面倒くさい帰国時のケータイ電話

フィリピンの猛暑を避けるため来月から一時帰国するのだが、筆者の頭を悩ませているのは携帯電話である。他の国なら通話用プリペイドSIMを購入すれば即時に電話番号を貰えるのに、日本の場合は2週間の短期SIMかあるいは携帯電話ごと2年間契約するしかなく、筆者の様に3か月間だけというプランが見当たら無いのだ。

まあ年間2万円とか3万円でキャッシュバックがどうのこうの・・という抜け道はあるのだろうが、その為にわざわざもう一台携帯を増やすのも面倒だし、それに筆者のコミュニケーション手段はメールやSNSメッセンジャーが中心だから多分電話料金は年間5千円以下に収まるはずだ。

それとIIJmioなる会社が出している訪日外国人向けSIMは「専用アプリで電話発信ができるブラステルカード添付。050番号を取得することで、着信も可能です」と謳っているのだが、野蛮人の筆者には「こうすればこうなって、こういう事も出来なくもない・・」みたいに説明が回りくどい商品は嫌いなのである。

それで毎年2~3カ月だけ帰国している皆さんはどうされているのか?と知りたいのだが、それはさておき日本の電話がなぜこんなにややこしいのか?と誰かに聞くと、それはオレオレ詐欺の被害を広げないためである!と尤もらしい事を言う御仁がいるが、嘘つけ!これは全部NTTの利益保護のためだろう!と叫んでしまうのである。

日本だけSIMフリーの携帯が売られていないのは電話料金が薄利多売になるのを防ぐため、独占は無理でもほんの数社しか参入できないようにしてカルテルを結ぶためである。だいたいその昔から電話事業というのは利権体質がはびこっていて自由競争を出来ないように政官財の三位一体でしてきたのである。





と言う事で筆者の腹立たしさを紛らわすため本日の日記では年ほど前にネットラジオで聞いた「えっ?そうだったの?」という話をご披露したい。話をしてくれたのは元リクルート社の幹部で、現在は引退されて埼玉県の田舎に引っ込まれている「寿一さん」である。その題名はずばり「リクルート事件の真実」である。

大変有名な事件だからここでいちいち説明する必要もないだろが、概略だけ書くと当時情報発信企業として急成長していたリクルート社が有力政治家、官僚、通信業界有力者に対して子会社リクルート・コスモス社の未公開株を譲渡していたことが発覚し、何人もの政治家の首が飛んだ一代贈収賄事件である。

竹下登に中曽根康弘、宮澤喜一に橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗など未公開株を受け取った政治家のリストにはとんでもない大物がズラリと顔を揃えていて、これだけでロッキード事件なんかより遥かに規模がデカい疑獄事件だと当時大学4年で就職活動中だった筆者にも判ったのだが、しかしリクルート社の目的となるとなんだか曖昧だったのである。

当時のニュースでは川崎市の駅前開発への便宜とかスーパーコンピューター導入、就職解禁日の前倒し、或いは新興企業ゆえ軽視されがちだった立場を逆転したいなどと色んな理由を書き立てていたが、おそらく筆者同様に皆さんも「そんなちっぽけな事でこんな巨額の賄賂を渡すもんかね?」と思われていたに違いない。実際どう見ても桁が2つくらい違うのだ。

その答えを停止してくれたのが前述の「寿一さん」である。この方は当時リクルート社の部長職にいたそうだが、事件が発覚した時に「通信事業の件でやられたのだ・」と直ぐに思い当たったのだそうだ。リクルートが賄賂を渡していた当時は通信自由化、つまり電電公社の民営化が始まりつつあった時期で、リクルート社の目的はここにあったのだそうだ。(続く)






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