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東西同舟

先日の日記で「他の国の医者なら豆を喰うな!とアドバイスするのに、フィリピンときたらもっとクスリ飲め!としか言わない」と書いたら、豆の事なんか言う医者いるの?というコメントをいただいた。どうやらこの方は豆は身体に良いものなのに何で?と思われたらしい。

どうも筆者の書き方がマズかったが、ここで言う「他の国」とは具体的には香港のことなのである。今まで日記に何度も書いたが筆者は二十代後半から都合16年間の長きにわたって香港に住んでいた事があり、健康診断も日本国内よりも香港で受けた回数の方が圧倒的に多いのだ。

で、なんで豆が駄目なのか?と言うと筆者は痛風持ちであり、豆は痛風の天敵プリン体が多く含まれていることと、漢方医学では筆者のような体内の水の循環が良くない人間(痰質と言う)は豆類を控えた方が良いと言われているからである。





地元の名門香港大学やイギリスの医学部で西洋医学を修めた医者でも漢方医学的な考えを診断に混ぜるのが香港医療の特徴で、これは香港人と深く付き合った方ならよくご存じだろうが、心配性の日本の母親のごとく彼らはやたらと頻繁に東洋医学クリニックに行くものであり、香港では西洋東洋それぞれの医学が同じくらいのウェイトを占めているのだ。

筆者など熱が38度を超えるまでは医者など行かぬが、ちょっと喉が痛い、体がだるいとなると香港人がまず行くのは漢方医である。筆者は彼らの早引けや治療費用の補助とかもろもろのサインをしていたが、香港人従業員たちの漢方医訪問回数は均すと月3~4回、一方の西洋医は1~2回くらいであった。

日本人が漢方医学と聞くと何だか野蛮なもの、劣ったものというニュアンスを感じるかもしれないが、漢方医が広く浸透していることは予防医学の観点からは大変よろしい事であり、ストレス溜まりっぱなしで酷く脂っこいものを喰ってる香港人の平均寿命がアジアでも飛びぬけて高いことに大いに貢献しているのだ。





それに筆者の通っていたバカ高い私立病院にも東洋医学治療院という別セクションがあって、そこでは鍼治療や薬草を使った治療のスペシャリストが集結していたし、西洋医学の内科医たちだって毎日のように患者から「漢方医から悪い気が溜まってると言われました」なんて聞かされるから、彼らのアドバイスも自然と漢方的匂いが交じっていくのである。

かく言う筆者も実は若いころに一度だけこの別セクションを訪れたことがあって、筆者の診断を終えた漢方医は「お前の身体は水はけがよくないから気を付けろ!」と言って幾つかの病名を紙に書いたのだが、その頃の筆者は健康診断の結果「どこも問題無し」だったから漢方医の言う事など気にも留めなかったのだ。

ところが現在その紙に書いてあった病気に全部罹っているのだから「あの時素直に従っていれば・・」と後悔するのだが、もちろん時すでに遅しである。なので今のところオレは健康だ!と思っている四十代の方も慢心せずに(ちゃんとした)漢方医の門を叩かれることをお勧めしたい。それとその際いただいたアドバイスは素直に聞くようにしましょう。






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