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赤軍派の異空間

筆者は連合赤軍事件を描いた「レッド1969~1972」というマンガが好きで、事件の全体像を把握しようと永田洋子・坂口弘両死刑囚と植垣康弘元受刑囚の著書や、受刑後のその後の動向を探ったルポ本に赤軍派の元メンバーたちの同人誌「証言」をわざわざ香港まで取り寄せて読みふけっていた時期がある。

いかなる理由であれ同志殺しなど認めることは出来ないが、赤軍派に馳せ参じたメンバー達はかなり純粋かつ善良な若者たちであり、銀行強盗や爆弾作りといった犯罪行為をしていながらも大学のテニスサークル的な連帯意識と奇妙な明るさを行間から感じ取ったのだが、彼らの不運はチャールズ・マンソン的な人物をリーダーに戴いた事である。

森恒夫の卑屈さと尊大さを併せ持った複雑な性格については多くの本で書かれているのでここでは触れないが、田宮孝麿と重信房子がそれぞれ海外に逃亡した後に日本国内に残された赤軍派メンバー達はその当時何をやっていたのか?といった証言を調べている内に、赤軍派メンバーの現在の姿が段々と見えてきたのだ。

森恒夫と重信房子が中央委員だった頃に格上の政治局員だった堂山道夫は情報システム企業の経営者、物江克夫はヤマギシ会的な共同農場の所長、上野勝輝は医師で、他の政治局員にも左派バリバリの大学教授や老人ホームの理事などその生業には何となく若かりし頃の臭いが嗅ぎとれたのだが、思ったとおり階層が下に行けば行くほどその臭いが強まっていったのだ。





例えば持原好子という女性である。彼女は榛名ベースで同志たちに殺された新藤隆三郎の恋人で、「レッド」では九重という名で登場する元芸者の革命家という変わり種だが、彼女は現在大阪に在住して反戦・反核大会など左翼イベントの賛同人に名を連ねていたのだが、この賛同人リストのは赤軍派の名前がぞろぞろ出てきたのだ。

新開純也に山本純、中野マリコに若宮正則と三浦俊一といった面々である。彼らは「○○を許さない市民ネットワーク」的な市民団体の代表者という肩書を持っているのだが(会員がるのかどうかはさておいて)、彼ら一人一人の生業を見ていくと奇妙な事に「西成」「ドヤ」「医療」に関係する人間がやけに多いのだ。

例えば三浦俊一は日本最大のドヤ街である釜ヶ崎日雇労働者組合の副委員長を務めていて、ここは賃金闘争という表向きの仕事とは別に西成にいる底辺労働者に対して生活保護や医療保険を手配する対行政窓口の役割を果たしているのだが、まあもっと正確に言えば貧困ビジネスの元締め、受益者なのである。

マンガ「なにわ金融道」を読まれた方なら、ホームレスになった元教頭がドヤ街に住み着き、如何わしい団体のおかげで生活保護と住処を手に入れるが、ある日突然病院に送り込まれて全く意味の無い治療を施され、またその医療に反対した隣のベッドの病人は謎の治療を受けて廃人化されてしまう話を覚えておいでであろう。この如何わしい団体がここである。





慢性的な赤字に苦しむ病院に生活保護の人間を送り込んで保険ギリギリの高額医療費を税金から負担させる、病院は組合とヤクザにキックバックを払う、地方議員が上前をピンハネする代わりに行政に圧力をかける・・。これが医療を使った貧困ビジネスの構図だが、巷の噂だと中核派や創価学会と並んで赤軍派もここに一枚噛んで資金源にしているそうである。

さてこの三浦俊一なる爺さんは2009年に矢島祥子という女医が木津川で水死体になって発見された事件で「自分は女医の恋人だった」と言って遺族の前に出現し、捜査かく乱を図って死因を自殺に持ち込もうとするなど変な動きをしているのだが、この奇妙な男はさらに奇妙なところに顔を出しているのだ。

よど号赤軍の機関紙に登場して小川淳(ペンネーム。本名は赤木邦弥)というピョンヤンの事務所長兼番頭役と対談しているのだ。この男はよど号メンバーより10歳以上若いのでハイジャック犯ではないのだが、赤城志郎の妹と結婚しているのと、1980年の有本恵子拉致事件で後方支援役を務めた疑いが濃厚な危険人物である。

関東学院大学全共闘の議長で元赤軍派、現在はドヤ街のピンハネ元締めの三浦俊一がなんで北朝鮮の手先と・・と思ったが、これは昨日の日記の通り一旦はピョンヤンとパレスチナ、国内残留派とバラバラになった旧赤軍派も世間のサポートと資金が不足したことからピョンヤンにいるよど号赤軍との共闘関係を築いたか、或いはその下にかき集められていると考えた方がよさそうである。





女医が殺されたのは貧困ビジネスの証拠を握ったからだ・・との噂もあるが、こんなのは誰だって知ってる事だから組合やヤクザに院長らがわざわざリスクを冒すとは思えない。しかし実はそこに旧赤軍派と北朝鮮が関係していて・・となると一気に話は変わってくるような気もするのだれども、でもまあこれは筆者の考えすぎだろう。

しかし昨日の辻元清美の支援者である高槻市の精神病院は院長から看護人まで押しなべて元赤軍派、あるいは今でも後継団体のメンバーで、この病院には昔から貧困ビジネスとの黒い噂が付きまとっている・・と聞くと、やはり旧赤軍派は貧困ビジネスを資金源にした利権団体に堕してしまったのではないか・・との思えてしまう。

まあ人間生活が懸かれば正義もクソも無いから変節するのは仕方ないけど、今から半世紀近く前に本気で革命を志した青年たちがいまや社会保障をメシにタネにする寄生虫と化してしまったとしたら、そしてその背後にいる国民を平気で餓死させるような異常国家に貢献していたとしたらなんとも皮肉な事である。

この連中はそろそろ古希を迎えるころで、あと20年もすれば全員もれなく鬼籍に入るが、あの世に辿り着いたら森恒夫のパラノイアのおかげで殺された同志たちにどういう申し開きをするのだろう。それとも彼らがこれまでずっとやってきたように、もしくは森恒夫に従って生き残ったお利口さん性質の様に何もかも否定してただただ沈黙を守り通すのだろうか。






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