スピーカーから流れると集まって来るモノ

20年前に同棲生活を始めてから必ず一緒に寝る習慣を守って来た筆者ら夫妻も先月からベッドを分けるようになってしまった。理由は筆者がイヤホンで怪談を聞きすぎたせいで耳が痛いのでパソコンのスピーカーで聴くようにしたら「うるさくて眠れない!」と女房に怒られてしまったからだ。

もう一つある寝室は女房の姪イナ(現在居候中)が使っているから、仕方なくリビングルームにマットレスを敷いて寝転びながら怪談を聴いては毎晩眠りに落ちるのだが、この習慣が始まってからちょっと気になる現象が起こるようになったのだ。

ラップ音である。天井や壁から大きな音がピシッ!ピシピシッ!とするのである。この音は住宅資材に使った木材が乾燥によって割れ目が入るのが原因であり霊現象などではない!とオカルト否定派は力説するし、筆者も怪談マニアながら理系だからその意見には賛成である。

しかし・・「古代葛城王権の謎を追う」とか「陰謀論で読み解く徳川260年」なんて音源を聴いている時は何も起こらないのである。ピシピシッ!と鳴るのは怪談を聴いた夜だけであり、しかも・・気のせいかもしれないが語り手によって怨霊・頻度に違いがある様な気がするのだ。





例えば稲川淳二やつまみ枝豆などメジャーどころを聴いている時のラップ音かな~り控え目なのに対し、「北野誠のお前ら行くな!」や「サイファーの怖い話」あたりの実話系・実体験系になるとなぜか頻度・音量とも大胆になっていき、アマチュア怪談の雄である西浦和也の場合はもっと激しい上に室内に誰かが潜んでいる気配さえするのだ。

西浦和也は他人から聞いた話を上手に語る多くの怪談師と違って実際に心霊スポットや事件現場に足を運んで取材する心霊収集家で有り、その度が過ぎて筋肉が解ける謎のウィルスに感染して生命を落としかけた行動派なため、語り口は饒舌ではないものの彼の恐怖話には絶大なリアリティがあるのだ。

こりゃひょっとしてアパートに住み着いてる地縛霊が集まって来て、西浦和也のリアリティ溢れる語りに共鳴してるんじゃないか・・と思い始めたのだが、多少霊感のある女房に聞いたところ「それはアンタの勘違いだ」と言う一言で片づけられてしまった。

で、本来ならこんな不気味な現象は嫌だから深夜に怪談を聴くなんて悪癖は人間改めるものだが、怪談マニアで怖い事が大好きな筆者は楽しんでいるのだ。さて今夜は殺人・自殺など事故物件に住み着いて怪現象が出るとギャラが貰える勇気ある芸人松原タニシの語りを聴いてみるかな。






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