値下がりした出国許可証(ECC)

来週の出国に供えて近所のイミグレーションへECCを取得しに行ってきた。ECCとはEmigration Clearance Certificateの略で、6か月以上フィリピンに滞在している外国人が出国する際に提出が義務付けられている証明書である。目的はこの人物は滞在期間中に脱税や犯罪に手を染めてないから出国させても大丈夫ですよ!という証明書なのだ。

そう聞くと地元の警察や税務署に出向く必要がありそうだが、実際に行くのは全国津々浦々にあるイミグレーションの支部で、パスポートと必要な書類を提出すればほんの数分で発行してくれることからも警察と照合してないという事は明らかであり、実際何の意味もないザル法、有体に言えばイミグレーション職員たちの利権の一つなのだ。

これはあくまで噂だけれど、イミグレに数多くある(基礎料金とは別の)付加料金は実は最終的に国庫に納められずにイミグレ職員たちの中で消えてしまうそうである。警官がスピード違反者から、税関職員が麻薬の密輸を見逃す代わりに賄賂を貰うとの同じで、しかし直接ワイロ提供者と会う機会が少ないイミグレ職員は訳の分からない費用を設定してポケットに入れて来たようなのだ。

ECCの場合だと基礎料金1670ペソの他に徴収されるExpress Lane Fee(特急料金)500ペソがそれにあたるのだ。これ実は筆者が永住権を取得する際にも何度か支払わされた謎の費用で、そんなに急いでないから・・と言っても無条件で上乗せされてきたのだが(合計2170ペソ)、先週イミグレに行ったら請求はなんと1670ペソだけだったのである。

一瞬???になってしまう筆者。それでてっきりシステムの不都合でもあるのかと思った筆者は「来週出国するから遅くとも金曜日までにECCを発行してくれないか」と頼んだら、顔見知りの職員は「今から10分でできるよ」と言う。それでてっきり筆者だけ特別待遇なのかな?と思ったら、次に来た韓国人のオバちゃんに対しても1670ペソだけ請求しているではないか。

「次回はね、どうなるか判らないけど今回は特急料金は徴収しないんだよ」と罰のワルそうな顔でいう職員。そこで愚鈍な筆者もピンときた。イミグレの余りの怠惰さに怒り爆発したデゥテルテ新政権は長官の首を挿げ替えて内部の正風運動を進めていたのだ。どうやら500ペソの特急料金は政府ではなく職員たちがネコババしていたことが発覚したのだろう。

フィリピンに移住してからの5年間、公的であれ民間であれ料金が下がる・・という現象を体験したことが無い(ついでに言うとサービスが向上する体験もない)。それがついにこんな日がやってきたのか!と筆者は目頭が熱くなってしまったが「次回はどうなるか・・」と職員が言ってたのが何となく気になる。なんてったってフィリピンだからな・・。ぬか喜びに終わるだけかもしれない。






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旅に出るのでしばらくブログお休みします。
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白いソアラ伝説

白いソアラという都市伝説をご存じだろうか?北関東にある中古車販売店に行くと店頭に〇万円の値札を付けたソアラが置かれていて、そのあまりの安さに購入しようものなら哀れその運転は事故に遭って死んでしまい、再びそのソアラは同じ中古車屋に並んでいて次の犠牲者を待っている・・という話だ。

運転手の死因にはルーフトップから顔を出していた時に何かに首がぶつかってチョン切れてしまう首チョンパ説、自宅で変死,車内で変死などいろいろバリエーションがあって、また某有名怪談師は友人がこの白いソアラに乗って死んだのだ・・などと話しているのを聞いたことがある。

馬鹿らしい・・と笑う人もいるだろう。実際オカルトマニアの筆者はこの話を面白がってはいるもののじゃあ本気で信じているか?と問われれば答えはNOだ。しかし一つ自信を持って言えるのはこの話は何から何まで作り話なのではなく、ものすごく安いソアラが実在していたのは事実である。

確か筆者が高校生だったから1984年あたりだったと思う。仲間たちと「免許を取ったら何の車を買うか?」とワイワイ話していた時に誰かが中古車雑誌(なんとかファンという名だったと思う)を持ってきたのだが、そこに特別価格〇万円(確か1万円だったと思う)のソアラがデカデカと載っていたのだ。

えっ?クラウンより上の高級車ソアラがこんな値段で買えるの?とみんなビックリしたが、しかし仲間の一人が「こういう車って中にガス引いて自殺したりしてるんだよな」と言ったのを機に全員スーッと興味を失ってしまったのだが、それから1~2年後に中古車雑誌を買ったら何とこのソアラはまだ掲載されていたのである。





筆者はその時「相変わらずこの車売れてないんだな」と不気味な気分になり、田舎から出てきた後輩に「お前この車買え!ホラー映画みたいに後部座席に幽霊が出てくるぞ!」とその場の作り話で脅かした覚えがある。そう、そういう幽霊話をでっちあげるのには〇万円ソアラは上出来な素材だったのだ。

では購入した人間が相次いで変死する・・という話はなぜ出来上がったのか?を考えてみたのだが、それは1~2年ぶりに中古車雑誌を買ったら白いソアラが載っていた・・という点にあるのではないだろうか。おそらくこの白いソアラは本当に事故車かなんかで、とんだお荷物を引き受けた中古車ディーラーはおそらく毎号広告を出していたのに違いない。

しかし車を買う方は車の買い替え時期しか雑誌は買わないから、そこに白いソアラが載っていると「あっ!あのソアラが〇年ぶりに売りに出ている」⇒「前のオーナーは売りに出したのだ」⇒「オーナーは死んだのだ」⇒「尋常でない死に方をしたのだ」という勝手な想像の連鎖が働いたのではないだろうか。

ただし売って数万の中古車のために毎号広告を打てばペイするのかどうかは筆者には判らないし、実は事故を起こしたソアラというのは何台もあって、車体カラーもベージュや黄色だったりするのだが、中古車雑誌は白黒写真なので全部白いソアラに見えたのかもしれない。

で、結論は結局判りません!なんだが、でもねえ・・。個人的にはこういう死をもたらす呪われた車ってのがあった方が想像力が掻き立てられて面白いんだけどね。なのでもしもこの白いソアラを購入して死んだ方の霊が浮遊していたら教えてもらいたい。やっぱりリングみたいにメーター類から手がニューッと飛び出てきたの?






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朝鮮半島のあるべき未来図

筆者が高く評価しているジャーナリスト藤井厳喜がラジオ番組で「南北朝鮮は北朝鮮主導で統一するだろう」と発言していた。東西ドイツと同様にダメな政府が先に滅びるのが物事の道理だが、残念ながら朝鮮民族はこの常識の適用外にいるらしく、どういうステップを踏むにせよ韓国は体制滅亡に向かっていると言うのである。

そんな事は有り得ない!米中両国にとっては南北分断している方が地政学的に都合が良いから絶対にそんなことをさせない!仮にそうなったら日本の防衛は大変な負担になる!と左右両方から反論が吹き出たが、しかし北朝鮮による韓国併合は実は日本にとってベストシナリオではないか?と筆者は思っているのだ。

南北二制度併用といった途中経過は省いて、在韓米軍が撤退する代わりに北朝鮮人民軍が38度線を平和的に越南したとしよう。そう聞くと多くの人は1997年7月1日の香港返還をイメージし、南の体制も50年間くらいは保証されるのだ・・と肯定的な見方をするだろうが、これは貧乏だけど人口10億の国が豊かだがたった600万人の都市を併合したケースだから出来たことなのだ。

韓国の人口は北朝鮮の3倍、さらにGDPだと実に50倍もの差があるのである。自分たちの家族は飢えて虫けらを食っているのに、ソウル市民は美味いステーキを食っているのを目撃した北朝鮮兵士はどう行動するのか?また金正恩は自分を守る兵士たちの怒りのベクトルを自分に向けさせないため何をするのか?は考えるまでもないだろう。





もともと北朝鮮は全国民を「核心」「動揺」「敵対」の3つの成分に分類していて、一番下の敵対階層の人間は大学にも行けず職場で出世することも無く、飢饉が来れば真っ先に食料配分を減らされて餓死する運命にあるのだが、しかしこの敵対に落とされた理由って1945年以前に「彼らの祖先が」地主や資本家、商店主だったってだけなんだよね。

だから韓国が新たに北朝鮮に組み込まれれば、少なくとも国民の80%はそれよりも下の「絶滅」階層に位置付けられるのは確実なわけで、今まで溜め込んだ財産や食料があるうちはいいが、それが尽きれば真っ先にポルポト派のサハコーみたいな貧乏農場に押し込められて後は餓死を待つ身になるはずだ。

それとサムソンや現代なんて会社はある日突然国有化宣言が出されてしまい、北朝鮮から送り込まれたイロハのイも知らない経営陣によって屋台骨がだんだん傾いていくだろうし、外資なんかもちろん入って来ないから北朝鮮経済は崩壊前のソ連みたいに窮乏してしまうことは確実である。

で、ここで質問。これって素晴らしい事じゃありません?まあ確かに今まで38度線が抱えていた緊張状態が今度は玄海灘に移ることで日本は相当額の軍備増強が必要になるし、徴兵制どころか国民皆兵制度を実施せざるを得ないが、でも戦後70年間むさぼってきた惰眠から目を覚ますにはこれくらいのショック療法は必要である。





それと日本から盗んだ技術で急成長した韓国企業がことごとく駄目になっていくのは日本経済にとっては望ましい事態だし、さらに最も重要なのは金王朝が南の国民を大量に処刑・餓死させることで過去20年間日本がさんざん苦しめられてきた反日ムードが急激にトーンダウンする事である。

これ生きていくのがやっとで政治の話なんかしてられないとか、朝鮮人特有の火病の矛先が金王朝へ向くなんて話じゃなく、本質的な理由は朝鮮人の人口が減る事なのだ。朝鮮民族とは相手がいったん下手に出ようものなら血の最後の一滴まで吸いとろうとする寄生虫、害虫であり、目下南北両国民が日本にしがみついているのである。

韓国主導の南北統一なら害虫の数は減らないが、一方北朝鮮は建国以来「南労党粛清」「200万人餓死」「強制収容所」などナチスや旧ソ連もビックリのその道のプロである。現在南北で7000万の人口を2000万くらいに減らすのが望ましいが、北朝鮮なら安心してその作業を任せられる・・それが筆者の言いたいことなのだ。

「平和な形で統一を・・」「やはり北が緩やかな形で西側社会に組み込まれて・・」などと評論家たちは言うけれども、いつも周りの大国にすり寄ってはおんぶにダッコなこの民族が自助努力で何かを改善できた事などありますか?だったら早めに駆除した方がいいに決まってるではないか。それに日本人のほとんどは腹の中じゃこんな下等生物は丸ごと根絶して欲しいと思ってるんでしょ?いいかげん本音言いなさいよ。






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息苦しかったら上の方向も疑え

筆者は始終過ぎてから原因不明の息苦しさに悩まされてきた。突然スカッと楽になる時期が1週間くらい続くが、しばらくすると段々苦しくなってきて最後は寝ている時に窒息するのではないか?と思うくらい追い込まれ、それが1~2か月続くと再びスカッと好転し、そしてまた元に戻る・・。こういうのが繰り返されるのである。

最初に症状が現れたのは過度の喫煙真っ盛り中で、こりゃついに肺気腫を発症したかな・・と震え上がった筆者は香港の有名な私立病院に駆け付けたのだが、いろんな検査をしても「肺に異常は有りません」と言われるだけ・・。そして次は同じ病院の耳鼻咽頭科に回されたら声帯ポリープがありますけどね・・と診断されたのである。

切除手術をすれば苦しさから解放されるのか?と医者に「聞いたが、しかしうーん、まあそうとも言い切れなくもないとは無いと思えなくも無いけど・・と意味不明な返事をするばかり。それで香港人の友人の紹介で漢方医に行ったら「お前は水はけが悪い痰湿という体質だ!」と宣告され、怪しげな漢方薬をさんざん飲まされたのだが苦しい⇒スカッの繰り返しは全然改善しない。

その後色んな医者に行っては過剰なストレスや自律神経失調症など色んな症状を言われたが、会社を辞めて朝から晩までボヤーっとしているストレスフリーなフィリピン生活でも同じ症状が繰り返される。それでせめて汗ぐらいかこう!と運動をするようにしたところ、これはその日から翌々日くらいまでは効果があるけれども、また元の木阿弥に戻るような状態だったのだ。

しかし今年春先の京都滞在期間中にこの症状が一気に改善したのである。週刊誌に蓄膿症のクスリ「チクナイン」の広告が雑誌に載っていたのだが、そこに「長年に渡って喫煙していた方はまず蓄膿症を疑うべきである」と書かれていたのだ。そう言えば鼻の左右がギューッと押されるような感触がその昔百回もあったっけ・・と思い出したのだ。





それで試しにチクノールを服用し始めたのだが、漢方薬だからそんなのすぐ効くはずも無いのだけれど、しかしある晩スパゲティを食いながらお笑い番組をみていると、あるギャグがあまりにあまりにおかしくて思い切り吹き出してしまい、それもたまたま口を堅く閉じていたから口内にあった麺数本が鼻の穴からズビッ!と飛び出してきたのである。

ウゲーッ!と洗面台に駆け込んで鼻をフンッ!フンッ!と思い切り吹き出したところ、これがミートソースのミンチ肉とかパセリとか出てくる出てくる・・。タバスコの辛みまで鼻腔全体に広がったらしく不快で仕方がない。それで嫌だけど水を鼻から吸って鼻腔内を洗浄したのだが・・それから呼吸が一気に楽になったのだ。

あれから4か月が経過したが以前のような「苦しい⇒スカッと楽⇒苦しい」のサイクルは完全に無くなったのである。ただ時々数日くらい息苦しい日は来るけれど、思い切り鼻から空気を吸う&鼻をかむ、を繰り返すと固形化した膿みたいなのが何故だか喉の奥から飛び出してきて(蓄膿症で溜まりこんだ膿が下りてきたらしい)、それで一気に楽になるのだ。

息苦しさの原因は咽頭がんとか肺気腫など喉チンコから下の方向に原因があると思っていたが、実は上の方角に問題があったのだ。ただ普通の人間なら鼻呼吸が狭まったとか違和感など異常に気が付きそうなものだが、筆者みたいな過剰喫煙者はちょっとした違和感はとっくの昔に慣れっこになっているし、なにより鼻腔や喉の神経がマヒして何も感じなくなっていたのだろう。

まったく「とは言い切れ無くも無いとは思えなくも無い・・」の香港耳鼻科医は一体何を診断したのか・・と呆れてしまうが、蓄膿症って病気は案外と見落としがちな病なのかもしれない。なので筆者のようなヘビースモーカーで息苦しさに悩まされておられる方がいたら、呼吸器科だけでなく耳鼻科のドアを叩いてみることをお勧めしたい。






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民進党へのメッセージ




党代表選挙やるよりも、まずコイツを追い出すのが先だろうが!








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フィリピンで食い物に困ったらコレを食え!

フィリピンでは何を食っても不味いため、筆者ら夫妻は最近外食もめったにせず、日本から持ってきた食材を調理したり、市場で買ってきた材料を使って女房に中華料理を作らせているのだが、最近こっちの食品で「結構イケるじゃん」というのに巡り会ったので本日の日記で紹介したい。

PAYLESSブランドが出しているパンシット・カントンである。広東という名の通りこれは中国風焼きそばの事でフィリピン国内のどの食堂にも置いてあるポピュラーな料理だが、筆者お勧めなのは一個14ペソのインスタント麺で、これなんと今まで食べてきた如何なるパンシット・カントンよりも美味いのだ。

作り方は①麺をゆでる、②ザルに空けてお湯切りする、③添付の醤油系ソースとラードをぶっかけて混ぜる、それだけである。日本だとインスタント麺とは言えフライパンで炒めるものだが、何事も手抜きで雑なフィリピン人にとってはペヤングソース焼きそば型の「混ぜるだけ」くらいしか出来ないのだ。

しかしこの混ぜただけのパンシット・カントンを一口含むと、これがまあ醤油の濃い味付けとラードの脂っぽさ、それと奇妙な辛みと化学調味料の味が奇妙なほどマッチしていて、さらにカラマンシー(スダチに似た柑橘系)をかけると何とも言えない安っぽい旨味が広がってもう一口二口と掻っ込んでしまうのである。

あんた!そんなのモノばかり食べてたら体壊すわよ!と女房は文句を言うが、しかし「腹減った!」と思い立ってから3分で食える料理は男にとって貴重だし、それに前回ウスターソースとオイスターソースを使って日本風ソース焼きそばを作ったら一個35ペソの日清ソース焼きそばと寸分たがわぬ逸品が出来上がっただ。

それで筆者の食品用戸棚は現在このフィリピン製インスタント麺が溢れていて、今日は塩焼きソバにしてみるか、いや冷凍エビがあるからそいつをチキンパウダーと一緒に炒めて、うーんやはりオーソドックスなフィリピン風ソースぶっかけにするか・・などと考える楽しみが増えたのだ。

という事なので、フィリピンに単身で来たけれど何を食うか思いつかない・・という方は是非ともこのパンシット・カントンを試してみることをお勧めする。ただし美味いと言ってもそれはあくまでフィリピン国内の話であって、日本や香港でこのインスタント麺が店頭に並んでいても筆者はおそらく買うことは無いという事を付け加えておきます。






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京都の豆腐

今年の春先、京都の姉小路通りを歩いているともの凄く古めかしい豆腐屋を見つけた。この一流料亭が立ち並ぶ一角に店を構えているという事は相当美味いに違いない!と思った筆者は早速××豆腐店の店内に入ると「木綿豆腐240円、油揚げ240円」とかなり高めの値段が紙に書かれていた。

豆腐好きな筆者はたちまち木綿二丁を持ち帰り、マンスリーマンションで料理を作っていた女房を追い払うや豆腐に包丁を入れ、富山で買ってきた銘酒「勝駒」に合わせる肴を作り始めたのだが、さてこの豆腐を一口ふくんでみたところ・・・全然旨くないのだ。これだったらちょっと高めのスーパーの豆腐の方がよっぽどマシである。

筆者が子供の頃に近所に美味い豆腐屋があって、また物ぐさな母親にとって豆腐は最も手がかからぬ食材の一つだから、我が家の食卓にはほぼ毎日何らかの豆腐料理が並んでいたのである。毎日豆腐かよ・・と呆れるなかれ。本当に美味い豆腐は新潟産の上等米と同じでいくら食っても飽きないものなのだ。

大事の風味と甘みが口いっぱいに広がる時の快感たるやもう・・。しかしこの美味い豆腐も筆者が高校生の頃にできた大型スーパーの価格攻勢にさらされて店を閉じてしまい、以降筆者は美味い豆腐を日常的に食う事は叶わぬようになってしまったのだが、それから十年以上たって思わぬところであの懐かしい豆腐に再会したのだ。

香港である。それまで筆者は食材はすべてジャスコやそごうなど日系スーパーで買っていたのだが、当時付き合い始めたばかりの女房が「あんた、街市(ガイシー)の方が美味しくて安いものが揃ってるわよ!」というので黙って従う事にしたのだ。街市とはアジア各地で見られる零細商店が集まった露店集合体のことだ。





で、女房が買ってきたのは出来損ないのオニギリみたいな姿をした豆腐であった。香港では四角い枠に入れて固めるという発想がないため全ての豆腐は違う姿かたちをしているのだが、その食欲を全然そそらない外見とは裏腹に味の方は「これだ!」と叫びたくなるほど美味かったのだ。

たしかに街市の一角に店を構える豆腐屋はみんな個人商店である。毎日万単位の人間が街市を行きかうとは言えケチだけと舌が肥えている香港人は不味いものにはビタ一文払う気などない。だから街市の豆腐屋は大量生産品で割安なスーパーとは差別化した昔ながらの豆腐作りにこだわらないと生き残っていけないのだ。

ただそれもフィリピンに行けばお終いだから筆者はここ数年まともな豆腐を食ってない・・。それで京都で見つけた古びた豆腐屋に期待したものの、これがとんだハズレだった訳だが、さて木屋町通にある居酒屋でマスターと豆腐の話をしたら「えっ?あの××豆腐店は美味いんで評判ですけど?」と驚かれてしまったのだ。

その時筆者の脳裏には日本の東西で豆腐の味は微妙に違うとか、ニガリが違うのではないか?といった疑念が過ったが、しかしカチンときたのはこのマスターが「お客さんは何処のご出身ですか?」と聞いてきたので「東京だけど」と答えたら・・、一瞬このオヤジの顔に「東京のお方は京都のお味は判らんようどすなぁ・・」という嘲笑が垣間見えたのである。

この関西の田舎もんがあ!!と叫びたかったが、しかしこの店は昼から飲めるほぼ唯一の店だからケンカしたくない。それで実はその懐かしい豆腐に成人してから再会してね・・と話を続けたのだが、それは何処ですか?とのマスターの質問に「香港ですよ」と答えたらマスターの顔にさっきよりもちょっと長い嘲笑が浮かんだ・・。もう二度と京都で豆腐の話かんかするもんか。






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呪われた党主席ポスト

今秋の中国共産党大会で習近平は党主席のポストを復活し自ら就任するつもりらしい。毛沢東と並ぶ中国の偉大なリーダーとして自分自身を祀り上げようとしている!独裁が進んでいる!などと世の識者たちは否定的なコメントを発しているのだが、しかし筆者は「そりゃ大変結構な事じゃないか!」と拍手喝采しているのである。

中国共産党中央委員会主席、これが「党主席」の正式名称で、現在習近平が持っているもう一つの「国家主席」中華人民共和国主席よりも格上の、大躍進政策の失敗の責任を取って引責した毛沢東が最後の最後まで手放さなかった中国最高のポストである。なんで中国という「国家」のトップよりも共産「党」のトップの方が上なんだ?とお思いの方は「党が国を指導する」という共産主義国家の基本原則を思い出してほしい。

これ日本だとGHQ占領下の時代によく似ているから重ね合わせて説明したい。敗戦後の日本「国」には国家元首たる天皇と行政府のトップである吉田茂ら首相がいたが、現実の最高権力者は占領軍(GHQ)司令官たるマッカーサーであり、マッカーサーはGHQの軍事力によって日本の一切の抵抗勢力を抑え込み、そして日本「国」を政治指導していた。

で、上の一説を文化大革命直前の中国に置き換えてみると、指導を受ける立場にあった日本国に相当するのが中華人民共和国という「国」で、名誉職かつ象徴的ポストの天皇が国家主席(劉少奇)、行政を取り仕切る首相が国務院総理(周恩来)となり、一方指導する側のトップはマッカーサー(毛沢東)で、彼の下にはGHQ(党本部と人民解放軍)がいた。この説明は如何だろうか?





しかし文革中に徹底的に迫害された鄧小平が中国の最高権力者になるや「党の過剰権力は国を誤った方向に導きかねない!」という新政策が打ち出され、その結果党主席のポストは廃止されて党中央委員会「総書記」という軍隊だと参謀総長みたいなポストが一番上になってしまったのだが、習近平は最高権力者にふさわしいポストを35年ぶりに復活させる気なのだ。

大した実績もない男が参謀総長ではなく総司令官になりたがっている。まあチンケな野郎ほど立派な肩書や勲章を欲しがるのは何処の国でも同じだけれど、世の識者たちとは違って筆者は「党主席が復活だって!そりゃ結構な事じゃないか!是非ともおやりなさい!」と考える理由は、実はこのポストはかな~りツイてないからである。

今まで党主席に就任した人間は3人いて、最初の毛沢東が捻くり出した大躍進政策と文化大革命は人類史上未曽有の大災害だったことは周知の事実だけれど、その後を継いだ華国鋒は四人組と鄧小平の左右両方に吊るしあげられて失脚し、最後の胡耀邦も鄧小平の後継者と言われるほどの実力者だったのが後に失脚し、さらに微妙な時期に奇妙な死に方をしているのである。

そして党主席のポストがあった1943~1982年は国共内戦に朝鮮戦争、中ソ対立に大躍進政策、中印国境紛争、文化大革命に中越戦争と中国にとって災厄続きの時代であり、その一方ポストが無くなった82年以降は天安門事件くらいしか目立った災厄は無い。つまり党主席に就任した本人がおかしくなるか国がおかしくなる、或いは両方おかしくなっている呪われたポストなのだ。





そしてこれは何も党主席だけでなく党「副」主席に座ったのが林彪(クーデター未遂の末モンゴル逃亡中に墜落し)、劉少奇(文化大革命中に迫害されて獄死)、王洪文(四人組の一人で死刑判決の上に獄中死)、趙紫陽(天安門事件時の対応が批判され失脚・軟禁の上死亡)などこれまたロクでもない結末を迎えた人士が多い事からも明らかである。

その呪われたタイトルを復活させるという事は、つまり中国が再び災厄の時代に戻るのと同じ意味なのだ。で、今の中国を見回せば貧富の差の拡大による庶民の不満の増大や、長い国境線で相対するインドとロシアとの微妙な政治関係、膨れ上がった不良債権に大気汚染といった公害問題、そして東トルキスタンやチベットなど民族問題があるではないか。

日本の阿呆メディアは中国を礼賛しているけれども、一つ間違ったボタンを押せば一気に爆発連鎖しかねない第一次大戦前のバルカン半島と似たような状態なのである。今までは江沢民ら走資派と国民社会主義的な共青団が巧くバランスをとって押さえて来たのに、間抜けな習近平が独裁権力を確立すればおもちゃ箱がひっくり返る事態になるのは確実そうだ。

日本や東南アジアにとって中国がバカやって身内で殺しあってる事態が永久に続くのが一番望ましいのは紛れもない事実。毛沢東は生涯8000万人を死に至らしめたと言われるが、新たな「党主席」は是非とも5億、いやできれば10億人を地上から抹殺し、ルワンダのように1000年たっても拭えない深い同じ民族内の憎悪、二度と立ち上がれないほどの挫折感を中国人の胸に刻んでほしいと切に願っている。






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福岡に目を付けた香港娘

少し前の日記で香港人たちは自分たちの将来をかな~り悲観的に見ており、97年の香港返還前と同じように海外移住を模索しつつある!と書いたが、そこで登場したかつての同僚キャンディーがマンション購入のため福岡に来ていると連絡が入った。

つい2~3か月前まで「不動産を買えば日本の永住権が取れるのか?」なんて質問を寄こしてたから移住を検討しているようだとは思ってたけれど、こんなに早く、しかもあれだけ絶賛していた大阪ならまだしも、なんで福岡なんか選んだのか?と驚いてしまったのである。

しかし十代の小娘の時から「開かないガマグチ」と噂されるほどドケチだったキャンディーゆえ、今までため込んだ小銭が膨れ上がっているに違いない。それで日本のマンションは値上がりが期待できる!なんて新聞記事を見つけてからは毎日電卓片手にじっくり読んだに違いない。

頭の中は芸能人のゴシップとデザート類しか入ってなさそうなキャンディーだが、実は数字にはかなり強いのである。それで都市別値上がり予想で一番高い利回りが得られそうな福岡のマンション購入に踏み切ったのだ!と思っていたのだが、一応聞いてみたところ・・なんと住む気だったのだ。

住むってお前・・仕事はどうするんだ?と聞いたら、それは当てがあるのだ!と言うだけである。それに一体ビザはどうなるのか?それと小学生の息子の教育は?と畳みかけたが、こやつは昔から抜け目がない女だったから筆者が心配するような諸条件はすべてクリアしているはずだ。





そして肝心の福岡を選んだ理由も「だってちょうど良いサイズだから」と返事が来た。東京や大阪は大きすぎるが(あくまでキャンディーの視点で)「福岡はその半分くらいの都市」で、しかも香港と同じように30分も電車に乗れば海あり山ありなのが気に入った。だから福岡にしたのよ!と書いてきたのだ。

へえ、そうかねえ・・といぶかる筆者。というのは一昨年筆者は福岡に1週間ほど遊びに行ったけど正直そんなに良い印象を持たなかったからである。それに東京出身の筆者にとって住めるのはせいぜい都市圏人口870万人の名古屋までで、その半分以下の福岡と札幌はちょっとねえ・・なのだ。

しかし十代半ばで香港に来て半分香港人になってしまった女房に聞いたら「彼女は目の付け所が良い」と言い出した。女房にとっても東京はあまりに広すぎて不便であり、自分が住むなら地下鉄や私鉄が発達した大阪圏がベストだが、福岡は狭いわりに色んなものが揃ってるから穴場だと思っていたと言うのだ。

へえ、そんなもんかね・・と筆者はいまいちピンとこないが、しかし何事も抜け目のないキャンディーが間違えることは絶対にありえない。香港人が好きな80平米3LDKくらいのマンションが東京、大阪、福岡でどう値段が変わるのかは知らないが、香港じゃ同じサイズで築30年の物件が1億円を超えるから、香港人にはビックリするほど値打ちのモノに映るのだろう。つまり・・という事は・・。

キャンディー程度の小ゼニ持ちなら香港に100万人くらいいるのだ。この連中が人口250万人の都市圏に続々と移住し始めたら・・。まあ日本有数の美食の街に世界有数の美食の都市住民が混ざり合うんだからメシだけは美味くなりそうである。ただその頃には日本の国境は玄海灘から関門海峡に移動してそうだけどね。






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針の扉を抉じ開けた後は・・

(昨日の日記から続く)Sとは数年前まで日本のワイドショーの顔とも言うべき存在だった関口宏である。有名俳優の息子として生まれ、池袋の立教小学校から大学までエスカレーター式に進学し、卒業後は一旦は俳優としてデビューしたがやがて司会業に転じて大成功したのだが、彼の唯一の問題は妻西田佐知子の出自にあった。日本人だが歴史的に阻害された〇〇出身だったのだ。

現在と違って当時は家父長的な傾向が強い時代である。いくら○○と在日だらけの芸能界とは言え父親から反対されたのだから関口宏の心痛は相当なものだったのだろう。そして筆者はそれでも愛を貫きとおした関口宏を人間としては大変尊敬するけれど、しかし彼の中で醸成されていった信条には残念ながら全く評価できないのである。

作家松本清張が「針の壁」で表現したように、○○出身者に向けられた第三者の何気ない視線も当事者にとっては鋭くて冷たくて心をえぐる凶器になるのだ。しかもスターとしての素質があるとか学業が大変優秀といったプライドが高い人間、あるいは愛する人がそういう出自だから守らねばならない!との意識が強ければ強いほど傷は深く刻まれていくものである。

自分たちを見下す社会構造を壊したい!一橋大学卒業後ハーバード大に留学し、新進気鋭の経済学者として注目を集めた後に小泉政権で閣僚を務めた竹中平蔵がなぜあれほどまでに日本の古き良きシステム、終身雇用制度を壊したかったのか?と言えば、それは故郷和歌山で過ごした少年時代に自分へ向けられた針の目への強力な憎悪が根底にあるからだ。





そして当然ながら慧眼な諸外国の勢力はそういう日本人を探し出してすり寄り、社会正義や人道主義の見地から憎悪を増長させ、そして心の奥底に抱えた爆弾のスイッチを押すように誘導するのである。韓国や中国人にしてみれば純日本人の○○ならいかなる組織や団体、閣僚ポストにさえ大手を振って入り込めるから、巧く絡めとってトロイの木馬にするのだ。

関口宏の番組に出演していたメンバーを見れば彼がどういう人間の取り囲まれていたのか良く判るはずである。そしてこういう連中がどやどやスタジオに入れば制作スタッフたちだってその影響を受けるし、企画会議で彼らが何かを言い張っても逆らおうとする声は次第にトーンダウンしていく。こんなのテレビ局に限らずどの会社だって同じだ。

上や外からの圧力に対しては日本人は反骨を通すが、中では調和しようとする。これは昔から和と尊ぶあまり原理原則を捻じ曲げてしまう日本人の弱点でもある。だからメディア工作の裁量の手段ははまず何よりも司会者、番組のキーパーソンに自分たちの息のかかった人間を送り込む事である。

で、お昼になったらテレビをつけてよく見て欲しい。画面に映るあの司会者は元々どういう職業をしていた方なのか?どういう事務所に属しているのか?同一地域の出身でどういう妻を貰っているのか?本名ななんといって漢字でどう書くのか?よーく目を凝らして見てみれば日本のテレビ業界がどういう状態になるのか見えてくるはずである。






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ワイドショーの偏向反日人士

チャンネル桜の討論番組である経済評論家が「キー局ワイドショーの7割はある下請け制作会社が作っていて、ここが偏向報道の牙城になっている!」と発言していた。今や日本のテレビ局は下請けに丸投げするようになったので、中韓両国と国内左翼はそこに的を絞って丸め込むようになったらしい。

泉放送制作株式会社、それが下請けの名前で、ホームページを見ると「あさチャン」「ひるおび」「直撃ライブグッデイ」「羽鳥慎一モーニングショー」など海外にいる筆者でも聞いたことがある番組名がずらりと並んでいる。どうも出資や資金援助、賄賂を受ける代わりにこいつらの意見に沿った番組作りをしている疑いが濃厚だというのだ。

反日勢力のメディア工作と言うと番組の内容に口出しをする、さらにCM提供企業を脅しあげて番組内容にクレームを入れさせる、パチンコなど半島系企業をスポンサーにして中韓両国に不都合なニュースを報道させない、と言った話は聞いていたが、まさか日本のワイドショーを作っているのが実質一社、それも従業員170人の零細企業とは思いもしなかった。

悔しいが誠に慧眼である。昔からあの連中は相手の弱みを見つけ出すことに長けていて、有史以来日本はそれに苦しめられてきたわけだが、まさかテレビ局の方もここまでボンクラだとは思わないから、70年安保闘争の燃えカス世代が在京キー局から消えれば少しは良くなると思っていたのだが・・どうも甘かったようだ。





しかしである。上に書いたような事があるから「なるほど!だからワイドショーは北朝鮮のミサイルと関係ない事ばかり報じているんだ!」とは誰もが100%納得できないのではないだろうか。だって親会社がフランス企業になろうが、ロシアから資材を購入しようがオレたちゃあ昔ながらのやり方を通すんだ!というのが日本人の性質である。

だから経済評論家の説明では不十分であり、それにチャンネル桜の水島社長は長年テレビ業界にいたのだし、他の論客たちも相当の手練れだから偏向報道化した本当の原因は何なのか?をとっくに知っているはずなのだが、しかし・・おそらく言えないのである。チャンネル桜でも、いやだからこそそうなのかもしれない。だから本日の日記で筆者がその答えを書くことにしたのだ。

『どちらかというと硬い番組のテレビ司会者として活躍中のSさんは、Nさんという女性歌手と障害をのりこえて結婚した人である。Nさんは現在は歌手をやめて、テレビに出ることはほとんどない』。これは本田豊という歴史ルポライターの本の一節である。このSは誰もが知っている超有名人だが、ここは一旦我慢してもう一節読んでいただきたい。

『Sさんの父親はNさんが○○出身であることを理由に大反対した。だがSさんは、『今はそのようなことは問題ではない』と宣言して、周囲の反対をおしきって結婚した。最近はテレビに出る機会もほとんどないSさんの父親は、一九七〇年ころまでは、よく主役をつとめるなど、テレビで活躍していた人である』。(続く) 






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聡明なフィリピン人たちの正論

北朝鮮のミサイル発射問題がここ最近フィリピンでもかなり報道されるようになった。これは「北朝鮮に重大な懸念」声明を出したASEANサミットが8月にマニラで開催されていた事や、デュテルテ大統領が「金正恩=バカ」発言をしたこともあるけれど、何より大きいのはグアム島へのミサイル撃ち込み予告であろう。

北アジア域内で撃ってるだけなら対岸の火事だが、グアム島はフィリピンの目と鼻の先である。こりゃ間違ってこっちに飛んでくるかもしれんぞ・・という恐れとともに、アメリカのトランプ大統領の「炎と怒り」発言で「本当に戦争が始まるのではないか」と言う恐怖感がフィリピン人の間にじわじわと広がっているのだ。

で、こういう話題になるとお呼びがかかるのが筆者なのである。なぜなら女房の従兄弟や近所の呑み仲間たちからは「あの日本人は国際政治に詳しい」と認識されていて(あくまでフィリピン人たちに比べての話だが)、それに毎日ヒマしてるから「この件は一体どういうことなのかしら?」というシーンで格好の臨時解説員になるのだ。





それで我が家に集まった従兄妹相手に北朝鮮のミサイル開発状況と周辺国の外交軍事スタンスなんか説明したのだが、案の定「だったら中国が北朝鮮に先制攻撃すればいいじゃないか!」「北朝鮮の国内民主勢力にクーデターをけしかければいいじゃない!」なんて話を聞いていたのかどうかも怪しげな意見が出てしまう。

まあ日本のオバちゃんに中東情勢を説明すれば同じような反応をするから、フィリピン人を小馬鹿にすべきでないのだろうが、しかし北朝鮮と周辺諸国を紙に図解化して書いても彼らの理解スピードはあまりに遅く(平均偏差値38くらいの高校の授業と思っていただくと良い)毎分一人くらいのペースで脱落していくのだ。

そして思った通り最後まで残ったのは聡明な従姉妹アニーとミレットの二人だったのだが、本格戦闘が始まれば1日以内に北朝鮮は無力化されるが、通常火力兵器によるソウル砲撃は100%避けることが出来ない!との結論に達した時に「あたし韓国人嫌いなのよね」という間の抜けた声が脱落組から飛び出たのだ。





愚鈍さでは一族トップを争う地位にいる従姉妹ローズアンである。こいつは一体どこで韓国人と接点があるのか判らないが、なんとも嫌そうな表情をしながら「I hate Korean(この場合は韓国人の意味)」と何度か言ったのだ。そうしたら・・・、さっきまで煙に包まれたような表情で黙って筆者の顔を見ていただけの脱落組が急に頷き始めるではないか。

「頭の狂った独裁者の息の根を止めるためには犠牲は必要だよ」「フィリピンにミサイル撃ち込まれない様にするためにソウルが火の海になるのなら結構な事じゃないか」などと発言する脱落組。さっきまで頭の血の回り具合の悪さを披露していたのに、なんで急に聡明になっちゃったわけ・・。

そして最後に残ったアニーとミレットからも「大砲の射程距離内に住んでるソウル市民がバカなんだ」というダメ押しが出て、よって全会一致でソウル市民1000万人は全員死ねば良い!と相成ったわけである。いや~君たちの事を今までさんざん馬鹿にしてたけど、結論だけはちゃんと正しい所に着地してくれるわけね。見直しましたよ。






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政党党首になったアヘン商人の孫たち

民主党元代表の蓮舫について「祖父母がなんか怪しい」「アヘン商売に絡んでいたんじゃないか」などとバッシングが繰り返されているが、この意見が左翼ならともかく右翼から、しかも「こういう犯罪者の孫を野党第一党の党首にするとは何事だ!」といった書き込みが多数あるのを見た筆者は呆れてしまった。

この阿呆はアヘンは今と違って当時それほど害悪とは思われておらず、さらに日本がアヘンによって戦費を調達していたことを知らないんじゃないか?と思えたのだ。この書き込みがクラブやオシャレに夢中なアーパー姉ちゃんのものなら仕方がないが、右翼用語を駆使している人間なら知っていて当たり前の話だからだ。

ちなみに筆者は核武装推進論者であり、一刻も早く朝鮮半島で戦争が始まってお互いに殺し合いが始まり、難民が来たら一人残らず玄海灘上で射殺しろ!という考えの持ち主だからネット右翼君たちとは誤差5度くらいのブレなのだけれど、日本の近現代史は表も裏もちゃんと踏まえておくべき!との考えだからだ(中韓両国が声高に叫ぶウソ歴史は除く)





まず清朝が禁止令を出したように「アヘンは危険物である!」との認識は当時あるにはあったが、それはあくまでも建前であり、時代は下って中華民国になっても上海に本拠を置くユダヤ系サッスーン財閥やジャーディン、スワイアらイギリス系商社はインドから輸入したアヘンで莫大な財を築いていたし、香港上海銀行(HSBC)も元はアヘンの決済用に発足したくらい中国大陸ではアヘンは必需品になっていたのだ。

現在なら客人が来ればワインやコニャックを出すけれど、当時はまずは寝台に案内してアヘンをくべた吸引パイプに火をともし、やがて微睡みに沈んでいくのが中国紳士の嗜みだったのである。それから当時の中国大陸では各軍閥が勝手に貨幣を発行したためインフレが酷かったから、アヘンは金と並ぶ汎用通貨の役割もあったのだ。

ところが日本がイギリス勢力を徐々に追い出していくにつれアヘンの供給が目に見えて減少してしまい、このままだと中国人の不満が爆発しかねない!と闇社会の顔役たちから進言を受けた日本軍は華北熱河省産と三井物産を通じて入手したイラン産のアヘンを供給することにしたのだ。





ただ日本も膨らむ軍費と治安維持費をどうすんべ?という懐事情を抱えていたから、だったらオレたちがアヘンの元締めになって稼ごうじゃないか!と決断したのだ。で、そこに登場したのが大陸浪人の里見甫(さとみ・はじめ)で、里見と盛文頤や杜月笙といった暗黒街の顔役らで共同設立したアヘン流通シンジケートが宏済善堂である。

生産や大規模輸入など風上にいたのが日本陸軍と興亜院、満州国といった日本の主要官庁で、風下は中国マフィアや腐敗した中国国民党軍将軍らが控えていたのだが、流通の末端に行けば行くほど中国人比率が増えるかと思いきや、「日の丸の旗を掲げた軍隊が進駐すると、アヘン商隊がやってきたと勘違いした地住民が集まってきた」との笑えない目撃談があるように案外と日本人が多かったらしい。

筆者が長年住んでいた香港にも「ワンチャイの日本人街で買うアヘンが一番質が良くて安かった」との言い伝えが残っているし、マカオのギャンブル王とは別に戦後の戦後アジア麻薬業界の黒幕と噂されるスタンレー・ホーは若いころ在住の日本人商人の下でアヘン売買のノウハウを学んだのは香港では良く知られた話である。





まあ商売上手な中国人相手にお人好しの日本人が伍していくにはアヘン小売くらいしかないからだろうが、日本人じゃ入り込めない地域には地方の有力者をシンジケートに加えて親日派に懐柔するとか、イギリス植民地に必ずいるインド人みたいに植民地だった台湾・朝鮮人を連れてくるといった手段を駆使して日本経済圏、親日派ゾーンを拡大していったのだ。

で、蓮舫の祖父母は数千、数万人いたそういう下っ端連中の一人だった。単にそれだけなのである。それが孫の代まで背負わなければならない罪だとは筆者には全く思えないのだけれど、仮に百歩譲って彼らの正義感に同意したとしよう。それでね、シンジケートの末端にいた人間の孫が日本の野党の首になったらいけない!と言うのなら、じゃあもっと上にいた人たちの孫はもっといけないんですよね。

蓮舫を守る気などさらさら無いけど、もしも誰かを攻撃する場合、しかもその前身や親族を使って貶めたいのであれば、まず丹念に調べてから何かを言うべきだ!というのが筆者の考えだ。だからこの右翼と同じことを思っている人に質問したい!大戦時の満州国総務庁次長にしてアヘンシンジケート宏済善堂の真の黒幕だった岸伸介の孫安倍晋三は与党党首どころか首相、いや議員も辞めるべきだよね?違いますか?






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蓮舫のパスポートのトリックを解き明かす

蓮舫の台湾国籍パスポートが台北ではなく在ソウル大使館、それも現実に存在しなかった東京分室で発行されていた事が話題になっているらしい。この手の話題好きが集まる掲示板は「蓮舫は実は韓国人なのではないか!」とか「当時日本と台湾は国交が失われていたからだろう!」「じゃあ有効なパスポート無しでどうやって日本から韓国に行けたんだ!」といった書き込みで溢れている。

ちなみに筆者のパスポートは日本国だが発行元は在香港日本総領事館で、だからもしも将来政治家になったら「○○は香港人だ!」などと無知な連中に攻撃されかねないのだけれど、さてさて蓮舫のパスポートの謎について筆者はいささか思い当たることがあるので今日の日記で説明したいのである。

蓮舫韓国人説はあまりに馬鹿らしいので割愛するが、おそらく彼女がたどったのはこういう事ではないだろうか。パスポート失効に気付いた蓮舫(当時13歳)の両親は一度は日本の役所なり東京にある台湾代表部に出向いて「パスポート更新のため台湾に行きたい!」と申し出たが、書類手続きの煩雑さや時間的な理由から一旦は引き下がったのだと思う。

しかし台湾に住む叔母が危篤とか、夏休みのアメリカホームステイに行かねばならない!など火急の用事があるから諦めるわけにはいかない。そこで父母や親戚の叔父さん、あるいは父親の商売上の取引先などの伝手をたどって「一時的に使える」パスポートを入手し、ソウルに飛んで晴れて台湾籍のパスポートを入手した・・というのが筆者の考えだ。





で、その韓国往復のための一時的なパスポートとは何かというと、在東京韓国大使館が発行した「韓国籍の」パスポートである。これ何も荒唐無稽な話ではなくて、筆者の日本国パスポートを香港総領事館が作ったように、東京の韓国大使館でも在留韓国人向けにパスポートを作っているわけだが、実は自国民以外にも「韓国籍」パスポートをずっと与えてきたのである。

一番多いのは北を支持する在日朝鮮人である。ハワイに遊びに行きたいが「有効なパスポートがない!」「北朝鮮のパスポートじゃ行けない!」在日朝鮮人が何をするのかと言うと、韓国大使館に出向いてパスポートを作るのだ。もちろん「あなたは南の支持者に切り替えたらどうか!」と説得はされるが、ずっと黙秘していれば韓国籍パスポートを懐に入れて帰宅できるのである。

そんなのウソだ!と思うのだったら是非とも調べてみて欲しい。そうすればこれが別段大きな問題になることもなく大っぴらに行われてきたこと、そして朝鮮総連や朝鮮商工会の幹部でありながら韓国籍の人間が案外多いことなど「表面上の南北対立の裏側にある意外といい加減な国籍事情」が見えてくるはずである。

そしてここから本題に入るが、東京の韓国大使館は実は在日南北同胞意外にもパスポートを発行してきた事なのだ。こんなの普通の国じゃ考えられないが、実は金泳三政権が誕生する前、つまり韓国が軍事独裁政権だった頃の日本の韓国大使館は犯罪集団の影響下にあってとことん腐敗しきっていたからだ。





筆者より年上の方なら韓国の情報機関KCIAと統一教会は元締め下請け関係を超えほぼ一体化していたことをご記憶だろう。当時は冷戦構造の真っただ中であり、共産主義陣営の最前線に位置する韓国はカネが幾らあろうが足りない状態だったから、外国からの経済援助の他に裏家業にまで手を染めていたのだ。

その実務を担ったのが統一教会である。配下の政治組織を通じて自民党に取り入り、覚せい剤から世間を賑わした経済事件、それと多宝塔に珍味売りら霊感商法に大使館内でのカジノ運営までありとあらゆることに手を染めていたのだが、まあこれはテーマが大きいので別の日記にするけれど、彼らがやってることの一つに違法パスポート作りがあったのだ。

日本に潜入した韓国人スパイや経済事件で指名手配された統一教会員、さらには覚せい剤の買い手である日本人ヤクザ組長や亡命を希望する東側の人間に「本物の」韓国パスポートを与えて合法的に日本から出国させるのだ。007らスパイ映画には秘密兵器作りや逃亡支援を専門にやる部署が出てくるが、韓国大使館はこの時期その役割を果たしていたのである。

今まで「金大中を拉致したKCIAの工作員はどうやって日本から出国できたのか?」とか「この警戒が厳しい日本で何十年も潜伏出来るものなのか?」「なんで法律上出入国できない人間が日本に堂々と入って来れたのか?」なんて素朴な疑問の答えが韓国大使館発行のパスポートだったのである。そして蓮舫の一族は大使館内部に伝手があって、カネで解決することが出来たに違いない。(続く)






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幽霊目撃譚が見抜くニセ歴史

筆者は二十代後半から外国人相手にモノを売る仕事をしてきた人間で、中でも一番多く付き合ったのは中国系、つまり香港人と台湾人、中華人民共和国民、それと東南アジア一帯と欧米に移住した華僑たちだったが、仕事話の合間にプライベートな話題になると映画や音楽など趣味の他に幽霊話をすることが多かった。

ヒュードロドロ!と出てくるオバケの話である。一神教で厳格なユダヤとプロテスタントとイスラム教徒と違い中国人は案外この手の話は信じるから、中には「実は俺の姉の家に幽霊が出るんだ!」なんてめっけものに巡り合うこともあるのだが、しかしたかが幽霊話とバカにするなかれ!実は歴史の真実を知る重要なツールでもあるからだ。

豊臣秀吉に滅ぼされた八王子城跡や関ヶ原、国内で唯一地上戦を体験した沖縄のような大勢の人間が死んだ場所ではかな~り幽霊話が多いが、実はこれ外国も同じなのだ。ソ連KGBのルビヤンカ監獄やポーランド・ワルシャワ旧市街、ナチスの絶滅収容所跡地など万単位の死者が出た場所には宇宙レベルの幽霊話で溢れているのである。

それは中国でも同じで、太平天国の乱の際に包囲されて丸ごと焼き殺された都市や文化大革命中に反党分子を虐殺した紅衛兵のアジトでは今でも実に生々しい幽霊目撃譚があるのだけれども・・・南京市にはそれが無いのである。日本軍によって30万人の中国人が虐殺されたと中国が主張するあの南京市である。





筆者は南京市の顧客(旧国営工場)を良く訪れていたのだが、工場長から調達マネージャーに品質管理主任、経理係に、お色気スナックのママや現地人向けのHなマッサージ嬢までいろんな南京市民と話をしてきたけれど、借金苦や隣の奥さんに横恋慕して首吊った商店主の幽霊の話は幾度も聞けど、日本軍に殺された人たちの幽霊話は聞いたことが無いのだ。

ふつう30万人も殺されればもの凄い怨念が南京市を渦巻いているはずであり、当然ながら南京市の市民は子供の頃に爺ちゃん婆ちゃんから恐怖の心霊話を(中国人は効果音や擬音語擬態語を巧みに駆使して表情豊かに語るのが得意)さんざん聞かされたはずなのに・・、それが見事なくらい無いのである。

南京市のあちこちには日本軍の非道を訴えるプロパガンダ展示物がさんざんあるのに、一般庶民にはその非道によって無念の死を遂げた昔の人たちの幽霊目撃譚が根付いていない・・・。ある一つの情報が社会階級の上の方にだけ偏在している場合はまずはその事実の疑うのが定番だ。

それに幽霊話と言うのは上の命令ではなく、下から湧き上がってくるものなのだ。市長やキーキーうるさい女教師がいくら「ここに幽霊が出ることにしろ!」と命令したってリアリティがなければ広がっていかないし、それにいくらサクラを雇おうとも「ここは幽霊が出ても仕方がないな・・」という土台が市民一人一人の中に共有されていなければ拡散していかないモノなのだ。





案外と幽霊目撃話がないのに、筆者が「広島のホテルでの恐怖の一夜」とウソ話を始めると皆がウンウンと頷いているのは「原爆で多くの人間が死んだ!」と言う土台が誰にもあるからだ。で、その逆のパターンが南京市になるわけだが、同じことを繰り返して申し訳ない鵜がもう一度言うと。南京で虐殺を目撃した人間は居なかった・・という事である。

南京大虐殺はあくまで上から出たプロパガンダなのだ。その根拠は市民の間に幽霊話が根付いていない事である。でもまあこういう事を書くと中国共産党は突然ねつ造を始めたり、「南京の幽霊」なんて映画をハリウッドを通じて突然作りかねないのだけれども、幽霊目撃談というのはちゃんと歴史検証に役立つのだ。

でね。中国の他にも日本の非道さを声高に叫んでいる国があって、なんでも従軍慰安婦なる可哀そうな女性たちが人間狩りにあって拘束され、そして日本軍兵士の性のはけ口にされ、最後は中国に連れていかれて大量虐殺された!と主張しているのだが、皆さん従軍慰安婦の幽霊話って聞いたことありますか?

半島の民は日本以上に霊魂の存在を信じるから「我が民は幽霊にはならないニダ!」との言い逃れは通用しないのだ。だからそれほど多くの女性陣が生き地獄と無念の死を迎えたのなら、それに見合う幽霊話が沢山あるはずだから是非とも聞かせてもらえないだろうか?。それと言っとくけど生半可な幽霊話じゃ日本人のオカルトマニアは騙せないよ!。






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わたしの周りの反日人士

ヒマなのでSNSを眺めているが、ここ2~3か月間に投稿された投稿を見る度に知人たちの思想傾向と彼らがそうなった相関関係がある程度分かってきた。憲法改正や北朝鮮のミサイル脅威といった真っ当な問題ではなく、森友・加計や稲田元防衛大臣など枝葉の議論に拘泥している連中が3つのグループに集約される事に気が付いたのだ。

学歴なり職業、収入の違いは思想に大きく影響しそうだが、意外にもこれはほとんど関係が無かった。例えば筆者の元上司はかなり金持ちで優雅なリタイア生活を送っているのだが、空母カールビンソン派遣反対!トランプはソウル市民を見殺しにする異常者だ!といったぶっ飛んだニュース記事を盛んにアップしては「こういう人物は弾劾すべきです」などとコメントしうるのである。

おまけにそれに賛同する同じ世代の元上司や先輩たち。それでその昔この連中が「アメリカと自民党と会社の経営層の悪口を言ってれば飲み会のヒーロー」像に凝り固まっていたのを思い出した。そう、こいつら、特に名門大を出ながらせいぜい課長止まりで終わった吹き溜まりであればあるほど酔えばそこへ行きつくのである。





第1の反日グループは60年70年安保世代とその燃えカスが燻っていた70年代に教育を受けた「老人」だ。それも実際にゲバ棒を振るって機動隊に頭を割られたデモ学生ではなく、そのデモを眺めていたか或いは全く対極にいて就職試験で「学生運動は一切やってません!」と発言した人間だからタチが悪いのである。

評論家の長谷川光洋が「彼らは羨ましそうに指をくわえてデモを見ていた周辺の人たちである」と言っていたが、筆者はもっと辛辣なのではっきり定義すると「絶対安全圏で革命を叫んでいる卑怯なナルシスト」である。偉そうな事は抜かすが自分は何のリスクも取らず何もせず、いざとなれば逃げ足が速い彼らの無様さを筆者は随分と見て来たのだ。

一方筆者と同じくらいの世代、つまり1980年代に物心がついた現在齢五十のおじさんたちはどうかと言うと、これは上の世代と違って「保守」が多数派である。しかし少数はとは言え居ることは居る「反日」の連中をじっと見ると、これも収入や会社や役所での地位、あるいはセールスマンだとか八百屋といった職業、あるいは独身と子沢山などはあんまり関係ないのだ。





完璧なほど相関関係があったのは出自である。これは人権問題が絡んでくるのと、そうは言っても友人知人だから具体的な記述は避けるけれども、昔から在日と噂された男や、被差別〇〇出身の男、あるいは在日や〇〇の妻を貰った男たちはただ一人の例外もなく反日的なコメントを発していたのだ。

ただ外国人の妻とハーフの子を持てば移民に寛容な姿勢となるから、そのテーゼを展開する反日団体に共鳴するのかとも思ったが、タイ人やフィリピン人、台湾人、さらには四川省出身の妻を持つ知人たちには意外にもそういう傾向は見られない。つまり反日を叫ぶ人間たちの出自は朝鮮と○○の2つだけに集約されるのである。

で、本来ならここで「ジジイとチョーセンと○○から選挙権を取り上げろ!」という帰結にしたいのだが、しかしその前に反日を叫ぶ人間の見極め方について、つまりこの人はなぜ反日を叫ぶのか?と言う背景を簡単に探る方法についてレクチャーしたいので、ここは良く目を凝らして読んでいただきたい。きっと役に立つはずです。





まず第1のグループである老人たちは見た目で判るけど、その中でも一番どうしようもないのは「大きな会社で働いていたが、あまり出世しなかった人たち」である。若いころ指をくわえてみていた人間なぞ社会人になろうが九分九厘出世することは無いし、会社員人生の全てを通じてネジくれていたはずだから、ここでも反会社や反日など「オレを認めてくれない社会は壊れろ!」的な思想が醸成されるからだ。

第2のグループである在日(チョーセン人)の場合、まずは彼らの耳を見て欲しい。ふつうの日本人なら耳たぶがブランと大きくぶら下がっているが、朝鮮人の場合は6~7割くらいが耳たぶが無いか異常に小さい「朝鮮耳」の持ち主か、あとは耳たぶが奇妙な形に捻じれているのだ。これ朝鮮民族以外はあんまり現れない特異な形態だそうである。

そして第3のグループ○○だが、これは戸籍上の住所とか名字、戒名と仏教のある宗派の門徒なんてのがあるけれど、一番簡単なのは・・・。うーん・・(沈黙)。これ書くとちょっと凄い事になりかねないな・・・。という事で、立派な看板掲げといて今更申し訳ないですが、反日人士を見つけたら前述の老人とチョーセン人だけ参考にしてください。






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異次元会話

所要で来月頭から香港に行くことになったのだが、女房が「今回はあたしが宿の手配をする」と言い出した。4~6月の日本旅行でかなり懐が痛んだから、香港で出稼ぎ家政婦している友人たちやルーシー叔母に居場所を融通してもらえば良いじゃないの!と言い張るのである。

それとマカオのホテルで働いてる従姉妹ボーヤに頼むと半額で泊まれるのよ!と言うので、じゃあそうするか・・と女房に全権委任したのだが、それから1時間後に筆者は自分の決断に早くも暗雲立ち込めていることに気づかされたのである。

9月4日チェックイン、9月9日アウトと指示したのにチェックアウト日がノーベンバー(11月)とケータイに向かって叫んでいるのだ。ちなみに筆者はメモを書いて女房に渡していて、現に女房はそれを眺めているのだからこれは脳から抽出した単語が間違っているのだ。

4年前フィリピンの永住権を取るためのイミグレーションで面接を受けた際、「結婚記念日はいつですか?」と質問に対して女房は全然違う日を答えてしまい、面接官から「あなたたちは本当に夫婦なのか!」と疑われてしまったくらい、女房が適切単語抽出能力が劣っているのだ。





それと9/4→9/9だと5泊6日なのに女房はボーヤに向かって「シックス・ナイトォ!」と話しているのである。それで見かねた筆者が注意すると女房はハァ?というような表情をして「ボーヤはちゃんと理解しているのよ!」と言い張る。

しかし・・実は受話器の向こうにいる従姉妹ボーヤは下半身があまりに緩くて父親の違う子供を二人産んだシングルマザーなのだが、頭の中のネジも緩みっぱなして、何を聞いてもニコニコ笑顔でいるだけのボーヤと話すたびに深い霧の中を歩いているような錯覚にとらわれるのだ。

一族の中で抜きんでて阿呆なボーヤを雇うとはマカオの一流ホテルは相当人を見る目がないんじゃないか・・と思うのだが、どうも面接官はボーヤ唯一の取り柄である体から発散するフェロモン量の多さに欲情したような気がする。

で、こいつらに会話ちゃんと通じているのだろうか・・・。そうした疑問はつかないが、レストランでもホテルでも女性陣に選ばせれば後から文句は言わないから筆者はじっと我慢しているのだが、時々全然違うホテル名が聞こえてくるたびに思い切り不安に陥るのである。これはかなり危ないぞ・・。






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激ヤバ組織GRUと北のミサイル開発

元外交官でロシア専門家の佐藤優氏がGRUについて興味深い話をしていた。正式名称はロシア連邦軍参謀本部情報総局、大抵どの国にも必ず政府系と軍系の2つの諜報機関があるが、アメリカのDIAと同じくGRUはロシア軍の一機関である(政府系は昔はKGB、現在のFSB)。

筆者の理解だと軍系情報機関は敵軍の配置状況や兵器情報、それと軍事通信の電波傍受なと政府系に比べてテリトリーが限られていて、特にソ連崩壊後からGRUは存在感が相当落ちているはずなのだが、佐藤氏の話だとそれはGRUの一面しか見ていないだけらしい。

なぜならGRUはロシア政府(以前はソ連政府)のためだけに働いているのではなく、ミサイルや戦車、銃弾に航空機などを供給するロシア国内の軍事産業群の一員でもあり、世界中の紛争を抱えた国家や反政府組織相手に武器商人の役割を果たしているそうなのだ。

これ日本に例えると、専守防衛憲法九条死守の日本政府相手じゃ利益が上がらないからと、三菱重工や石川島播磨重工が自衛隊の情報本部を陰で操って外国に武器を売るのと同じなのだが、商社ではなくわざわざ軍人を使う理由は他国に政変を起こして対立関係を生み出すといったスキルをGRUが持っているかららしい。





そう言えば元公安調査庁の幹部だった菅沼光弘が「オウム真理教の信者たちはロシア軍の通常の部隊ではなくGRUに軍事訓練を受けに行っていた」と発言していたが、しかしオウム真理教を後ろから操っていたのはクリントンによる爆撃命令が目前に迫っていて、自分たちの脅威を見せつけたかった北朝鮮だと言われている。

だからオウムは最初ロシアにすり寄ったが後から北朝鮮に切り替えたのだ!と筆者は考えていたのだが、しかしGRUと北朝鮮にはもともと利害関係があって、いやもっと言うと北朝鮮の核開発自体がロシア政府ではなくロシアの軍産複合体の協力のもとに行われていて、オウム真理教は既得権益を守るため生贄にされたのではないか・・と思えてきたのだ。

まあただこんなの空想だし、陰謀論というやつは無限に広がっていくからどこかで切りを付けなければならないのだが、しかし最近ニュースを賑わしている北朝鮮のミサイル開発に視点を移すと、ここ2年ほどの技術発展は素人目に見ても明らかに異常な速さである。

コールドランチやICBM長距離化、そして潜水艦搭載SLBMなどここ1~2年以内に米中ソに並ぶ各先進国になるのは確実である。思い出してほしいが数年前までは打つロケットが実に無様な失敗を繰り返していたのだ。だから常識的に考えれば核兵器保有国から技術供与を受けていると考えた方が自然ではないだろうか。





で、核保有国を見渡してみると中国は地政学的利便さ以外では北朝鮮を見捨てたいくらいだし、金正恩が政権についてから外交関係はむしろ悪化してきたのだから最初に除外しても良さそうである。そしてアメリカのマッチポンプ説もあるけれども、やはり一番怪しいのは3年前にウクライナに侵攻して以降数々の経済政策を課されてしまったロシアではないだろうか。

ロシアとビジネスをされた方ならよくご存じの通り、この国はその昔から石油や鉱石、食料など天然資源以外は何一つ売れるものを持たない国である。そこへ経済制裁を課されると国ごと干上がってしまうから、クレムリンの親玉はKGBと軍に対して状況を打開せい!とけしかけるのだが、この国のお家芸は今も昔も謀略工作である。

他国に亀裂を入れることで入り込んで収奪する、あるいはより大きい緊張を作り出すことでロシアへの制裁を緩めてもらう。モスクワがやって来たことは今も昔もずっと同じだから、故に急激に進歩した北朝鮮のミサイル技術、いや発射しているミサイルの基幹部品(あるいはミサイルそのもの)はロシアから来ているのでは・・と思えてきたのだ。

そしてGRUの裏の正体を聞いた現在筆者は「これだ!」と早合点しているのだが、ただ佐藤優氏曰く「この組織はかなり危ないから絶対に触らない方が良い」と言っていたが気になる・・。で、まあ本日はこの日記を読んでいただいた方たちに恐怖の分散をしたことで話を終わりにするが、さてみなさん・・暗い夜道にご注意を・・。






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映画館で暴走する性

オルティガスの映画館で小用を足していると突然すごい薄着の女性が中に入ってきた。あっ!しまった!女子トイレに入っちまったか!と慌てたが。しかし筆者は現在小便器に向かってジャージャー放出しているからそんな街違いはしていない・・。それでよく見たらこの薄着はバクラ(オカマ)だった。

へえ、バクラでもちゃんと戸籍上の性別に従うのか・・と感心したのだが、どうも恥ずかしいのか(トイレには筆者しかいなかった)鏡台の前に立って筆者をじっと見ている。それでこれは邪魔したわい・・と足早に指定席へと向かったのだが、これから映画が始まるという数分前に「What do you want?」という声が左後方から聞こえたのだ。

振り向くとそこには白人のハゲが女性と一緒に座っていたのだが、薄暗がりながら見るとハゲ白人の手は女性のミニスカートの中にスルスルと忍び込んでいるではないか・・。な・・何やってんだこのカップルは!と思った筆者が女性の顔をみたところ・・・、トイレにいたバクラだったのだ。

ジーッ(ジッパーを下ろす音)、クチャクチャッ(チューインガムを噛んでるような音)、フーッフーッ(激しい息遣い)、ウッ(おそらく誰もが想像するであろう瞬間の音)、そしてガサガサとカバンの中から何かを探し出す雑音にウフフフフ~というバクラの含み笑い。これが背後からずっと漏れ聞こえてきたのだ。

この薄汚いホモめ!と不快指数100%になった筆者は盛んに咳払いをしたがエキサイトした二人にはそんな音など耳に届くはずもない。それで映画が終わって再び男子トイレに用を足しにいくと、筆者が一番乗りと思いきやなんと例のバクラが大用の個室に入ろうとしていて、そしてドアの隙間から筆者を見てニ~ッと笑ったのである。





ウッ!オレは誘われてるのか?と総毛立ったが、運よくガヤガヤと大人数の男子諸君がトイレに入ってきたためバクラはバタン!とドアを閉めた。そして気分が悪くなった筆者は用を足すとすぐに映画館を出たのだが、この話を映画館の入ったショッピングモールで働く従姉妹フィリンに話したところ、ああ!あのバクラは有名なのよ!と大笑いした。

なんでもバクラは数か月前からショッピングモールの映画館に居つくようになってしまい、十週か所ある映画館のどれかに入り浸ってはトイレで客引きをしているそうなのだ。でもだったらなぜ警備員が追っ払わないのか!と聞いたところ、バクラはちゃんと毎回料金を払っているから文句は言えない・・と言うのである。

フィリンの説明はなんかピントがずれていて何かが大きく間違っていると思うのだが、しかし今でもフィリピンの田舎じゃバクラや女の売春婦が映画館で客引きしているし、ごくごく普通のカップルが映画館の中で事に及んで妊娠しちゃった!といったケースも案外多いのだと聞いて・・筆者は沈黙してしまったのだ。。

というのは今から三十数年前、筆者がまだ高校1年の時に中央線沿線の某ピンク映画館で同じような体験をしたからだ。近づいてきた妙齢の女性に「ねえ、あんた溜まってるんでしょ!」と耳元で囁かれ、財布の中から5千円出す代わりに前述のようなジーッ、クチャクチャッ、フーッフーッ、しょーがないわねぇ、ウフフフフ・・な事態に相成ったのである。

急に甘酸っぱい思い出が蘇ってくる筆者・・。それで「まあ人間誰もが何らかの違いを抱えているし、それにああいう形でしか発散できない人間もいるからなあ・・」と急に肯定的な一言を発したら、従妹フィリンは筆者を見て意味ありげにニヤッと笑った。いや違うって!バクラに興味があるって訳じゃないの!昔のこと思い出しただけなの!






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危ない東洋医学

片岡鶴太郎がヨガにはまり込みすぎて家族から見放され、現在一人で生活しているとの記事がウェブサイトに出ていた。筆者はこの方の名前を聞いたのは約30年ぶりで、俳優なり画家として成功していると今初めて知ったのだが、かつてのコメディアン鶴太郎像とはかけ離れたエピソードにちょっとビックリしてしまった。

それと同時に「やっぱり東洋医学はまずいな・・」と一人頷く筆者。今から30年前に旅したインドでサドゥーという修行僧(見た目は単なる乞食)になってしまった日本人を何人も見たが、アンタはなんでこんな風になってしまったのか?と聞いたところ、最初はヨガに興味を持って・・という答えが圧倒的に多かったのだ。

今考えればそういった連中はオウム真理教に集約されていった訳で(インドで出会った同じ大学の小林君も入信して出家した)、そして例の大事件以降この手の東洋医学はソフト化へと舵を切り替え、昨今は健康志向に乗ってブーム再燃したまでは知っていたのだけれども、鶴太郎の家庭が壊れたと聞いた筆者は改めて東洋医学の怪しさに気づいた次第である。

まあ筆者だって香港にいた最後の2年間は漢方薬や針治療に嵌った事があって、その背景である思想にも興味を持って調べたことがあるのだけれど、なぜ「やっぱり東洋医学はまずいな」と思ったのかというと、実は新入社員に毛が生えた頃に会社の先輩が鶴太郎と同じことになってしまったからなのだ。





海老原さんは筆者より15歳年上の技術屋で、鯨飲大食の当然の帰結として若いころからメタボな体形をずっと維持しており、その結果40代に入ってから成人病のデパートになってしまったのだが、出張で訪れた台湾の生産委託先から「あんたに打ってつけの医者がいるよ」と紹介されたのが幸運の巡り合わせ、いや運の尽きだった。

そこは台湾人の間ではよく知られた漢方クリニックなのだが、医師の黄先生が変わっているのは一日中寝転がっても酒を鯨飲しても構わないが、クリニックが提供する白い粉だけで三食賄いなさい!というものだったのだ。いいですか?野菜どころかお粥もラーメンも寿司も何もかも食ってはいけないのである。

食い物は人生の楽しみの半分、いや少なくとも四分の一くらいは占めている訳で、普通の人間ならこんな治療方法など拒絶するものだが、この海老原さんは相当変わった性格なだけでなくかなりの凝り性であり、また成人病の方もかなり深刻になりつつあったから一も二もなく黄医師の指示に従ったのである。

会社の食堂や居酒屋で皆がパクパク食べているのに、海老原さんは円筒形のプラスチックの蓋をカパッと空けて、中に入った白い粉を貪り食う・・。その光景には健康とかダイエットといった明るい響きよりも何か底知れぬ闇のようなものを感じ取ったが、しかしながら日を追うごとに海老原さんは目に見えて痩せていったのだ。





コケていく頬と細くなっていく胴回り。あの粉は下剤かなんかじゃないか?と皆で噂しあったものだが、たしか半年で20キロくらい体重が落ちたはずである。で、当然こんなに急激に痩せれば貧血でも起こして病院に担ぎ込まれそうなものだが、意外にも会社の野球大会で大活躍するなど体の方は頑強になっていくのである。

ただ海老原さんもここで納めておけばよかったのだが、台湾出張(=実際は黄医師のクリニックに行くのが目的の半分カラ出張)から帰ってくる度に「肉を食うと早死にする」などとまだ常人でも多少は理解出来そうな発言をし始めたのだが、半年もすると「人類は間違った食べ物のせいで滅びてしまう」とかな~り遠くへと行ってしまったのだ。

そして当然ながら彼の思想は奥さんと子供が住む我が家へと持ち込まれる訳で、今までは家族の冷たい目を一身に受けながら自分だけ白い粉を食べていたのだが、ある時奥さんが作った料理を一目見て「お前は子供を殺す気かぁぁ!」と叫んだ時から彼の家庭は崩壊し始めたのである。

味噌汁やスープに白い粉を混ぜ合わせる、奥さんが作ったオカズに白い粉をぶっかける、ついには子供の口に白い粉を無理やり押し込む所までイってしまい、見かねた奥さんの兄と姉の旦那がある日家にドカドカ上がり込むや奥さんと子供と必要な家財道具を運び出してそれっきりになってしまったのだ。





ここで普通の人間なら目が覚めるはずだが、この海老原さんはかなり頑な性格である上に、現実に自分は健康になったのだ!という成功体験が裏打ちされてるから自分が正しいと思い込んだままである。それで結局は奥さんと子供との関係は平行線のままとなってしまい、数年前に退職された時も別居状態だったはずである。

ただもしも海老原さんが自分が白い粉を食べ続けるだけで完結していたら、子供たちも「お父さんヘンなことしてるなー」だけで済んだはずだし、奥さんも「あたしの作った料理が気に食わないのかしら!」とむくれるだけで事は済んだはずである(だいたい女房という生き物は常に何かに対してむくれているものだ)。

だから彼の失敗は台湾出張の度に黄医師のクリニックを訪れてはこの人物の講釈に耳を傾けてしまい、かつ日本に帰ってからも文献を読み漁ることによって普通の人ならまず絶対に思いもつかない、今じゃ博物館でしかお目にかかれないような面妖な医学思想を頭の中で作り上げていったことであろう。

ずっと臨床を繰り返してきた薬や治療法を受けるだけにしておくべきだったのだ。まったく奥さんと二人の子供の事を思うと誠にお気の毒としか言いようがないが、海老原さんの頑固さと研究熱心さを考えるに、おそらく彼は自宅を植物園か何かに改造して奇妙な研究を続けているに違いないと筆者は確信している。






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嗅覚が働かない〇〇の子供たち

今までさんざん食い物関連の日記を書いてきた筆者だが、実は自分が選ぶ店はそれほど美味くないという弱点がある。例えば新しい町を訪れて最初の晩メシを食いに行くとすると美味い店に当たる確率は限りなくゼロに近く、可もなく不可もなくの店がせいぜい50%、残りは不味い店である。

一方世の中にはこういうのに長けた人間がいて、例えば学生時代にタイで出会ったI氏が見当をつけた店はまず外すことは無い。東京・下町の酒場で抜群にうまい煮込みをつつきながら「あんたはどうしてこんなに嗅覚が効くのか?」と尋ねたが、I氏にしてみればそれが常識だから筆者の困惑など理解出来ないのである。

そして筆者の女房も昨年の沖縄・那覇でフランス料理店が大外しした以外はたいてい旨い店を見つけ出すので、恥ずかしながら日本に来ても店選びは女房にお願いしているのだが、いったい自分は何故こんなに嗅覚が効かないのか・・という疑問に対し半分くらい答えが見つかったのである。





バンコク在住の後輩K君も日本に来ていたので新宿で一杯呑むことにしたのだが、実はこのK君も筆者同様に店選びがかなり下手糞で(舌が肥えてないのではなく店選びで外す‥と言う意味)、過去何度かバンコクで再会した折にもJTBのガイドブックに載っているような店ばかり連れていかれたのである。

それで酔いに任せて「20年もバンコクで営業マンやってるのにあんな店しか知らないのか・・」と皮肉ったところ、このK君は自分が選んだ店のせいで今までどれだけ接待の場で恥をかいてきたのか・・などと説明し始めたのだが、最後に「酒を呑まない堅物のオヤジの子ですから・・」と言ったときにハッとしたのである。

そう、筆者の父親も酒を一滴も呑まなかったのだ。いやそれだけでなくK君と筆者の父親は二人とも公立学校の教師、しかも現在だと高卒に相当する旧制尋常師範学校卒業ではなく、旧制高等師範学校(現在の筑波大学)や旧制大学を出た上の部類に属する教師という共通点があったのだ。





これ現在の日立の社員に当てはめると、工業高校卒の機械工と国立大学工学部で修士課程を取得したエンジニアが同じ職場で同じ仕事をしているようなものなのだ。それに貧乏人の子供が集まる学費タダの尋常高等師範学校と違って、旧制中学→旧制大学・高等師範学校コースは目の玉が飛び出るほど学費が高かったから、当然ながらここを卒業したという事は中産階級の子弟を意味するのである。

職場では気品と教養のない尋常師範学校卒の教員を鼻で笑い、家では本棚にずらりと並んだ難解な専門書を読みふける。オレは違うのだ!という強烈な自負と大衆的なものへの深い侮蔑心。K君が話した父親像は筆者と全く同じで、で・・ここから本題に入るのだがつまり週末に近所の焼き肉屋でカルビやミノを肴にビールを煽るなんてことは人生ただの一度も無い人だったのだ。

外出しても食べに行くのはデパートの最上階にあるレストランか、スエヒロ5みたいなチェーンレストランだけ。これは教育程度と言うよりも戦前の中産階級出身者として大衆が行くような店などいけるか!というプライドが原因だろうが、しかしだからと言って老舗の天ぷら屋に行けるほど給料が高い訳だから行く店の選択肢は狭くなる。





裏通りにある小汚い店こそ美味いものの宝庫である!という感覚が子供時代に十分に培われなかったんですよね・・とこぼすK君。合理的説明はつかないが、確かに小綺麗でサービスは良いが大して美味くもない店でばかり食べ続け、でもこの店には価値がある!と思い込んでいくことは何かを欠落させるに十分だ。

もう夕飯だから父ちゃん呼びに行っといで!と母親から命じられたは良いが、近くの大衆酒場の止まり木でだらしなく飲んでる父親は一向に帰ろうとしない。そして店の女将から「おなか減ったろう!これ食べな!」と出された小料理を食って余りの美味さに目を剥く。こういう瞬間に美味いモノを見抜く本能が醸成されるのではないだろうか。

だから酒を呑む習慣がない父親に言いたい。ファミレスなんか連れて行くのは今すぐやめて今週末から昼間から煙モウモウの大衆酒場に出向き、煮込みや焼きトンをつまみにホッピー(焼酎入れずにノンアルコールで)を流し込んでみよう。合理的な説明はつかないけれど、学習塾よりもこっちの方が絶対子供の将来役に立つような気がするよ。






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謎の教団の意味深な紋章

先日の日記でフィリピンの新興宗教団体イグレシアス・ニ・クリスト(略章ING)はキリスト教系なのにクリスマスを祝わない・・とこの教団の奇妙さ珍奇さについて書いたが、先日女房の従姉妹フィリンとこの教団について話していたらこの理由がなんとなく分かった。

三位一体などの小難しい宗教用語は省いて説明するがつまり原点回帰なのだ。世界宗教早わかりみたいな本を読んだ方ならご存じの通り、現在のキリスト教の体系作りをしたのはイエス・キリストより30年後に死んだパウロであり、宗教学者によればイエス本人の頭の中身は実はユダヤ教の枠から一歩も出ていなかったそうなのだ。

日本でも2代目か3代目と呼ばれる御仁が礎を築いたのに、なぜか初代が何もかも行ったのだ!初代こそ偉人なのだ!と祀りあげた会社とか政治団体、奇妙な国家や天皇家なんてのがあるが、キリスト教は正にそれと同じで、イエス・キリストは死後いろんな言ってもやってもない偉業を付与されて文字通り「復活」したのである。





しかし当然キリスト教内の分派が繰り返されて、各分派同士の神学論争が盛んになればパウロ色を一掃した原点回帰派というのが出てくるわけで、この連中は根本主義とか原理主義とかいろいろ呼び名は有るけれど、エホバの証人と同じようにINGはその一つという事らしい。

イエス・キリストは神を讃えよ!とは言ったがオレも同じように讃えろ!とは言わないから誕生日も復活祭も祝わないし磔にされた時に背負った十字架も教会に置かない。自分たちの信仰対象はイエスが尊敬してやまなかった神(ヤーヴェ)でしかない!。なるほど・・。そう言われてみればそんな気がしないでもない。

だったらアーミッシュみたいに近代文明を丸ごと否定すれば良いのでは?と思ったが、まあそんな事言ったら信者数は今の数百万人から3桁くらいまで減りそうだから折り合いをつけざるをえないのだろう。それで(この教団に入る気はないけれど)INGの教義でも・・と思ってウェブサイトを開いたら奇妙なものが目に入ったのだ。





この教団の紋章である(上の写真の左半分)。会社なり団体なり社章と言うのは自分たちのスタンスを一番正確に表しているものなのだが、イタリアの国旗みたいに赤緑白の三色ベースに太陽光線、そして中央にはユダヤ教の律法と聖書の上に座る仔羊(キリストを意味するらしい)が描かれているのだが、その上に描かれた天秤を抱えた大きなコンパスと逆三角形に目が留まったのだ。

コンパスはフリーメイソンのトレードマークである(上の写真の右半分)。ご存じの通りフリーメイソンとは近代に勃興した商工人とテクノクラートたちの秘密結社で、人間の思考をがんじがらめに縛ってきた中世教会の教条主義に対しアンチテーゼを唱えているのだ。だからINGのような宗教原理主義とは本質的に相反する存在であり、現にカトリック、正教、プロテスタントはフリーメイソン加入は背教的行為と非難してきたのである。

それと逆三角形である。これには神の下では誰もが平等という意味合いがあるそうだが、素人目に見てもコンパスと逆三角形の組み合わせはダビデの星を意図的に描いていることは明らかだろう。ただ前述の通りイエス・キリスト本人はあくまでユダヤ教の範疇を出ていなかったそうだから、贔屓目に見れば正鵠を得ているとも言える。





なぜキリスト教にお株を奪われたユダヤ教と、キリスト教会(特にカトリック)の硬直性を嫌ったフリーメイソンの象徴をキリスト教分派のINGは用いているのか? プロテスタントの教義や歴史にしっかり学ばれた方ならこの奇妙な取り合わせを小難しい理屈で説明できるのかもしれないが、鞭で単純な筆者は別の答へたどり着いてしまうのだ。

カトリック教会に対する徹底的な否定と深い怨嗟である。まあINGは設立当時からカトリック教会に異端視され迫害されて来たそうだから、そういう心境になるのは理解できるし、だからこそカトリック的な要素が紋章の中から何もかもすっぽり抜け落ちてしまったのだろう。

でも・・。それとここから先は筆者の妄想だが、表向きは(あくまでもユダヤ教の範疇にいた)イエス・キリストをベースにしているが、本音はユダヤ教とフリーメイソンを混ぜ合わせた反キリスト教団体なんじゃないの・・と思えてきたのだ。INGの最終目的ってキリスト教の破壊なんじゃねえの?という一言が脳裏をよぎったが、これって考えすぎだろうか?






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大阪の絶品カレー

女房は日本食がお気に入りで、フィリピンに帰った後でも「京料理が懐かしいわ!」「あ~!赤羽のウナギが食べたいわー!」などと懐かしそうに口走る癖があるのだが、過去4回都合半年ほど滞在したからか次第に登場する食い物が551蓬莱軒の豚まんや久留米豚骨ラーメンといったB級グルメへとこなれてきた。

海外に住まれた方ならよくご存じの通り、日本のB級グルメは世界的に見て尋常なくらい美味く、かつ値段の方も同じレベルの味を出す海外のレストランに比べてビックリするほど安いから、どんな外国人でも日本に何度も行くうちに寿司や和牛から自然とB級グルメ礼賛へと集約されていくのである。

そして現在女房の中で日本で一番美味い店の栄冠の輝いているのは大阪の薬膳カレー「旧ヤム邸」という店である。2年前に筆者ら夫妻は大阪中央区の松屋町駅近くのウィークリーマンションに3週間ほど滞在したのだが、近くの空堀商店街をぶらぶら歩いている時に古民家の前にいつも行列ができている事に気が付いたのだ。

この古民家が旧ヤム邸だったのである。そして女房があの店で食べてみよう!と言い張るので買い物帰りに立ち寄ったのだが、出てきたカレーを食べて余りの美味さにビックリしてしまったのだ。筆者はインドやパキスタンでさんざん美味いカレーを食ってきたが、それとは別の道を行くこの店の味に脱帽したのである。





ふつうカレー屋と聞くとトッピングや辛さのレベル、あるいはインド風なら○○マサラなんて幾つかのバリエーションがあるものだが、旧ヤム亭は4種類あるカレーソースから2種類を選ぶ(余分に払えば3種類でも4種類でも選べる)だけの手間のかからない方式なのだ(タンドリーチキンみたいな単品メニューは無い)。

しかし注目すべきはこの4種類のカレーにはえらい手間がかかっていることで、12人の所属シェフが毎月最低一つ新しいメニューを考えだすことを義務づけていて、それを全員同席の品評会で4種類に絞り、それを人気の高い旧メニューと競わせるのである。したがってメニューに載っているカレーは毎月違うのだ。


八角、サクラエビ、冬瓜にズッキーニ、紫蘇、アボガド、牛蒡、ゴーヤ、砂肝、枝豆、高野豆腐に山椒にジャコ、タケノコ、菜の花、春菊に梅カツオ、これ全部カレーの材料である。ソースの方はキーマ風やタイ風、甘酸っぱい謎のカレーなどあるが、こういった一風変わった(一見バラバラな)素材が織りなす絶妙のハーモニーに夫婦そろって病みつきになったのだ。

それで大阪・松屋町滞在中には週に3回ほど通っていたのだが、翌年は京都に滞在したためそうしょっちゅうは大阪まで出て来れないし、さらに京阪でも阪急でも最低一回は乗り換えねばならぬから出不精な女房のせいで足が遠のいてしまったのだが、今年再び京都に滞在していたおりJR大阪駅近くに支店を出していた事を知ったのである。





それでヒマを見つけては河原町から阪急電車に乗って梅田まで出向き、この大阪駅近くの支店「旧ヤム鉄道」でしょっちゅう食っていたのだが、しかしフィリピンに帰ればインド風カレーはあちこちに有るもののオリジナリティあふれる旧ヤム亭のカレーは勿論ない・・。

それにいろんなレストランで食べて美味しかったものを自分なりにアレンジして作る女房も「さすがのアタシでも旧ヤム亭のカレーは無理だわ!」と匙を投げだしてしまい、しかしその一方で「あのカレーまた食べたいわあ・・」と呟いているのだ(今年もう一回大阪に連れていけ!という意味)。

さて以上長々と書いてきたが「だけどその店は大阪にあるんだろ・・」「そのためにわざわざ新幹線に乗っていけるかよ」とお思いの方が多いに違いない。しかし筆者が何でこの日記を書いたのかと言うと、なんとこの旧ヤム亭が「旧ヤム邸シモキタ荘」という名で東京・下北沢に進出したからなのである。

ただあれだけ人気があっても大阪に3店舗(空堀商店街中之島大阪駅近く)しか無いことからチェーン展開する気はなさそうなので、関東に在住の方は今後数年は下北沢までご足労頂くしかないが、この店はそれだけの価値があることをここで断言しておきます。騙されたと思ってぜひ絶妙なスパイスブレンドをご賞味あれ。






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エイズ感染率が意外と低いフィリピン

テレビを見ていたらフィリピンでのエイズ感染が急増しているとのニュースが流れていた。統計は国際連合のエイズ合同計画(UNAIDS)のもので、2010年には年間4300件の感染だったフィリピンが現在は10500件へと増加し、アジア太平洋地域における新たなエイズ感染の90%以上を占める8カ国の1つになっている!と言うのである。

こう聞くとフィリピンはエイズで滅亡の危機に瀕しているような気がしてくるが、この「新たな・・8か国の1つ」というのがミソで、要するに現時点では感染者人口比率は低いけれど、この状態を放置していくと将来危ないですよ・・と言う意味なのである。

えっ?フィリピンってエイズ人口が少ないの・・。大部分の方はそう思われたに違いない。蔓延する売春に麻薬、バクラと呼ばれるホモセクシャルの多さに不衛生な環境とフィリピンの全てがエイズ蔓延国の条件を満たしているのに、国連統計によればタイの感染者が人口の1.1%、ミャンマー0.8%、ベトナム0.5%、インドネシア0.5%、マレーシア0.4%に対してフィリピンは0.1%以下なのだ。

あれだけ生でスコパコやって子供がバンバン産まれるフィリピン人でも、エイズのリスクがあると知ればコンドームを使うのか・・ともしもアナタが考えているとしたらそれは大間違いで、フィリピンのエイズ感染人口がASEAN随一の低さにとどまっている理由はコンドームなんかよりも麻薬の接種方法の違いからである。

これは2年前にエイズ関連の日記を書いたときにある方から「フィリピンは注射器ではなく炙り中心だから感染しないのだ」とコメントを戴いたので、さっそくヤク中の姉一家と同居していた従姉妹ジュミ女房の実家の隣に住むヤク売人に聞いたところどんぴしゃりの答えが返ってきたのである。





まずフィリピンでヤクと言えば十中八九覚せい剤で(フィリピンでもSHABUと呼ぶ)、日本だと注射器で摂取する方が多いらしいが、日本に比べると相対的に安いからか大部分の人間が炙り、或いはコカインみたいに鼻から吸い込む方法が主流であり、注射器はごくごく少数派だったのである。

一方タイなどインドシナ半島は以前ほどではないもののヘロインが一定の地位を占めていて、いったん精製してしまえばアヘンみたいに煙で吸引することは出来ぬから、方法はただ一つ注射、それも仲間たちと一緒に注射器を使いまわすケースがいまだに後を絶たず、これがエイズ人口の爆発に拍車をかけてきたらしい。

つまり諸条件は十分備えていながらも、たまたま麻薬の接種方法の違い「だけ」でフィリピンはエイズ人口を抑制してこれた‥と言う事なのだが、しかしだったら国際連合なりWHOはこの事実をもっと声高に喧伝しないのか?と疑問に思ってしまったのである。だって連中のいう事は啓蒙活動とエイズ特効薬とコンドームの3つしかないじゃない。

これは突飛な話だけれど、注射で摂取するよりも経口、胃酸と融合することで宇宙の彼方までぶっ飛んでいく麻薬を作れば良いではないか。しかもこいつは常習性が高くて一度やったら他の接種方法なんて子供だましにしか思えないほど強力かつ常習性が高ければ治安や家庭崩壊はさておきエイズ感染は激減するはずだ。

ちなみに筆者にだって最低限の人道意識はあるが、アフリカ人にいくら麻薬を止めましょう!と言っても無駄であろう。だったら他人に迷惑かけずに自己完結する麻薬を与えたほうが人類のためには遥かに有意義だ!と思いついたのだが、案の定テレビを見ると「コンドームの無料配布が最も効果的・・」とアナウンサーが話していた。だからもうそれ言うの止めろって!






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香港から逃げ出す欧米人たち

香港にいた頃よく通った居酒屋の主人から「国に帰りました」と連絡が来た。彼はトムさんというアメリカ人で、若いころ横田米軍基地に勤務していた時に日本人の奥さんを貰い、紆余曲折ののち香港に移住して筆者のアパートの近所で居酒屋を開いたのだ。

蒼い目の白人の居酒屋かよ・・と最初は訝ったが、これがまた日本人以上に日本人化してしまった外国人の典型で(クロード・チアリを連想すると良い)、筆者は彼の店に夜遅く訪れては焼き鳥や煮込みをつつきながら獺祭や浦霞の冷酒を煽っていたのである。

もともと日本のカラオケ機器メーカーの駐在員として香港に来ただけあって酒の出る店には通じているから、居酒屋の傍らカラオケボックスやラウンジの経営にも手を伸ばしたのだが、競争の余りの激しさと物価上昇に人件費の高騰など様々な要因が彼の商売を圧迫し続け、ついに今年香港に見切りをつけたという事らしい。

世界一活気があるビジネス都市!などと起業関連の本では香港はえらく肯定的に書いてあるが、現実にこの街で店を開こうものなら連日店が満員でも膨れ上がる固定費に経営が圧迫され、結局店舗リースの契約期間の延長も出来ずに撤退してしまうケースが殆どである。

それは貿易なりサービス業も同じで、筆者が駐在員時代に取引していた顧客は押しなべて経営が苦しくなっていて、すでに業界から5年近く離れている筆者にまで「なんか良い打開策は無いか?」と聞いてくるくらいなのだが、出稼ぎ家政婦をやっている女房の幼馴染たちの話を聞いたら予想以上に状況が悪い事に気が付いたのだ。





なんと欧米人が香港から逃げ出しつつあるのである。幼馴染たちはみなコネからJPモルガンやシティバンクのイギリス人の金融マンやオックスフォード卒の企業弁護士の下で家政婦を務めているのだけれども、過去2年間に雇用主の約半数が香港を離れ、残り半数も帰国を準備しているというのである。

「昔は去る時に新しい雇用主を紹介してくれたけど、今回は見つからないのよ」と言うカティ。だけど香港の金融市場は相変わらず活況を呈しているじゃないか!と思った筆者は、久しぶりにキレモノのリョン女史にお伺いを立てたところ「あのね、中国大陸から来た金融マンのウェイトが増えているのよ!」というにべもない答えだった。

そういえば筆者と一時期仲が良かったジョー・アトルーという投資コンサルタントも1年前の今ごろに「これからの投資はアメリカ内陸部、香港の鉱脈は尽きた!」と言って20年ぶりに母国へと帰ったっけ・・。という事は香港は今以上に中国内陸部の余剰金融資産の草刈り場になり、国際資本のウェイトは落ちていくってことか・・。

キャピタルゲインゼロタックス政策のために余剰資金が不動産市場に流れ込むことでベラボーな価値となり、今や香港人がまともに働いても一生住宅を買えない状態になって久しいが、欧米人がそろそろ潮時・・と逃げ出し始めたところを見ると、次は普通の香港人が逃げ出すか、あるいは大きな崩壊が来るかもしれない。

筆者と女房は香港の永住権を持っているので、ここで住宅相場が大きく崩れれば何もかも駄目なフィリピンなんかサッサとおさらばしても良いのだけれど、しかし先見の明があるシティやウォール街関係者が逃げ出し、民主化が封印されだんだん中国に呑み込まれていく香港の姿を見ると・・。やっぱり香港はオワコンだな。






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茶色くくすんだ料理が示すもの

松本人志と高須光聖のトーク番組「放送室」で貧乏人と金持ちの家の弁当の違いが語られていた。ふたを開けるとくすんだ茶色系のオカズと多めのご飯が入っているのが松本ら貧乏人の子の弁当で、一方同級生で一番金持ちだったボンの弁当は赤や緑など彩りが実に豊かであり(オカズ中心でご飯少な目)、一目見ただけで食欲が湧いて来る芸術作品だったと言ったのだ。

この話を聞いたときに筆者はハタと膝を叩いてしまった。と言うのも筆者の弁当も茶色系だったからだ。ただ正確には筆者の家は貧乏ではないのだが、母親が何をするのもアア嫌だ、面倒だ、という怠惰な性格で何かを改善しよう発想がまるで無いから、昭和二十年代の埼玉県の食感覚がそのままフリーズパックされた状態で筆者の弁当に再現されていたのだ。

家庭の懐具合、文化程度、それと母親のデリカシーが弁当の色から垣間見えるという法則に「さすが松本人志!」と感服したのだが、それを改めて実感したのが4年前にフィリピンに移住した最初の日の晩の事であった。女房の従兄妹たちが空港でピックアップした後にボニファシオの洒落たレストランで歓迎会を嫌いてくれたのだ。

カルデレータにアドボ、メヌードといった煮込み料理とレチョンにリエンポらバーベキュー類、それとハタ科の魚の煮つけに麺類パンシット・・。その場にいた当時大学生の姪イナは「こりゃ今日は奮発したわね・・」と目を剥いていたが、しかしテーブルに並んだ料理を見た筆者は一気に食欲を失ってしまったのである。

まるで申し合わせたような茶色一色・・、緑とか赤があるのは最初に出てきたスープだけだったからだ。ちなみに女房はフィリピン人だが若いころ香港にて中華料理の美味さに感動したことと、生来の料理好きから家で作る料理は色彩のバランスが巧く取れていたので、筆者はフィリピン料理がこれほど茶色一色とは思わなかったのである。

しかも食感ときたらなんかベチョッとしていて不快この上ない・・。それで筆者は焼きすぎでパサパサなバーベキュー類をつまみに酒を飲むだけに切り替えたのだが、他の連中がこれらオカズをご飯の上にちょこっと乗っけて掻っ込んでいるのを見ているうちに、「こりゃ相当貧しい民族だな・・」という声が脳の中でリフレインし続けたのだ。

あれから4年以上が経過しテレビでは「フィリピンの経済成長が・・」というニュースを数多く見続けて来たけれど、残念ながら食べモノの色合いが変わった兆候はただの1ミリたりとも見られない。そしてうちのアパートの裏にできたレストランを上から覗き見ても、どのテーブルにも茶色いオカズがズラーッと並んでいる。






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蒲田の幽霊うどん屋

過去何度か日記に書いたが筆者はオカルトマニアで、今春3か月ほどの日本滞在中には大阪の美園ビル(刑場跡地)や札幌の変死自殺他殺多発マンションなどその道では玄人向けの心霊スポットを訪問して写真を撮ってきたのだが、旅の終わりに訪れた東京・蒲田のうどん屋でちょっと気になる事が起こった。

以前ここにはゲームセンターが入居していて、女の子の幽霊が出る、灰皿が飛ぶなどの幽霊の噂を聞きつけた心霊探求家の西浦和也が「北野誠のお前ら行くな!」一行を引き連れて調査したところ、撮影用ハロゲンライトが何度も破裂する、カメラマンがその後精神異常をきたすなど洒落にならない目に遭わされた恐怖の場所なのである。

結局このゲームセンターは廃業してしまい、現在は埼玉県に本社がある山田うどんが入居しているのだが、ここでも店員が幽霊を目撃する、鎮魂用にお供えしたペットボトル入りのお茶がたった1日で濁るといった超常現象が今でも続いており、霊能者曰く「ここはもうどうしようもありませ~ん!」な状態なのだそうだ。

で、西浦和也ファンの筆者はさっそく宿泊先の横浜から京急に乗って蒲田へと向かい、山田うどんのある商店街を肩で風を切りながら歩いて行ったのだが、店の外から数枚の写真を撮り、そして西浦和也が「幽霊が出る」と指摘した2階へと上がってから変なことに気が付いたのだ。

写真を撮ろうとポケットに手を突っ込んだらケータイがえらく膨らんでいるのである。下の写真を見て欲しいが真ん中の部分がギューッと液晶パネルを押し上げていて今にも破裂しそうなのだ。実は数日前から少しポコッと膨らみ始めたのに気づいてはいたのだが,サイドカバーが外れて中身が見えるほどにはなっていなかったのだ。





「そんなの偶然よ!」と女房は超常現象を即座に否定し、あんたのアイフォンはもう5年選手だからとっくに電池がいかれてるだけよ!と言い張るが、しかし尊敬する西浦和也が太鼓判を押した場所で異変に気付いたというのは何か因縁を感じざるを得ないではないか・・・。

で、流石の筆者もビビってしまったのだ。心霊マニアならご存じの通り事前情報を知らないで心霊スポットに行った場合と違って、「ここは幽霊が出るらしいぜ」と確信犯が現れた場合は霊たちは悪意ある侵入者とみなし本気で攻撃してくる可能性がグンと上がるのである。

しかも筆者のケータイには今回訪問した数十か所に及ぶ心霊スポットの写真が収められているわけで、このままうどん屋の強力な霊と共鳴し続けたら爆発するんじゃないか・・と思えてきたのだ(破裂した部品が顔に突き刺さって血だらけになっているイメージが脳裏に浮かんだ)

ここはかなりヤバいぞ・・とすっかり怯えてしまった筆者は、恥ずかしながら頼んだ大好物のタヌキうどんを掻っ込むと店をそそくさと逃げ出したのである。いくらオカルトマニアとは言え、心霊探求のために廃人になるリスクを冒せるのは西浦和也氏以外は地球上にいないであろう。

さて肝心のケータイは爆発すると困るのでそのまま放ったらかしにしてあるのだが、そうは言ってもまだ使えそうだし、それに心霊スポットの写真を消去すればひょっとして再びスリムになるのでは・・などと思っているのだが、どなたかケータイに詳しい除霊専門家の方がいたらご意見いただけないだろうか?






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