おんぶにダッコな一家

先日の日記で何の準備も無いまま日本に観光に行ってしまったフィリピン人のテレサ一家の事を日記にしたが、本日またテレサからスカイプ電話がかかって来た。急に大阪に遊びに行くことになったので電車の乗り放題チケットを買いたいのだが何処で買ったらよいのか?という問い合わせである。

一体どんなところに泊まってるのか知らんが、そんなの自分たちで駅に行って聞けよな・・。しかし女房から「あなた!その乗り放題っていくらなの?」とか聞いてくるので、ジャパン・レイル・パス7日間29110円などと調べて伝えたところ、じゃあ乗り放題じゃなくて往復だといくらなのか・・と追加質問が来た。

そんなの自分たちで調べろよ!と思ったが、テレサ一家が現在滞在している東京都足立区には英語を話す人間は一人もいないのだ!ソーリー!などと理解不能な事を言っているらしく、仕方なくヤフーの路線情報で料金を検索したのだが、今度はワードのファイルを印刷したいがどうしたらよい?と聞いてくる。





あのねえ、近くにコンビニがあってそこにUSBメモリーに落とせばよいけど、ワードやエクセルは使用権上の問題で認識しないからPDFファイルにしないと駄目だよ・・と親切に返事をしたら、フィリピンでは簡単に出来るのになぜ日本では?とまた質問が来る。それにどうやったらワードをPDFに・・なんてことまで説明せにゃならんのだ。

計画性が全然ないくせにいちいち疑問を持って聞いてくるな!他人に聞く前に娘に聞け!表に出てコンビニの店員に聞けよ!とイライラしたが、そういうやり取りを幾つかしていて筆者がそれを面倒くさがりながらも親切にも調べていたのだけれども、時間を持て余したのか女房の話の雲行きがおかしくなってきた。

メイジチョコレート!キューピーマヨネーズ!サントリービアー!トヨタ!・・・。これは前回日本に行った際に女房が工場見学に行った先なのだ。工場技術者の娘として生まれたためか女房は何故だか工場(正確に言うと生産技術)が好きで、ウキウキとした表情でガチャンガチャン鳴る工場内を歩いていたのである。





ちょっと待て・・。お前がそういう話をするとテレサが興味を持ってそのうち「予約してくれ!」と言い出しかねないじゃねえか。こういう工場はどこも事前予約が必要だし、明治製菓やサントリーは人気が高くて1か月先まで満員なんてこともあるし、特に明治製菓は電話でないと予約受付してくれないのだ。

それで(筆者と女房だけが判る)広東語で「工場の案内員は英語が出来ないからダメだよ!」と言ったら、女房もそこは気が付いたのか話題を温泉や日本一高いビルなどに切り替え、その後も551蓬莱の豚まんや阪急デパ地下食品売り場の素晴らしさなど誰でも簡単に行ける女房の小世界の説明で終わったはずなのだが・・。

3時間後テレサから再び電話が来て「娘がチョコレート工場を見たい!と言ってるの!予約の電話してくれない?」とよりによって一番不便な所を選んできやがった。しかも国際電話しろという厚かましさである。何もかも無計画なこの一家がこれまで何とか生きてこれたのはこういう特性のおかげだったのか・・と納得する筆者。当然ながらこんな要求は却下、以降すべて黙殺することにした。






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