国の小売店に配布した媒体の回収から刷り直し、さらに新製品発売の時期調整に忙殺され心身ともどもボロ屑の様な状態に陥ってしまったのだ。

しかし一番悲惨なのはもちろん広告代理店の営業マンであり、彼らは男性ミュージシャンの代役をそれこそ1日で探し出さなければならなかったのだが、運悪く連れてきたのがホンワカとは程遠いイメージの人間ばかりであり、会議室では四方八方から怒号にさらされ泣きながら土下座し続ける羽目になったのだ。

この一件で筆者の会社の国内宣伝部の何人かは左遷の憂き目にあったが、そのうちの一人で花の宣伝課から島根県松江営業所に飛ばされた筆者の同期の男によると、広告代理店も莫大な損失を被ったことにより営業担当とその上司、さらにその上司までどこか遠くへと島流しの憂き目にあったらしい。

素人の筆者にとって解せないのはなぜ契約段階でその男性ミュージシャンに麻薬検査を施すことという条件を付けなかったのだろう・・という事である。もちろんこんなの後出しジャンケンの話だし、生体検査しても出てこないスキャンダルなど別の致命的アクシデントもあるのだけれども出来るだけやれることはやるべきだ。

一人の人間の軽率な行動が善意ある経済活動に多大なダメージを与えるのだから、各企業やテレビ局、広告代理店は芸能人やタレントに対して陽性なら契約破棄、さらには追放と常に厳しい姿勢を示す必要があるだろう。大手プロダクションや侵攻している宗教団体に躊躇せずデュテルテを見習って強権を振るってもらいたい。






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コメント

2016/07/22(金) 17:59:05 | URL | hanep #-
刑務所増設しないと間に合わない勢いですね。

ところでフィリピンの会社は、年一回の抜き打ち麻薬検査は合法とされてます。日本は一切ないですね。

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