背骨が通ってない博物館

(前日からの続き)インドの不可触民や米ブラックパンサーが人間平等を謳うイスラム教に帰依したように、差別される人間が共産主義に走るのが常なのだが、こと水○社に関しては共産党ではなく近衛首相の大政翼賛会に馳せ参じて発展的解消をしているからだ。言うまでもなく近衛文麿はファシストであり共産主義者たちを投獄した側である。

そして最後は中国・半島目線な展示がやたらと多いことなのだ。水○社の年表に「ニセ満州国」という表現があったり、やたらと朝鮮の被差別民である白丁(ペクチョン)の権利保護団体との繋がりを強調しているのだ。大日本帝国に併合された可哀想な人々に手を差し伸べたのかはどうにせよ、大政翼賛会の一翼を担った団体が旧満州国を表するのに「ニセ満州」とは無いだろう。

○○問題と聞くと人は敬虔な気持ちになるものだが、残念ながらこの博物館を見れば見るほど底の浅さが透けて見えてくるのである。これが共産党と組んで地下活動を戦い抜き、投獄され何人もが獄中死したのなら筆者も彼らの運動に骨太な歴史を感じるのだが、ここではむしろ後出しジャンケン的な小狡さが透けて見えたのだ。

もちろん謂れなき差別なんてのは言語道断だし、長い歴史の中で蔑まれてきたことへの深い怨念、苦しみには筆者も同情するけれども、水○社運動が貧困や社会革命運動とは逆のファシズム体制内改革を指向してきたと言う事実を、戦争に負けたら無かったことにするとは幾ら何でも如何なものだろう。

もしくは後継団体の○○解放同盟が「戦前の水○社運動は方法論として間違いだった」「社会主義的エッセンスが欠けていた」と批判をし、我々と水○社の両団体には歴史的継続性が無い!と明言しているのならば納得出来るのだが、筆者のつたない知識内で判断する限りなんかそこら辺は随分と曖昧にしているとしか思えないのだ。

広島や長崎の原爆資料館にせよ、この水平社博物館にせよ、昨今は在日や中国ら外国勢力の浸透によって運動自体が歪められてしまい、この連中のイデオローグに合致するよう主張をいじってしまった結果、実態とはほど遠いオール左翼まぜごはん的な空虚さが目立つ展示になってしまったらしい。

「訪問者の減少により最寄りの駅をつなぐバスが減便してしまい・・」といった説明がウェブサイトに書かれていたが、本当にリアリティのある博物館なら館内はごった返しているはずである。話し方に勢いはあっても内容自体にはほころびが目立つ上部団体をそのまま反映したような残念な博物館をなってしまったようだ。






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