不気味ツアーへの提言

心霊バスツアーというイベントをご存じだろうか?。これは京都在住の雲谷斎という大御所が定期的に開催しているイベントで、バス1台を借り切って阿倍野晴明神社など京都の心霊名所を回る観光ツアーであり、東京でも雲谷斎氏の事務方たちが中心になって時々将門の首塚や八王子城跡などを巡るツアーが行われているのだ。

筆者は前からこのツアーに参加したかったのだが、生憎と日本帰国の時期とタイミングが合わないのと日本語が全くできない女房というお荷物がついてきてしまうから参加は無理そうなのだが、事務方の最終京王線というアマチュア怪談師が語っていたところによると、バス貸切費用と参加費の帳尻がなかなか合わず、いつも赤字ギリギリの収支となってしまうらしい。





ライブハウスを使った怪談イベントなら二千円そこそこで参加できるのに、バスツアーの方は弁当費用込みでどうしても五千円を超えるからそうそう人は集まらないらしい。やはりバスの人員キャパシティーと貸切り費用が制約となっているようだが、筆者も怪談マニアだからこういうアマチュア怪談師主体の灯火は是非とも残してもらいたいと思っているのだ。

さてそこで提案なのだが、だったらこの制約を取っ払った心霊ツアー、つまり最初から最後まで歩くだけ、あるいは公共交通機関を使ったツアーを開催したらどうだろうか?旅行会社主宰ならこういう企画が幾つもあるようだが、筆者が言ってるのはあくまでアマチュア怪談師の個人主宰で、参加者から500円なり千円徴収するような手弁当式のゆる~い企画である。





そんな歩くのなんて嫌だよ!と思うだろうが、世の中には運動不足で悩んでいるが出不精で一人で歩くのは嫌だ・・という筆者のような人間だっているのだ。バスツアーにはバスという付加価値がある様に、歩くツアーだって健康に良い!というメリットを見出だせる人間だって世の中にはいるし、それに怪談マニアなんて大抵は運動不足のはずである。

だから今週は雲谷斎氏がガイドとなって京都の晴明神社や粟田口の処刑場跡地を歩くツアーとか、歴史ものが得意でない方向けには北野誠の怪談に出て来る幽霊マンションやタクシー怪談の元祖とも言える深泥池、それと毒々しいホラー系には一家心中のあった大原某所なんて現代版心霊スポットを巡るのである。





関西の怪談サークルの音源を聞けば分かるが、怪奇ガイドとして十分通用しそうな方は関西には最低でも20人くらい居られるから、今日はクールな語り口の冴木祐也が担当する貝塚病院跡地ツアー、来週は昔ビルがプランタンだった時に働いていて自身も何度か怪奇現象に遭遇した寄せ鍋宝屋さんによる千日前ビックカメラ探索ツアーなんてのがあれば筆者は絶対参加するであろう。

それともっと欲を言うと心霊スポットだけでなく1つの事件を徹底的に掘り下げたツアーなんかやって欲しいのである。例えば長岡京殺人事件(通称ワラビ採り殺人事件)という不気味マニアには大変人気の高い未解決事件があるが、殺された二人の主婦が働いていたスーパーイズミヤから出発して殺害現場となった山の中まで当日の足跡をたどりながら不気味系怪談師に事件を解説してもらうのである。





最期は死体の発見された現場で再現フィルム撮影とかチャネリング、降霊会、素人探偵さながら犯人像を語る会なんか始めるとぐっとオカルト色が増してくるし、当日一緒に行くはずだったが何故か難を逃れたのにもかかわらず数年後に謎の焼死体で見つかった主婦の家を訪れたりするなんてのもオツではないか。

あと幼児二人が餓死した大阪・堀江のマンションや、姉妹が侵入者に滅多打ちにされて殺された大国町のマンション、心斎橋東の通り魔殺人現場に放火で16人が焼け死んだ個室ビデオ店跡地、天王寺の一斗缶に詰め込まれたバラバラ事件現場といった比較的新しい場所とか・・・・、と頭の中で膨張が止まらなくなったので一旦ここで筆をおきますね。






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