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こじ開けられていた預け入れ荷物

ビエンチャンからバンコクに戻ってきて荷物を開けようとした時に南京錠無くなっているのに気がついた。また女房のヤツまた無くしやがったな・・と小腹を立てたが、女房のキャリーバッグも何故だか鍵の番号が変わっていて、女房は3桁の番号を000から試しては開けようと格闘しているところだった。

2つの預け入れ荷物に異変がある。これが意味するところは一つである。誰かが筆者らの荷物をこじ開けたに違いない。筆者は今まで300回か400回くらい飛行機に乗ったが、荷物が壊れたり別の空港へ行ってしまう事はあっても盗難に遭うのはこれが初めてだ。

筆者ら夫婦が乗ったのはノックエアーというLCCで、ラオスのビエンチャンからタイのノンカイという町で陸路で国境を越え、ウドンタニというタイ国内線の空港からバンコクへと飛行機で移動するというルートなのだ。日本でいうと台湾から石垣島まで船を使って国境を越え、石垣から羽田へと飛行機に乗るようなものと思っていただきたい。



この区間で筆者が荷物から目を離したのはビエンチャンのノックエアー代理店(単なる旅行会社)での30分と、ウドンタニ空港からバンコク・ドンムアン空港までの2時間半だ。正直どちらも怪しいが、時間的な余裕と発覚の可能性に低さからおそらくウドンタニ空港ではないかと思う。

しかし幸運な事に貴重品は一切合切ハンドキャリーしていたので、無くなったものは見当たら無い。それで馬鹿な泥棒だ!労多くして実り無しとはこの事だと笑っていたら、タイ在住の旧友が「それは違うかもしれんぞ」と言った。

彼は荷物を抜かれたのでは無くて入れられたんじゃ無いかと言い出した。ちょっと文章力が下手なので伝わりにくいが、タイ入国手続きの前後は両国でノックエアー手配の車に乗って移動していたので、ひょっとしてラオス側とタイ側の運転手がつるんでいて何かの受け渡しに使われたんじゃ無いか・・と言うのである。



だったら荷物の南京錠を無くしたりし無いし、暗証番号を変えたりせんだろ!と反論したが、イヤイヤそれは如何にもそれらしいじゃ無いか・・と旧友は確信を込めた表情で言う。そういえばビエンチャンの運転手はやけに筆者にだけ愛想が良かったな・・。

じゃあ何を入れられたんだ?と聞けばそりゃあお前、ラオスと言えば伝統的な産物が一つあるじゃないか。甘い香りのする悪魔の産物だよ、言わなくったって分かるだろう・・と変な笑みを浮かべて言う。全く悪い冗談の好きなヤツである。

しかしもしかしたら昔見たミッドナイト・エクスプレスという映画の主人公になっていたかもしれ無いと思うとちょっと笑えない。やはりビエンチャンの薄暗いオフィスで荷物を置いたまま昼飯を食いに行ったのはマズかったな。と言う事でノックエアーにお乗りの方は十分ご注意下さい。




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案外と高いビエンチャンの物価

ラオスに来て驚いたのが物価の高さである。タイから陸路でビエンチャンに入ったその日、ホテル近くの安っぽい店でちょっと軽く麺でも食うかな・・と思って値段をみたら何と2万キープ(90タイバーツ)と書かれてあった。

こんな店で90バーツ(1バーツは3.3円)?。これってタイの倍の値段である。それで向かいにある他の店も覗いてみたら、だいたい60から100バーツくらいの値段なのだ。

それとちょっと小綺麗なイタリアやフランス料理でメシを食うと1回あたり2000バーツほどかかるが、これはバンコクの約1.5から2倍ほどの値段だ。しかしまあ洋食は総じて美味いから文句は言うまい。



しかし食品以外の生活物資を見によろず屋的スーパーに行ったのだが、亀の子だわしは100バーツ、バケツ、ザルや鍋窯などは500から1000バーツなど日本のホームセンターと大して変わらない値段が付いているのだ。それからメコン川べりの庶民向けバザールで売られている服もタイの2〜3割は高い値が付けられていた。

この国はね、農産物と電力以外は全部輸入だから!何一つ自分で作れない国だから!と馬鹿にした口調でラオスを評するタイ人の旅行者。確かに店には漢字やタイ語で書かれた製品ばかりが並べられている。これはフィリピンと同じ構図だ。

ちなみにタイとラオスの所得差は8倍くらい開きがあるために、一部のラオス人はタイの低賃金労働者年出稼ぎに出ているが、最低レベルの仕事だけにフィリピンのように国を支えるような規模の外貨所得には至ら無いらしい。どうやら慢性的な赤字国家のようである。



ニュースではビエンチャンは経済ブームとか言うけれど、要するに中国が底が見えたから周辺の泡沫国家に資金が流れただけの話だ。ラオスは基礎産業が脆弱なのに通貨供給量は実力以上に増えていく。エリツィン時代のロシアみたいなものか・・。

しかし考えようによっては旅行者にはこの方が良いのかもしれない。国民みんなが豊かになって急速に魅力を失ってしまったタイに比べ、ラオスは今でも50年代の雰囲気を残しているからだ。

勿論こんな事書くのはラオス人には大変失礼ではあるが、世界の中にこういったオアシスが残されてもいいでは無いか。なのでラオス政府は今後も国民を生かさず殺さず古き良き時代を冷凍保存する政策を実行して貰いたいものだ。



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ビエンチャンの幽霊ゲストハウス

筆者ら夫婦のビエンチャンでの滞在先はバヤコーン・インというゲストハウスである。ここは一泊35ドルと大変リーズナブルな料金ながら部屋は広くて綺麗だし、町のど真ん中にあるので大当たりな宿である。

それで筆者はここで快適なビエンチャンライフ(ようするに寝ているだけ)を過ごしているのだが、滞在最後の日になって女房が突然「今まで言わなかったけど、実はこの部屋には幽霊がいるのよ」と言い出したのだ。

何度か日記に書いたが女房は霊感が少しあって、大阪の古着屋や法隆寺で気持ちが悪いと言い出したり、何気なく置いてある他人のアクセサリーに触れると嫌なものが憑いている・・と言い出す時があるのである。



そう言えばこのホテルにチェックインした時に女房が「ここに売春婦がいるのか?」と妙な事をして入っていたのだが、筆者はホテルが置屋サービスをしているかどうか?という意味だと解釈して適当に答えていたのである。

それで、かなりヤバイのか?と聞いたところ、いや危なくないし悪いものでもなく、女の霊はただいるだけなのだと言う。そしてそう聞いた時、このホテルにチェックインした際に撮った覚えのない変な写真の事を思い出した。

見ようによっては黒いドレスから女の乳首がちょっと出ているようにも見える。これが売春婦の幽霊か・・?。だったらビエンチャン最後の晩に出て来ても構わないけど・・。料金は財布から勝手に持ってっていいよ。ただし女房が寝静まってからにしてね。




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何にもない国ラオスの意外な美点

タイに比べて物価が2~3割高く、おまけにエンタメ要素が全くない田舎国家ラオスには来た瞬間にすべてをあきらめたが(特に女房の失望が大きい)、このラオスにはアジア諸国でも稀なある優位な点があることに気が付いた。





メシが美味いのだ。いやちょっとビックリするくらい美味いのである。いや実は事前にネットで調べていて「元フランス領だから洋食が美味しい」という記事は読んでいたのだが、同じ仏領インドシナでもラオスは昨年行ったホーチミンよりも遥かに美味いのだ。





この筆者が美味いと書いたのは二重の意味があるのでご注意いただきたい。一つ目は洋食とローカルのラオス料理の両方とも実に美味いという意味である。ラオス料理と訊くとタイ料理の田舎風というイメージが沸くだろうが、いやいやどうして、タイ料理よりも美味いのである。





豚肉や牛肉にレモングラスや薬草をまぶしたラープという前菜が有名だが、それ以外に料理もスパイスをふんだんに使っていて、特に料理が甘さを抑えていてパンチが効いているのが良い。それに野菜を多く使っているのでデブで酒飲みの人間はクスリ飲むよりラオス料理を食った方が良いのではないかと思う。





二つ目はどの店も味が一定していて不味い店が無い事である。筆者ら夫婦は今のところ飛び込みで6店入ったが、大阪ハックチャオという日本料理店以外はどの店もビックリするくらいメシが美味かった。ふつうどんな都市でも飛び込みなら半分は外しである。





ビエンチャンの飯が美味い理由は、ローカルフードの味覚の敏感さ、フランスという美食大国の植民地だったことが大きいのだろうが、どの店も家族経営の小規模店ばかりであることから一つ一つ料理に手間暇をかけていることが大きいと思う。





「今日はフランス料理にしましょうよ」という女房。昨日までラオスは嫌だ!と言っていたのに随分と現金なものである。しかし食事以外は何も見るものが無いのでホテルでゴロゴロしているだけなので腹が膨れて仕方が無い。せめて大規模スーパーくらい出来ないものだろうか?それなら滞在を延長するのに・・。






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沈黙の首都ビエンチャン

バンコクで4泊した後、ラオスのビエンチャンへとやってきた。女房がタイだけの旅は嫌だ!と言い張るので、プノンペンかビエンチャンか迷ったのだが(寺社遺跡に全く興味の無い女房にはシエムレアプという選択肢はない)、ビエンチャンに来てどうやら自分の選択は間違いであったことに気が付いた。

このビエンチャンはアジアの一国の首都とは思えないほど何にもないのだ。この無いというのは、高層ビル、大規模な百貨店やショッピングモール、活気ある大通り、カルチェなどのブティック、さらにいかがわしいマッサージやゴーゴーバー、美人床屋に街娼などのエロ関係と何から何まで一切合切無いのである。





この寂れ具合、30年前に行ったタイ東北部の地方都市コーンケーンだってまだ発展していたんじゃないか?と思うくらいなのだ。フィリピンでいえばパンパンガ州サンタアナ町などの州で3番目から5番目くらいの町と同じくらいのレベルだと想像していただきたい。

まあそれでも一応観光地だからバーくらいはあるので、隣の席に座ったリピーター臭の強いフランス人に声を掛けてみたところ「最近のラオスは随分発展したから面白くないよ」と言う。これで発展?と驚いたが、このフランス人は「ラオスの魅力は素朴さだぜ!アンタもそれを求めてきたんだろ?」と言いやがった。





それで繁華街と呼ばれるエリアを端から端まで歩いてみたが(30分もかからない)、どこも安宿とバー兼レストラン、それと幽霊でも出てきそうなショップ、あとは寺ばかりである。しまったなー・・、こりゃとんでもない処に来ちまった・・と後悔したが、案の定女房はだんだん怒りに震え始めてしまった。

「あんた!あたしが買い物でしないためにこんなド田舎の・・!」と叫ぶ女房・・。別に意図したわけじゃないが夫婦仲は急速に悪化してしまい踏んだり蹴ったりに・・。せめて田舎国なら裏道で女が客を引いているとか、ホテルのメイドが夜中にドアをノックするとか無いのかね?同じ社会主義でもベトナムや中国をもっと見習えよな!






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ソイカウボーイぼったくり記

アジアテックでタイ飯を食べた後、男4人のお約束ごと通りネーチャン遊びをしようということになった。筆者はまあマッサージパーラーに行くのだろうと思っていたのだが、一番後輩の影山くんが賑やかなところに行きたいと言い出したのだ。

デジャブという店でタイ女を膝に乗っけてご機嫌な影山くん。隣の席で陰気な日本人がムスッとしているのとは対照的に、大はしゃぎで「俺はこの女を連れ出すぞー!」と気炎を上げている。こういう男は話が早くて好きである。

デジャブでは女にねだられるままドリンクを奢ったので飲み物の会計はたった1時間で6200バーツに跳ね上がった。それで連れ出し料はいくらなのかと影山くんに聞いたら何と6000バーツで話をつけたいう。普通なら2000とか高くても3000である。

しかしネアカで大そうな高給取りの影山くんはたとえ値段が倍だろうが気にしない。ところが勘定を済ませてじゃあ出るか!という段になって店のママが「今の時間に連れ出すなら1万バーツだよ!」と値上げしてきやがった。

連休でアホな日本人が引っかかるとタカをくくったのだろう。ところがコッチもそんな手に引っかかる気は無いから「だったら要らない」と連れ出しは中止した。するとママはなんだかブツブツ説明しようとしているが、一切無視をして店を出た。



筆者は20代にパッポンやサウスパタヤでゴーゴーバーのハシゴをしたが、当時のドリンク代は160バーツ、今は240と物価上昇率に比べてごくわずかしか上がっていない。なので客の減少や場所代の上昇分はひっきり無しにドリンクをねだり、アホからのカッパぎで補う事になったのだろう。

あの子とやりたかった〜!とボヤく影山くん。まあ気を取り直して次に行こうじゃないか・・と入ったのは数件隣のサハラという店。ここもデジャブ同様にほとんど客がいない・・。しかしお立ち台で踊っている女性陣を見ているうちに影山くんに火がついた。

1時間後・・。女にキスされまくり恍惚状態の影山くん。幹事役の細谷くんも「あいつは絶対連れ出すから早く切り上げましょう」と言い出した。このサハラという店は女性のドリンク代が1オーダー480バーツと倍なのでデジャブより高くつく事を危惧したようだ。

酒代4200バーツを支払った後で、さて酒と女の肌でとろけてしまった影山くんに声をかけると、この女とはヤリ代3000バーツで話がついたという。しかし条件があって連れ出し料は払わなくて良いが、閉店時間が過ぎてから影山のホテルに来るという

これは怪しいな・・と思った。だいたいどの店も開店早々に女の連れ出しが出来るのだ。ところがさっきのデジャブといいサハラといい影山くんの場合に限っては連れ出しにハードルが設けられていて、法外な料金を請求してくるのである。



どうやらソイカウボーイの連中は筆者ら一行をアマチュアと見たようだ。それで影山くんに「絶対前払いで渡すなよ」と厳命した後、彼のホテルに電話をかけてジョイナーフィーの有無を確認する細谷くん。

さてお釣りの10バーツまでウエイトレスからもぎ取って店を出た後、影山くんを見ると「いやー2時まで待ちきれないっすよ!」とそわそわしている。まあ今日は頑張れよ!と声をかけ、ところで支払いは3000バーツじゃなくて1万円でもいいぞ!というと、いえ!もう女に払いましたから!と答えた。

な!なにー!もう払っただと!それじゃ女は来るかどうか分からんぞ!と思ったが、バンコクに在住して20年の細谷くんが「まあ影山くんにも夢を見せてあげましょうよ」と達観してるようで意味不明な事を言う。

あの娘が来たらこんな事をして〜🎵と車の中で陽気に歌う影山くん。あと2時間後に彼は深い失望を味わう事になるのだが、40を過ぎた大学時代の仲間はなにも言わない。やがてスクムビットのホテルに着くと影山くんは「じゃあ今夜は頑張ってきまーす!」と陽気な口調で叫ぶとドアを閉めた。

翌日フェイスブックで影山くんとやり取りをしている時に何気なく「昨夜宅配便は届いたか?」と書くと、先ほどまでと違って暫しの沈黙の時間を置いたあと「いえ、到着しませんでした」と書いてきた。その分体になにか寂しいものを感じた。外は静かに雨が降り出してきた。



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タイにのめり込みつつある男

先日飛行機に乗ってタイのバンコクまでやって来たが、筆者ら夫婦は気分が全然盛り上がらず昼間はホテルでゴロゴロしている。なんかこのままフィリピンに帰ってもいいかな・・と思うくらい魅力を感じ無くなってしまったのだ。

なぜなら筆者ら夫婦は過去20年間に30回くらいタイに来ているからで、女房は既に10年前から、筆者も2年前から食傷気味になってきたからだ。昔のタイはそりゃ素晴らしかったが、今は・・・が付くのだ。

タイのリピーターならよくご存知だと思うが、タイは年々魅力が落ちていて、バンコクに限って言えば今やひと昔前のシンガポールのように無性格な観光都市になってしまったし、プーケットやサムイも10年前からすっかり熱海化してしまったのだ。





年々上がる物価、落ちていくサービス、溢れ出るミーハー観光客。全然新しさのない旧態依然とした国の性格・・。それで筆者は昨年からタイに行くのはやめる事にしたのだが、ひょんな事から再びこの地を踏む事になってしまった。

「いやー!タイは最高っすねー!世界にこんな場所があるなんて!」とビールの泡を飛ばしながら嬉しそうに叫ぶ影山くん。3年後輩のこの男は今年生まれて初めてタイに来てすっかりどハマってしまい、女房子供をほっぽって連休にタイにやって来たのだ。

大学時代のサークルのOB会をバンコクでやると言うので安請け合いで承諾してしまった筆者。しかし連休中に大層な金を払ってタイに来れる人などそうそういるはずもなく、参加したのはたったの4人ぽっち・・。しかし幹事の影山くんにはどう見ても失敗のこの同窓会は何とも思ってないようだ。





「◯◯さんたちがタイにハマったのがよくわかりましたよー!俺は今から会社に海外勤務願を出してー!」とタイの話だけをし続ける影山。お前なあ、俺たちはそんなの25年前から言ってたんだよ!と影山を除く全員は心の中で思った。

今頃になってタイかよ?と呆れたが 、冷静に考えてみれば、こいつの目には紫の煙が漂う国に見えるのだろう。現に今でもロシアや中国の田舎者が押し寄せてくるんだから、色あせたとはいえタイのマジックは健在ってことか。

筆者がタイに飽きるまで30年かかったから、影山の奴はくたばるまで夢中になれるものが出来たということか・・。そう考えるとちょっと羨ましい気もしてきた・・。お勘定を済ませてもまだタイの話をしている影山をふと見ると紫の繭にじわりじわりと飲み込まれていく錯覚に囚われた。





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腐った魚を平気で出す韓国料理店

健康診断の結果を貰いにオルティガスに出向いた帰り、女房が韓国料理を食べたいと言い出したのでキャピトリオにあるLEE HAKという店を訪れた。なんでも数か月前にいとこ達と来たが、安いわりには案外と美味しかったというのである。

しかしこのLEE HAK・・、結果からいうとどうしようも無い店だった。まずメニューを見たらカルビ980ペソ、ロース1000ペソとマカティの焼肉屋に比べてえらく割高であり、しかも頼んだ魚が(信じられないだろうが)半分腐っていたのだ。

異様な臭気を発する焼き魚・・。信じられないだろが本当の話だ。いったいこれを作った料理人はどういう神経をしているのか?。それにウエイトレスだって料理を運んでいる最中に何かこの魚は変な臭いがするわね・・くらい気が付くはずである。

それで「こんなモノ食えるかぁぁぁ!」と怒鳴り散らしたところ、店長らしき人間が慌てて飛んできて「今すぐ作り直しますぅぅ」と消え入るような声で言ったが、こんな店で何を頼んだって駄目なのは自明の理、結局来てない料理はすべてキャンセルすることにした。





「おかしいわね。前はちゃんとした店だったのに・・」とぼやく女房。しかし女房に前回訪問した時の様子を聞くと、同じ店名ながら店はだいぶ変わっていることが分かって来た。ま料理の値段は今の半分以下で、さらに2階のビュッフェコーナーは無かったと言うのだ。

ちょっとこれまで説明不足なので捕捉すると、現在この店は2層構造になっていて、1階はアラカルトメニューのみのフロア、2階は399ペソのビュッフェ専用フロアになっているのだ。そしてよく見ると全ての客は2階に上がってしまい、1階には客がおらずガラーンとしている。つまりキッチンは実質作り置き専用になっているのだ。

一度、それも昼間行った限りだから確かなことは言えないが、雰囲気的にオーナーが変わったか意図的に店の形態を変えた様だ。原因は赤字なのか賃貸契約が切れそうなのか、それともプロダクトサイクル上の戦略変更なのかは知らないが、いわゆる「刈り取り」時期に入ったという事だろう。

開店初期は出血価格で客を呼び、ある程度知名度と顧客をつかんだら一気に品質を落とすやり方である。もちろんこれは世界中の会社がやっていることで、フィリピンだけに限ったことではないのだが、フィリピンの手の抜き方というのがあまりにも常識外れなのだ。





筆者の義父はもともと菓子メーカーに勤めていたが、新商品の売れ行きがある一定のところまで達すると(他国よりずいぶん早いという意味)オーナーから「材料を落とせ!」という指示が来たそうだ。当然のごとく商品は粗悪なものに化けてしまうのだが、不思議なことに数年間が売れ行きが横ばいなのだという。

「フィリピン人が我慢強いからな・・」と義父は言ってたけれど、こういう消費者の人の好い所に付け込んでいるのがフィリピン商人のダメなところで、結局いつまでたっても海外市場では通用しない粗悪品を国内在住者に押し付けることで甘い蜜を吸っているのである。

もちろん店のオーナーにしてみれば、怠惰な料理人をつなぎ留めるのが大変だ!とか、食材が粗悪で、いや停電で冷蔵庫が止まって!などと幾つも言い訳があるだろうが、LEE HAKのような金になるのなら腐った魚も平気で売る守銭奴が案外多いのもフィリピンの特徴である。

「そう考えると一定の味を保つジョリビーって大したもんね!」という女房。そう考えればそうか・・。筆者はファストフードなど鼻にもひっかけなかったが、確かにジョリビーにそろ、マック、イナサルの味は安定している・・。それで腹が減ったままの筆者はジョリビーのチキンジョイを食べることにした。結局フィリピンじゃぁこの手の店だけが安心して食えるな・・。





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ついてない女

日本から帰ってきて2か月が経ったが、たまに我が家に遊びに来ていた従姉妹ローズアンの姿が全く見えない。姉のミレットは4歳の娘アンジェラを連れてしょっちゅう我が家に顔を出しているというのに一体どうしたんだろう・・と聞いてみたところ、義妹が「お父さんの頭がおかしくなったので田舎村でずっと看病してるのよ」という。

ローズアンの父親については以前日記で書いたこともあるが、祖母の葬式の場で絶叫したり病院で訳の判らない事を叫びだしたりと精神分裂病の症状がだんだん重くなってきているのである。じゃあついにウンコ垂れ流しになったのか・・と聞くと、今のところは家の中から誰もいない外に向かって叫んでいる位だと義妹は言った。

また介護に戻るのか・・、まったくツイてない女だ・・と筆者はローズアンの身の上を憐れんでしまった。というのは彼女は昨年までずっと祖母の介護に専従させられていて、自分の人生と言うのを歩めなかったのである。祖母は6人の子どもを作ったが、ローズアンの母親以外は全員田舎を出てしまったから婿を取って祖母の家を継いだのだ。そこに生まれたのがミレットとローズアンの姉妹である。





6年前に祖母がめっきり老け込んで介護が必要になったのがローズアンの不運の始まりだった。同じ時期にローズアンの母親も脳梗塞に罹ってしまったのだ。現在でも半身に軽い麻痺が残っているが一時期は自分の世話も出来ない状態だったから祖母の介護が出来なくなってしまったのである。ちょうどその時は姉のミレットは結婚して新居を構えたばかりだったから、結局二人の世話を焼くお鉢はローズアンに回ってきたのだ。

当時ローズアンはカレッジを卒業したばかりで、コンピューター会社に就職する予定であったが、寝たきりの人間二人を世話するために全てを断念して介護に専念することになってしまった。さらに元々頭がおかしかった父親の言動がさらに怪しくなってきたのだから堪ったものではないが、さらに可哀そうなのは周りの人間は意見は言うが金も手も出さなかったことだ。

良くフィリピン人は家族みんなで助け合う民族だ・・などと言われるが、少なくとも女房の父方の一族はそうではない。みんな祖母の体が心配だ!とか、祖母には長生きしてほしい!と口では言っていたが、じゃあローズアンに代わって祖母の世話を1日でも焼きますか?と問われれば全員もれなく口を濁してしまう。





結局だれだって嫌な仕事はしたくないのだ。それはローズアンの姉のミレットだって同じである。聡明な姉は香港に住む叔母から資金援助を受けて薬学部に進んだが、姉よりも頭脳が多少劣るローズアンは学費援助はしてもらえず、祖母は最近顔色が悪いけれどもアンタちゃんと食事を与えているのか?!と姉からお小言を貰うだけである。

まったく人生は不公平に出来ているものだ。一家のしわ寄せをすべて引き受け、将来の可能性を(今のところ)すべて断ち切られたローズアンは誰も感謝されることは無く、それどころかいとこ達と一緒の買い物や旅行にも誘われることは無い。だって、ローズアンは世話をしないといけないから・・と言われてお終いである。

祖母が死んでやっと老廃物と腐臭にまみれた部屋から解放されたかと思ったら、今度は父親の頭が日々壊れていくのを見守るようになってしまった。一家の家畜・・。ローズアンを見るたびに首輪をつけられ棒に繋がれた牛の姿が目に浮かぶ。なんだか物悲しいオカリナ風のBGMがふと耳をよぎった。





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日本の工業製品への熱い眼差し

我が家に遊びに来た義妹と従姉妹フィリンがケータイを覗きこんでキャーキャー笑い声をあげていた。まあこんなのはいつもの事だが、会話の端々にジャパンとかハポンという単語が混ざっているのでどうも日本の事を話しているらしい。





それで筆者もヒマだから「一体何を見てるんだ?」と聞いたところ、義妹が嬉しそうな表情でケータイを見せた。それはフェイスブックにアップされた雑誌FHMの記事で、「日本から来た異様な大人のおもちゃ」という題名の下にトップ10に選ばれた商品の写真と説明が書かれていたのである。

どうも義妹とフィリンはそれを見て笑っていたらしい。ほんとに好きだね、こいつら・・。まあ俺もこういうシチュエーションは好きなんだけどさ・・。それで記事を読んでみたところ、以下のように商品がベスト10がランクインしていたのだ。

1位 : 電動式オナホール




2位 : 超精巧ダッチワイフ




3位 : カップヌード(オナホール)




4位 : 乳首アタック




5位 : 動物尻尾タイプのアナル挿入具




6位 : パイ擦り用部分ダッチワイフ




7位 : 乙女の汗臭スプレー




8位 : ミニチュア膝枕




9位 : 亀頭部専用コンドーム




10位 : 全自動手抜きロボット





なんだか古ぼけたアパートに暮らす貧乏学生の部屋に転がっていそうなマニアックで暗い商品ばかりである。しかし義妹は興味深々と言った感じで、各商品、特に1位と3位の構造と使用方法について質問してきた。

バイブレーターやピンクローターならともかく、こんな製品を説明するのはなんだか気分が落ち込む。それで身振り手振りを交えてちょっとだけ説明したところ、義妹と従姉妹フィリンは嬉しそうに笑っていたが、そのうちに義妹はアレッ?という表情をした。

全部男が使うものばかりじゃないか?と言い出したのだ。お前・・今頃気が付いたの?と呆れたが、そのうちフィリンは「女用の商品は日本には無いのか?」と言うので、よし!そうこなくっちゃ!と思って秋葉原ラブメルシーのウエブサイトを見せることにした。






そこにはいろんなバイブレーターやピンクローター、ディルドが写真付きで載っている。そしてさっきよりも1オクターブ高い黄色い叫び声をあげる義妹とフィリン。特に前と後ろの穴を同時に締め付けるオルガフェミ デュアルのそれっぽい形状に心をときめかせた様である。

やがて筆者のパソコンを取り上げて奇声をあげながら画面に見入る二人。すごく熱い眼差しである。これが日本製品のパワーか・・。しかしやっぱりフィリピン人の女と話すのはこういう話題に限るね。なのでフィリピン人の親戚をお持ちの方は、こういう会話を交わしながらバカバカしい週末を過ごしてみては如何でしょうか?


w12キャプチャ


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息子の机からトンデモないものが・・・

義弟アベットの息子AJの隠れた趣味が発覚し田舎にある実家はひと騒動になっているらしい。義弟の女房シェリルが一家に一台のデスクトップで調べものをしていて、印刷のために机の上に置いてあったUSBメモリーをとっさに取って保存をしたところ、そのメモリスティックにちょっと普通でないビデオが保存されているのを発見したというのである。

このAJはちょっと自閉症っぽい性格をしていて筆者はコイツが喋るところを殆ど見たことが無いのだが、今年15歳だから別にエロビデオくらい見て当たり前だし、だいいちフィリピンは14歳で妊娠するなんて当たり前の国なのだ。だからAJが見ていたのはホモとかデブ専、熟女、SM、スカトロ、獣姦などの特殊嗜好のビデオに違いないが、残念ながらシェリルと女房・義妹は嫁・小姑の関係であまり仲が良くないため詳細が分からないのである。

「まったくシェリルはどういう育て方をしたのかしら!」と嫁の悪口を言う女房。しかし義妹、女房ともに時々嬉しそうな表情を浮かべているから、嫁いびりの千載一遇のチャンスであるとともに、一体AJがどんな趣味の持ち主なのか興味津々のようだ。女も中年になると恥も外聞も無くなって他人様の性嗜好について色々想像をめぐらしたいらしい。

しかし筆者は男だから、当然息子の性の芽生えに戸惑う母親をからかう方が好きである。一昔前、ロンドンに留学している息子の部屋からエッチなVCD(当時は主流だった)を発見した香港人女性から相談を持ち掛けられた時には、このまま抑制された全寮制カレッジにいるとホモに走るとかあること無い事言って、息子の性の変節を受け入れられずに狼狽えて歪む女性の表情を堪能したものだ。

しかし筆者も若いころはちゃんと相手のことを思って真面目に答えていたことだってあるのだ。それは筆者が新入社員として新潟県の工場にいた時で、筆者の机の前に座っている日野原さんというオバちゃんから昼休みに「○○くん!ちょっと相談があるんだけれど!」と言われ、誰もが出払ってガランとしていた実験室へと連れ込まれたのだ。





もの凄く真面目な表情をして筆者に振り向く日野原さん。それに急に呼び出した割には言葉がなかなか出てこない・・。それで一体何ですか?こんなところに?と聞くと、実は・・息子の部屋を掃除していたらヤバいものを見つけちゃったのよ・・とドモりながらもボソボソと話し始めた。

なんでもそれは缶カラに入ったクリーム状のモノなのだが、男の子も高校生になるとそういうものを使うのが普通なのか?と話をだいぶ飛ばして質問する。それでそのクリームって何て名前なんですか?と聞いたところ、日野原さんは困惑気味にウグッと顎を引いた後でちょっと間を置いて「セ・・セックス・ワックス・・」と消え入るような声で答えた。

サーフィンをやる方なら良くご存じのとおり、これはボードを手入れするためのワックスである。名前はややこしいが正真正銘真面目な代物だ。しかしどうやら日野原さんはサーフィンのことは一片の知識も無いらしく、息子はこのワックスを文字通り自家発電か誰かと○○○○する際に使っていると解釈して悶々とした一日を過ごしていたらしい。

不安げな表情で筆者の答えを待つ日野原さん。仮に息子がそういう事をする年齢になったにしても一体なぜワックスが必要なのか?何のために潤滑油を?どこに使うんだろう?と疑念が渦巻いているようだ。しかし当時の筆者は若くて優しかったから、ああ、それはサーフボードの手入れ用のワックスですよ。息子さんサーフィンやるんですね?と答えると、日野原さんは瞬間目をむいた後、ああ!良かった!と喜びの表情を浮かべて叫びだした。

あの時全然嘘っぱちの答えを言って狼狽える日野原さんの表情を堪能すべきだと後悔した。したがってその後筆者はこの手の話を持ち込まれると、母親たちの頭の中で何度も過ぎった疑念の中でも最悪の結果を答えることにしているのである。「ああ!やっぱりそうだったのだ・・」と狼狽えている妙齢の女性の表情・・。なので早くAJがどんなビデオを隠していたのか知りたい・・。出来るだけ変な趣味を持ってろよ!AJ!






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サウジアラビアからの冷風

義弟フランシスはサウジアラビアにあるフランス系建設会社でプロジェクトマネージャーを長年にわたって務めていて、出稼ぎフィリピン人の中ではかなり稼ぎ頭に近い位置にいる人間だが、なんと会社がおかしくなってしまったので失業しそうだ・・と連絡が入った。

義妹の話によると、義弟の会社はここ数か月給料の遅配が続いていて、義妹は貯金を取り崩して生活していたのだと言う。一体何が起こったの?と聞いてみたら、そんなのアンタの方が得意でしょ?石油価格とかキャッシュフローとか、とにかく会社が干上がっちゃってるのよ・・・と言った。

確かにそうだ。ひと頃に比べると石油価格は半分以下に落ちている。いくらサウジが1バレル当たりの生産コストが世界一安く、シェールガス対抗で強力に値下げを先導しているからといっても懐に入る金額は減っているのは確かなのだから、今までと同様のペースで建設工事を実施できるはずはない。

今年初めに義弟とスカイプで会話したときは「サウジの受注は減っていないよ」と言って新たに受注したプロジェクトの説明をしてくれたが、社会資本と違って住宅や商業施設などのプロジェクトはキャンセルを食らった可能性は十分あるし、それに素材の高騰で粗利はかなり厳しくなっていたはずだからいつ飛んでもおかしくなかったのかもしれない。





それと気になる話だが、義妹の元に月利20%で金を貸してくれないか?という問い合わせが近所の住民から最近増えているという。この人たちは出稼ぎ労働者の家族なので、どうやら危ないのは義弟の会社だけでないようだ。なんでも給与遅延は慢性化しているらしく、このままではクリスマスを迎えられないと奥様連中はこぼしているというのだ。

その昔アメリカがクシャミをすれば日本は風邪をひく・・という諺があったが、どうやら石油価格暴落後1年にして実体経済にジワジワと影響が出てきたようだ。そして一番最初にしわ寄せを受けるのは経済システムで一番弱い存在であるフィリピン人などの出稼ぎ労働者たちであることは間違いない。

ただフランシスの場合は転職先にいくつか心当たりがあるらしいので同じ程度の待遇の職場には何とか潜り込めそうだというのだが、工事現場で働くブルーカラーの部下たちは大半が帰国せざるを得なくなるのではないか・・という話だった。

だとすると・・今年はクリスマスプレゼントを貰えない子供たちが沢山出てくるのかもしれない。なんとも気の毒な話ではあるが、しかしこれも国内産業を育成せず、ひたすら他国頼みでその場をしのいできた空洞国家フィリピンの定めだ。なお俺たちは金貸しで大損こいたからもう貸さないよ、悪しからず。






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請求書に対するフィリピン人の超感覚

インターネットプロバイダーのグローブから請求書が来たので従兄弟ジェンに金を渡そうと電話をかけた。筆者ら夫妻は現在住んでいるアパートを今年になってジェンから買い受けたのだが、ネットの契約をし直すのが面倒なので名義は未だにジェンのままだったのだ。

それに先日の日記にも書いたが、グローブは余りにも回線状況が悪いので今月からPLDTに新たに契約したのである。それでグローブの方は請求書の額をキャッシュで渡すよ・・という要件と同時に契約解消の手続きをしてくれとジェンに頼んだのである。

ところが・・・。受話器の向こうから聞こえてきたのは「ブラザー、金なんか払う必要はないさ」という意外な答えだった。払わない・・?、どうして?と聞くと、だってグローブはしょっちゅう切れるんだろ?だったら払う必要はないじゃないか・・と言うのである。

なんでもグローブのサービスは最近どうしようも無いと評判になっていて、ジェンの周りでも使用料を払わずそのまま放ったらかしにしている人間が結構いるのだという。だけどそれじゃ債務が発生するじゃないか?と言ったら、それがどうかしたのか?と不思議そうな声で聴いてきた。





これが日本や香港なら、まずは契約解消の手続きをして、その後でサービスの悪化を理由に最後の料金を値切るのが筋である。ところがジェンは「ブラザー、不利益を被ったのはお客のアンタだよ。なのに何でアンタがわざわざグローブに出向いて契約解除する必要があるんだい?」と言う。

要するに何か月も何年も請求書が来続けても払わなければ良い・・と言っているのだが、しかしこの契約者はジェン名義だから、債務は筆者じゃなくてジェンに発生する。それでお前状況は分かってるのか?と聞きなおしたが、もちろんだよ!ノープロブレム!と言うばかり・・。

このジェンと言う男は一応それなりの学校を出て、中小とはいえ昨年までコールセンターのGMをやっていたのだ。それが相手に非があるんだから(非が無くても・・じゃないかと思う)請求書や督促状なんて無視すればよい・・と言っているのである。

モノの受け取りには口うるさいが、払う方になると突然シラーッと黙殺するフィリピン人の正体をまさに見たりである。この国の企業は貸倒引当金を一体どれくらい積んでいるのか興味が尽きないが、とりあえずこの民族に金を貸すのだけは絶対にやめよう。






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フィリピン人が驚いた日本の洪水被害写真

週末我が家に大量に現れた親戚たちがケータイを手に取って驚きの声をあげていた。そして口々に「日本はなんてクリーンなんだ!」と言う。そのあとタガログ語でナンチャラナントカァ!と言っているうちに女房が「・・ジャパン・・ナントカァ!」と返事しはじめた。

実はこれ、トニー・ゴンザガというマルチタレントがシェアした写真を見て驚いていたのだ。写真には洪水で浸水した日本の地下鉄駅の様子が写っているのだが、これはスイミングプールじゃないか・と思うくらい水が透明なのである。
http://www.trendingnewsportal.com/2015/09/japanese-flood-water-amazed-asians-clean-water.html





アジアの洪水と言うと当然黄土色の汚水で、ビニールやタバコの吸い殻、ウンコがビッシリと表面に浮いてるのが普通だが、日本の浸水写真にはゴミ一つ浮かんでいなくて、その透明感にそのままザブーンッと飛び込みたくなるくらいなのだ。

「ブラザー、全く日本はきれいだわ。ところでこの浜松市というのは何処にあるの?」と聞いてきたので、浜松に地下鉄なんかあったっけ・・?と不思議に思いながらもグーグルアースで場所を示す筆者。





すごい!こんな地方都市がこんなに清潔だなんて!と驚くいとこたち。そこで調子に乗った女房は「あの町は・・」と新幹線で通過しただけにも関わらず浜松のことを説明し始める。一応ホンダとかヤマハって名前が出ているから、行きつけの按摩屋の女将(旦那が日本人で浜松にいる)からの耳学問は記憶していたようだ。

じゃあ大都市はもっと清潔なんでしょ!という問いに、昨年の旅で大阪に1か月ほどいた女房は「大阪は浜松なんかよりも・・」と嬉しそうに説明するが、筆者は心の中でチッチッチ!と口ずさんだ。大阪じゃなぁ、洪水になると浮浪者のジジイの死体が水に浮かんでるんだよ!。新世界から天下茶屋じゃ天気の日でもそれが日常なんだ!






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壊れつつあるシングルマザー

筆者の日記に何度か登場した従姉妹メイはシングルマザーで、つい最近まで娘ニキを置いて新しい男と出奔していたのだが、ついに先日数か月ぶりに実家に戻って来た。これは嬉しいニュースなのだが、メイを一目見た他の時に筆者は思わず唖然としてしまった。あまりにも痩せていたからである。

女房の母方は遺伝子的に女はデブ~ンと太る傾向があって、現在21歳の大学生の姪を含めて全員がブヨンとした体格をしているのである。もちろんメイも例外ではなく、身長160センチにして体重60キロ(自称)とまあ一族では標準的な体つきをしていたのに、今は50キロ以下まで落ち込んでいたのだ。

こいつシャブやってやがる・・。メイを見た全員の共通した意見である。今度の男がシャブに手を出していることは聞いていたが、どうやらメイは出奔中にセックスだけでなくクスリにまで溺れていたらしい。しかし多少気が沈んだ雰囲気がするだけで、ヤクにどっぷり嵌まりこんだ人間に特徴的な焦点の合わない目はしていなかったのがせめてもの救いだった。

まあそれでメイは実家に帰ってきたことだし、ヤク中で無職の男ともそのうち切れてマトモになるだろう・・、と思っていたのだが、昨日メイがちょっとおかしいのではないか?と思わせる出来事が2つ起こったのだ。





一つ目はメイが「あんたメールであたしの悪口書きまくっているじゃない!」と筆者の義妹と従姉妹フィリンに猛烈な抗議電話を掛けてきたことである。この二人は噂話が好きで、確かにメイが出奔中に「新しい男ってヤク中みたいよ」「今度で4回目ね」「全然こりてないわね」というやり取りはしていたらしい。

しかし問題なのはこのメールはあくまで義妹とフィリンの間だけで交わされたものなのだ。それが一体どうして分かったのか?と聞くと「だってあたしはフィリンのパスワードを知ってるからよ!」と怒鳴り返したというのだ。

他人のプライバシーに勝手に入り込み、そこで自分の悪口を発見したからといって怒鳴りこむようなことを普通の人間がするだろうか?。しかし怒ったメイは知る限りの人物に「従姉妹たちがあたしを馬鹿にしているのよ!」とわざわざ電話をかけて訴えているというのだ。

2つ目は筆者のアパートに関することである。筆者はカギを無くした時のため近所に住むエスター叔母にスペアキーを預けているのだが、昨日エスター叔母のもとに「日本人がタイ旅行に行っている際にアパートを使って良いと言われたからカギを貸してくれ」と電話が入ったというのだ。





しかに何やら怪しいものを感じたエスター叔母は女房に電話を掛けてきた。もちろん筆者ら夫婦はそんな許可など出していないから、絶対にメイに貸さないように釘を刺した上に、女房がメイに電話を掛けたところ、最初はそんなことは頼んでいない・・とシラを切ったが、そのうちに「アタシはあんたのアパートに滞在する権利があるのよ」と真面目な口調で言い出した。

一体どこから説明したらよいのか分からなくて唖然とする女房。しかしメイとの会話は何かがずれていて、受話器の向こうからただならぬ空気が伝わって来たらしい。それでメイの要求を全て却下して電話を切ったのだが、その後エスター叔母の娘アニーに「シエナ(女房の名)が約束を破って困ったわ・・」と真面目な口調で電話をかけたらしい。

何かが違う・・。ボタンの掛け違え?いや歯車が何個か抜けてしまった?。かつてのメイはなかなか聡明で、いとこ達の会合では必ず幹事をかって出るくらい親切で思いやりのある人間であった。しかし男運の無さは如何ともしがたいとしても、まさかこんなにずれ始めてしまうとは・・。

それで十数人いる従姉妹たちの間では現在メイに関する情報連絡と噂話が飛び交っているのだ。なお誰かのパスワードをメイが把握している可能性もあるため全員アカウントを新しく設定した上にグループを作成して外部の人間が見れない様にしてあった。さて今メイはケータイに噛り付いて必死にいとこたちの言動をチェックしているのだろうか?一体お前はどうなってしまったんだ!メイ!。






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不思議なラーメン屋

オルティガスにあるロビンソン・ギャレリアに映画を観に行ったが、開演までしばらく時間があったので店内をブラブラすることにした。そして地上1階のフードコートをぶらりと見物した後で横に入ったところにある円形の店舗が目に入った。





「また客がいない・・」。ここは番外地というラーメン屋なのだが、お昼時でどの店も客が溢れているのに、ただの一人も客がいないのだ。いや・・、いないのは今日だけではない。筆者はかつて一度もこの店に客がいるのを見たことが無いのである。





フィリピンのグルメ紹介サイトには一応この店に三ツ星とか四つ星をつけている投稿者もいるのだが、だったら一人くらい客がいてもおかしくないはずである。おそらくは店主がサクラを雇ったか、もしくは本人が投稿したに違いない。





メニューを覗いてみると来々軒と同じくらいで法外に高いわけでもないのだが、誰も客が来ない店が1年以上も継続しているというのが何とも不思議だ。だけど筆者はちょっと入る気はしないので、もしもこの店で食べたことがある方がいたら、いったいどんな味がしたのか?、また店がどういう理由で営業を続けているのか教えていただけないだろうか?






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超常現象を封じ込める異能者たち

筆者は子供のころから幽霊やUFO,超能力の類が好きで、当時テレビで放映されてた「あなたの知らない世界」や「矢追純一のUFO特集」、「ユリゲラーの超能力スペシャル」などを見ては感嘆し、我が家のスプーンを全部力づくで曲げたて父親から大目玉を食らうような馬鹿ガキであった。

しかし当時の小学校クラスの級友たちも程度の差はあれオカルト系の話は大好きであったのだが、これが中学高校へと上がるにつれてオツムが上から順番に懐疑派が増え始め、さらに大学は理工学部であったため筆者のような超常現象信奉派は完全にマイノリティーになってしまった。

理系の人間ならよくご存じのとおりUFOというのは形状や動力とも科学的に説明するのは困難で、結局はガリレオ・ガリレイのように「それでもUFOは存在する」とか「超能力は本当にあるのだ」と信仰レベルの結論になってしまうのだが、筆者を一番困らせたのは「だったら何で超能力者は大金持ちになってないんだ?」という懐疑派の問いである。

例えば未来を予測できるなら明日の株価がどうなっているのか見えるはずだし、触ると金属がグニャリと曲げられるなら銀行強盗をすれば良い。だいいち透視能力があるならせめて町内会のくじ引きで連続30回金賞とか獲って「あの家の旦那はくじ運が普通じゃない」と評判になってテレビ番組に出ていてもおかしくないではないか?というのである。


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確かにこれはその通りである。それで筆者は超能力者は24時間いつでも超能力を発揮できるわけではないのだ・・とか、地縛霊から徳川埋蔵金の在り処を聞こうにも霊の世界のルールに邪魔をされるのだ、と苦しい言い訳をしたが、いずれも学友たちからは失笑されるだけであった。

しかし昨日オカルト系のラジオ放送を聞いていたら筆者の長年の苦悶に一抹の光が当たる話を聞いたのだ。話し主は幽霊系B級映画やテレビの心霊番組を制作している大木ミノルという監督で、心霊番組なんか制作しているとやっぱり変な現象が起こってましてね・・という話であった。

監督によれば、自殺の名所や一家心中などが起こった現場で最初に憑依されるのはたいていの場合は女優で、ヒステリックに泣く、わめく、叫ぶ、画像で彼女の部分だけが乱れる・・といった超常現象が起こるのだが、同じ出演者ながらセリフをいつも噛むような問題児が出番になると超常現象が何故だかいつもピタッと収まるのだそうだ。

それとかつて関口少年とともに一世を風靡した超能力者の清田少年(現在は中年)にインタビューしたところ「何人かに一人の割合で僕の超能力を完全に封じ込めてしまう人がいた」と答えていたという。プラスの能力をマイナスの力によって差し引きゼロにしてしまう人たち・・。それは一体何なのか?と期待し待っていると、監督がついにその正体を明かした。





「かな~りドンくさい人たちなんですわ。これはですね、超能力者が生まれてくるように低能力者、いや無能力者っていうのも世の中には案外とおって、この二つの人種がいるから地球はバランスをとれているということらしいですよ。超能力者にとってはエライ迷惑な存在なんですが・・」

無芸大食、ウドの大木、昼行灯・・。どのクラスや職場にもいる役立たずたち・・。そうか!アイツらが超能力者のエネルギーを吸いとるブラックホールの役割をしていたのだ!。どおりでアイツらがいると職場の業績だけでなく顧客との接待や職場の歓送迎会の雰囲気まで盛り下がったはずである。

それで暫し奴らの顔を思い浮かべては罵ってやったが・・・、しかしである。筆者のいた職場は競合他社(それも業界を代表する切れ者に率いられていた)に過去2度ほど切り崩しを受けて正に廃業寸前に追い込まれそうになったのだが、何故だか相手がバカみたいなミスを2度とも犯してしまい、すんでのところで助かっているのだ。

そうか・・あいつ等が生まれつきの無能力マイナスパワーを発揮して相手の霊力を押さえてくれたんだな・・。そう思うと今さらながら彼ら無能力者に対してバカ!ブス!デブ!お前なんか首くくれ!と罵っていたことを後悔してしまう・・。そこで彼らにこの場を借りて謝罪するとともに、心の思いを伝えたい。ドンくさいキミたちよ!地球を邪悪な敵から守ってくれてありがとう!






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西鶴一代バカ女

アブダビに出稼ぎに行っている従姉妹ボーヤが妊娠したというニュースを聞いた。こう書くと「それはおめでとう」と思うかもしれないが、実は筆者と女房、それに従兄弟全員が「アイツまたやったか・・」「自分の状況を分かっているのか?」と呆れているのである。

今から10年前に高校生だったボーヤは付き合っていた恋人の子供を妊娠したが、その恋人が逃げたためにシングルマザーになってしまった。父親のボウイ叔父は激怒して恋人をとっちめたが、これが薄笑いを浮かべてのらりくらりと逃げ口上を述べる無責任極まりない男で、こいつと一緒になると娘がもっと悲惨な目に遭うとボウイ叔父は判断したらしい。

それでボーヤは育児の傍ら大学まで進み、一応ホテル&レストランマネジメントの学位を取得してオルティガスの旅行会社に就職したが、ここでまた別の男に引っかかって第二子を妊娠となった。最初の妊娠は若き日の失敗ということで親戚たちも許容してきたが、また妊娠?しかも今回の相手は子持ちの既婚者なのである。

それでボウイ叔父と兄貴のクリスとスプークが男のもとに乗り込んだが、これが赤貧洗うが如しのウラナリ野郎で、とてもじゃないがこいつから養育費を取ることなど出来そうにない・・。それで前回同様に男を解放したのだが、何でボーヤはこんなカスばかり引っかかるのか?と一同首をかしげてしまった。





その時点でボーヤの母親は他界していたけれども、ボウイ叔父は内務省の役人でかなりの副収入(つまり賄賂)もあったし、長男のクリスから姉のティナイに始まってみんなそれなりの教育を受けているのだ。それで従姉妹アンがボーヤの周辺を密かに探ってみたところ、どうもボーヤは言い寄ってくる男は誰彼かまわず相手にしていたことが分かった。

ボーヤの父ボウイ叔父はバイアグラを飲んで若い女の尻を追っかけまわしている好きモノである・・。どうやらボーヤはどうやらその血を色濃く引き継いでしまったようだ。それでこのまま放っておくと豚のように子供を産み続けかねない・・と危機感を募らせたボウイ叔父と兄弟たちは、イギリス人と結婚して当時アブダビに住んでいた姉ティナイに職探しを頼んだ。

ボーヤの学力ではどう見てもアブダビの大ホテルに就職は無理だったので、ティナイの夫ボブが役員を務めていたヨットクラブの空いた職に滑り込んだのである。ここは仕事がえらく楽なわりには給料が結構良いので、これで子供二人に仕送りは出来るし、それに禁欲的なアラブに行けば娘も男には走らないだろう・・とボウイ叔父は安堵したらしい。

しかし中近東に行かれた方ならボウイ叔父の計画は丸っきりの間違いであることはお分かりだろう。現にボーヤがアブダビに移動してから3か月後に、サウジアラビアにいた義妹の夫フランシスに「病気になったから金を送ってくれ!」という緊急メッセージを発信したのである。





フランシスには婦人系の病気と言っていたがどうも性病に感染したようである。しかしヨットクラブに出入りする人間は従業員も含めてそれなりに高級取りのはずだから変な病気など持ってないはずなので、どうやらタクシーの運転手や道端のケバブ売りを相手にしていたらしい。

それで親戚一同が呆れているところへ今回の妊娠である。ボーヤは今のところ相手が誰なのか妹にも話していないが、良くてフィリピンの出稼ぎ肉体労働者、最悪パキスタンかウズベキスタン、ケニア人の可能性だってあるのだ。行った場所が上には上がある様に下には下が有るわけだし、ボーヤの男運というか男の趣味を考えると相当下の方であるに違いない。

むかし観た溝口健二の「西鶴一代女」の主人公はそれなりの身分で生まれながらも不義密通の罪で御所を追い出され、その後は流転を重ねるうちに最後は廃寺で客を取る売春婦まで堕ちていくというストーリーで、愛に走った女の悲哀を描いた名作であるが、主人公お春とボーヤの人生を重ね合わせてみた時に重大な違いに気が付いた。

お春は自分の転落をどうにもならない宿命と受け止めていたが、ボーヤはたぶん自分がバカやってることに気が付いておらず、けっこう楽天的に生きていてそこには悲しみというのが全く無いのだ。やりたいからやる・・、出来ちゃったから産む・・、それだけだ。なので今回の日記の題は西鶴一代女にボーヤの特性である「バカ」をつけることにした。最期は尼になって巡礼する事など期待するだけ無駄なようだ。






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逃がした魚はデカかった

1週間ほど前、大学時代のY先輩からフェイスブックに「お前今月の13日に日本に来れないか?」というメッセージが入っていた。なんでも寝台特急カシオペアを予約したのだが、一緒に行く人間が突然参加できなくなったため札幌行きのツインルーム用のチケットが余ったというのである。

このY先輩は今年に入ってからトワイライトエクスプレスとサンライズ出雲とかいう寝台車に乗っていて、乗車前や車内の様子や料理など頻繁にフェイスブックにアップしていたのである。筆者は鉄道オタクではないが、なんだか楽しそうな雰囲気が伝わってきたので毎回「いいね!」を押し、2~3回「うらやましいですね」とご愛想のコメントを書いていたから、どうやらマニアと勘違いしたらしい。

しかし当たり前だがわざわざ寝台車に乗りにフィリピンから日本に帰るはずもない。それに筆者はその1週間後にタイに行く予定だから、北海道で2週間くらい過ごすのならともなく、1週間だけいてマニラでトランジットなんてのは幾ら何でもあたふたし過ぎではないか。それでY先輩に「せっかくですが・・」とお断りの返事をいれた。


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ところが数日後、別の友人で少し鉄マニアの傾向が強いHという元同僚とフェイスブックで話していたら「お前はなんて勿体ないことをするんだ!」と書いてきた。なんでもカシオペアのチケットは黄金のチケットと呼ばれていて、めったに手に入るモノではないというのである。

Hによるとカシオペアだけはネットでは買えずにみどりの窓口に並ぶ必要があるらしい。実はHも発売開始日である1か月前に窓口に何度か並んだそうだが、開始の数秒後には売り切れてしまい、結局今のところ一度も乗れていないというのである。

これは失敗したかな・・?。だったら無理して乗ってもよいかな・・?と考えを変え、明日Y先輩に詫びを入れて乗せてもらうか・・と思った時である。何気なくネットでカシオペアについて検索していたら、「カシオペア実質廃止」という北海道新聞のニュースが飛び込んできた。





なんと来年3月の青森=函館間の新完成開業に伴いトンネル内の電圧やシステム変更を変更しなければならないため、カシオペアの機関車が使えなくなると書いてある。それでカシオペアの定期便は来年2月でお終いになってしまい、今後はたま~に運行される臨時便(別の機関車を使う)だけになる言うのだ。

しまったああ!!今でさえ取れないチケットがこのニュースでもっと取れなくなる。さらに来年3月以降は黄金どころかプラチナ、いやダイヤモンドチケットになるのだ。これは是非とも今のうちに乗っておかねば!とパニックになった筆者は夜遅くにも関わらずY先輩に電話を掛けた。

しかしケータイの向こうから聞こえたのは「ああ、カシオペアかぁ。お前の後に友人に声を掛けたら一二も言わずに行く!って言ったよ」という惨い現実。それにいまさら何を・・とうY先輩の口調である。やっぱりゴールデンチケットだったのだ、逃がした魚は大きかった・・。それで筆者はここ最近まんじりともしない気分で過ごしている。


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あつかましいフィリピンのガキども

パッシグの家に越してきてから早やくも3週間が経過したが、筆者は最近ちょっと困りごとが出来てしまった。なんと毎週末に女房の従姉妹たちがガキを引き連れて我が家にやってくるようになったのだ。

筆者の部屋は50平米と狭いのだが(なぜ狭い家に住むことにしたのかは以前のブログを見ていただきたい)、このアパートにはなぜだか25mサイズの結構立派な屋外プールがあって、ここで泳ぎたいとガキたちが言い張っているというのだ。

ちなみにプール使用は居住者は無料だし1部屋当たり何人までという上限ルールも無いから、単に泳ぎに来るだけなら筆者は別に目くじらを立てる事もないのだが、フィリピン人と生活された方ならよくご存じのとおりやたらと大人数が押し掛けてくるだけでなく、泳ぐだけでは済むわけが無いのだ。





例えば義妹と3歳の娘、それと従姉妹ミレットと夫のラフィーは金曜日の夜になると我が家に押し掛け、三食とも我が家で済ませた上に泊まっていくのである。まあ義妹はつい最近まで同居していたから目くじらは立てないが、しかし連中が我が家に来て食べるコメやパン、肉や魚に調味料は筆者の財布から出ていることを忘れてはならない。

さらにパッシグ近辺に住む従姉妹のフィリンやメイ、それに船に乗ってるスプークの嫁と2歳の娘に、映画館のマネージャーであるアニーも毎回我が家に表れては飲み食いし、ガキの面倒は誰かに任せてプールで嬉しそうに泳いでいる(正確には浮かんでいる)のだ。

しかし変なのはこのアパートが数か月前まで従兄弟ジェンが持ち主だった時には奴らはごくたまにしか押し掛けねなかったことだ。これはジェンの奥方のジュミが割とうるさ型なのと、ジュミの甥と姪が同居していて手狭だったことがあるが、今日アニーの二人のガキの口から「この家は涼しい(マラミッグ)」という核心的な言葉を聞いたのだ。





そう、女房のいとこ達はクーラーがあっても何故だか余程熱くならないとエアコンをつけないのだ。しかし北国生まれの筆者は暑い暑い!と言って24時間エアコンをつけているから、ガキどもにとっては我が家は始終快適な上に、日本のインスタント料理は食えるし、プールはタダだから来ない手はない!ということらしい。

なるほどそういう事か・・。以前の日記では部屋が沢山ある大きい家は絶対に買うな!と書いたが、これとは別にプールとエアコンも加えなければいけなかったのである・・。だとしたら、今からエアコンは撤去して、親戚たちが押し寄せる週末だけは一日中オックステールのスープを換気扇なしで煮込むとか、プールにトラコーマの菌でもばら撒いて使用禁止に追い込む必要があるようだ。

ということで繰り返して申し訳ないが、もしもフィリピン人と結婚して、親戚が近くに住んている場合はスイミングプールにエアコンは住宅条件からは除外し、出来ればワニやニシキヘビなどの危険生物をペットとして飼い、ガキどもからあの家に行ったら死ぬ!いや食われる!と恐怖に震え上がるようにしておくことをお勧めします。






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SMよりも街市

日本ならイトーヨーカドー、香港なら旧ヤオハンにウエルカム、タイならTESCOという具合にどの国にも代表的なスーパーマーケットがあるが、フィリピンでそれにあたるのはシューマート(以下SM)である。

SMはフィリピン全土に52店舗を構える最大の流通業者であり、田舎の人たちにとって「SMに行こう!」というのは昭和40年代の日本の「週末はデパートに行こう」という決め台詞と同じくらいインパクトがある存在らしい。とにかくショッピングと言えばSMなのだ。

しかし筆者ら夫妻にとってSMは魅力的どころか忌むべき存在なのである。それはフィリピンにお住みの方ならよくご存じのとおり、売り場面積に比べるとトイレの数が極端に少ないとか、置いてある商品が競合他社に比べて随分と割高であるなど、一体全体どうしてこんな会社がナンバーワンの地位を確保しているのか首をかしげたくなるくらいなのだ。

しかし何といってもダメなのは食品売り場、とくに生鮮食品の品質の悪さである。筆者は食い物にはうるさいが育ちが悪いだけあって胃腸はかなり頑丈に出来ているのだけれど、フィリピンに来て早々しばらくピーゴロが続いていたので一体何でと不思議に思っていた。





ところがある朝いつも食べているフィッシュボール入りラーメンを食わなかったら急に腹具合が良くなった。それで冷凍庫にあった残りのフィッシュボールを嗅ぐと変なにおいがする。えらくマズイな・・とは思っていたが、このどうやら腐っていたらしい。

それで筆者自身で近所のSMモールに行って食品類を手に取ってみたところ、豆腐からは酸っぱい臭いが漂っているし、肉売り場はなんだか淀んだ血の臭いが漂っている。こりゃダメだ・・。それでSMのライバルであるロビンソンに出かけたところ、SMよりは幾分かましである事が分かった(しかし日本ではまず販売不可能なレベルである)。

輸入ならともかく豆腐工場はたかが10キロほど先にあるというのに、こんな酸化した代物を平気でおくとはSMとは全くもってダメな会社だ!と断罪したのだ。それ以来SMで食品を買うのは止めて、インスタント麺や調味料は値段の安いピュアゴールドで、生モノ系はロビンソンで買うことにしていた。

しかしパッシグに越してきて早々に女房と一緒にパブリックマーケット(公共市場)に行ったところ、ここに並んでいる肉や魚、それに野菜類がSMどころかロビンソンよりも新鮮であることに気が付いた。





実は筆者は香港でも豚肉や鶏肉、野菜類はパブリックマーケット(香港名「街市」)で求めていたのでこういう庶民が行く店は全然平気なのだが、先日まで住んでいたリサール州のマーケットはあまりに汚い上に臭くて仕方が無いので敬遠していたのだ。

しかしパッシグマーケットは香港よりは衛生的ではないものの出店数が多くて競争も激しいようだから各店舗はそれなりにちゃんとした品物を置いてある。それで試しに生のマグロを買ってみたところ(1キロ380ペソだった)、見てくれは良くないがこれが中々美味いのである。

いらい筆者は太刀魚の塩焼きやマグロのタタキ、香港風エビの白蒸しやアサリの酒蒸しなどリサール州では絶対に味わえなかった新鮮な海鮮を毎日楽しめる身分となったのである。現に今も黒霧島片手ににんまり笑いながらエボダイをつついていている。

ところが週末我が家に遊びに来た大学生の姪は「えっ!マーケットで買ってるなんて信じられない」と言う。どうやら大規模流通の方が信頼できるという間違った理解をしているらしく、日曜だからメガモールに買い物に行こうと言い出した。このバカ女・・、インスタント食品しか作ったことが無いくせに。お前みたいなアホは一緒独身でいろ!






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フィリピン電話事情

昨日の日記でPLDTの地上電話を入れたらイタズラ電話に悩まされるようになったと書いたが、導入2日目の本日もひっきりなしに掛かってくる。最初の電話は午後11時30分ちょうどである。受話器を取ってハロー!というと、受話器の向こうから「なんとかロドリゲスはいますか?」と訊く男の声が聞こえた。

アンタ間違い電話だぞ!と言うと、向こうは「でもこの番号は私が今まで何度も掛けて・・:としつこく聞いてくるのでガチャリと切る。それで昼飯でも作るか?と思って立ち上がると再びベルの音が・・。それで受話器を取ると、今度は女の声で「ナンシーはどこなの?」という意味不明の声が・・。それでこっちは無言で受話器を切ると、また2分後に電話がかかって来る・・。

再び嫌がらせ電話である。しかし奇妙なのは昨日と違って今日は無言では無く「誰々を探している」と一応話をしてくるのだ。それに筆者の耳では全員別の人間で、同じ人間が何度も掛けてきたようには聞こえない。そしてなぜだか11時30分から午後1時30分の間に26回も掛けてきたのの、その後は一時的にピタッと止んだのである。

その時筆者の脳裏にある光景が浮かんだ。場所は零細コールセンターで、マネージャーらしき男が「はい!バッジ番号35番から60番の人は、このリストに載ってる200番から499番まで順繰りに電話をかけてください!相手が何を言おうが引き下がらないように!時間は今から2時間が目処ですよ!」と指示しているのである。

PLDTのライバル会社と契約した嫌がらせ部隊だな・・。おそらくライバル会社はPLDTの社員に裏金を渡して新規顧客名簿を横流しているのだろう。筆者の場合は相手の番号がディスプレイに表示されないプランを契約していることも相手は承知済みなのだ。どうやら人件費が安い国だけあって想像を絶するビジネスがある様である。





それで筆者は一計を案じてもう一度電話がかかってくるのを待つことにした。午後7時30分、最初の電話がかかって来たので受話器を取ると女の声で「リンダ○○さんいますか?」という声が聞こえた。そこで「お前は俺が頼んだニ○ー(差別語)との合いの子だよな?」と言って思い切り卑猥な話を始めたのだ。

筆者は合いの子をオーダーした客で、女が来ないので怒っている。○○のヌルヌルの○○○でないと○○できないとか、出てきた○○を舌でほじくり出して飲みたい!もう我慢できないのでお前の声を聴きながら○○○ーするから喘ぎ声を聞かせてくれ!と叫んだのだ(ポケとかタムードといった卑猥なタガログ語は出来るだけ混ぜている)

いきなりガチャンと切れる電話。それでもまた数分後には同じように電話がかかってくるので、お前の○○○の匂いを嗅がせろ!受話器の向こうでも○○○の匂いがするぞ!なめさせろ!一体いつになったらニ○ーの女はデリバリーされるんだ!と叫び続けることにした(ヤクをやってハイになっている口調がベストである)。

「チーフ、この人まともじゃないです・・」と言ってリストを返納する女性スタッフの姿が目に浮かぶ。しかし相手もビジネスだから、こんな程度で電話を掛けるのをあきらめることは無いだろう。だから明日も明後日も電話はかかってくるはずである。

だったら何も言わずに口の中で何かをクチャクチャ食ってる音だけをずっと続けるとか、江頭2:50みたいに意味不明のアー!!イー!と大声で叫び声だけをあげる、私ベティーちゃん!あなたの後ろにいるの!と同じことだけをリピートするとかやってみたらどうなるのだろう・・。筆者はヒマで時間だけは腐るほどあるのでちょっと楽しみになって来た。早く電話かけてこい!






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電話入れたらイタズラ電話・・

先日の日記でGLOBEのWIFI接続があまりに酷いのでPLDTの地上ラインに切り替えたが何時くるのか分からん・・という事を書いたが、ついに昨日PLDTのサービスマンが我が家に表れ、今のところ筆者は回線が途絶えることなくWIFIを楽しめる身分となることが出来た。

しかし筆者が入ったのは地上電話付きのプランのため、要りもしない地上電話を押し付けられた格好になったのだが、なぜか導入日の翌日、つまり今日の午後から頻繁に電話がかかってくるようになったのだ。

あれ?おかしいな?まだ誰にも電話番号は教えてないのに?と思って受話器を取ると、相手は黙ったままである。それでハロー!というとガチャリと切れる。それで間違い電話だと思っていると1分後にまた電話がかかってきた。

それでハロー!と言うと、向こうから子供の声でハロー!と返したきた後でまたガチャッと切れる。これはイタズラ電話だな・・と思って無視していると、ほぼ5分おきに受話器が鳴るのである。それで今度は女房が出ると、インド人らしき男が訛りのある英語で何やら叫んでいるのだという。

結局そのあともひっきりなしに電話がかかってくるので、スイッチを切って音が鳴らないようにしているのだが、それにしても一体全体何が起こっているのか筆者にはなんだかよく理解できないでいるのだ。

香港の場合は電話会社の職員が新しく加入した顧客の情報を調査会社に売りつけてしまい、投資会社や不動産会社から勧誘の電話がかかってくることはあったが、今回のフィリピンの場合は相手側の何の意図をもってかけてくるのか正直理解できないのだ。

新しい電話番号に100回かけると懸賞金が出るのか?、それともPLDTのライバルが顧客切り崩しのため嫌がらせ部隊を結成しているのか?、はたまた過剰な電話攻撃でストレスを溜めさせ入信を迫るカルト教団の壮大だけどセコい野望のためなのか?

なのでもしも同じような経験がある方がいらっしゃったら、この背後にいったい何があるのか是非とも教えていただきたい。なお単なるヒマ人のイタズラとか、直前まで他の家で使われていた電話なのでは?といった当たり前すぎる答えでも結構でございます。






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フィリピンでヒマをつぶすなら

筆者は日記でいつも「フィリピンはダメだ」という事ばかり書いているが、そうは言っても何から何までダメな訳ではなく、100項目中2~3個くらいは日本に住む皆さんにお勧めできるものもあるのだ。

その一つがフットスパである。これはタライ状の容器に満たされたお湯に足をつけ、足がふやけて来たら軽石代わりのヤスリで足の角質を磨きとったあとで爪切りをしてくれるのだが、この爪切りが中々良いのである。

筆者は昔から親指の爪が横に広がり気味で、これが肉に食い込んで痛い上に切るのが大変という代物だったのだが、フィリピンのフットスパではニッパを使って飛び出た部分を綺麗に切り取ってくれる上に、爪の垢まできれいに掃除してくれるのである。

筆者は香港でもタイでも足裏マッサージはずいぶん経験してきたが、このフットスパというのは実は初めてで、料金も200ペソ(店によっては400もある)と安いのが良い。それで爪が伸びると店に出かけて行ってはついでに足のマッサージも受けてくるのだ。


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一般にフィリピンの場合は人を使う仕事は料金がかなり安く、筆者の近くにある床屋などそこそこ綺麗なのにカットとシャンプーでなんと40ペソ(100円)である。それと皆さんお馴染みのタイ式マッサージは1時間200から300ペソ、これが2時間コースや3時間コースになると値引き率が上がっていくのだ。

おまけに彼らの技能はバンコクのスクムビット沿いの人気店よりもはるかに腕が良いし、さらにチップを100よこせ!などと言ってくることはまずない。それにフィリピン人特有の多弁さで客と余計なことまで話し込んでくれるから暇つぶしにはもってこいだ。

なのでフィリピンに来たけど今日は何にもやることが無い・・と言う人は、クソ不味いレストランに行く金など削ってフットスパとマッサージに行かれることをお勧めしたい。それにネイルサービスとかワックスなんてのもあるから、行くたびにバリエーションを変えてみてもよい。

でもそこにはネーちゃんがいねえじゃねえか!と思う方もいるだろうが、男性一人で行けば案外その手のサービスを向こうから持ち掛けてくるケースもあるのでお安心を。現に筆者はこの年齢になっても週に何度か通いつめております。+500ペソでメニューに無い別コースあります。






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ウンザリしてくるフィリピンのネット事情

ずいぶん前の日記でフィリピンのインターネットがダメだ!という事を書いたが、最近その傾向がますます酷くなってきた。パッシグのアパートに引っ越してから一日に数時間全くネットがつながらない状態になったのだ。特に深夜12時からと昼の4時、それと金曜日はほぼ半日ダメである。

最初はルーターの調子が悪いのかな・・と思って別のヤツで試してみたのだが、これがちっとも良くならない。それでアンテナが原因なのか?とかケーブルが断線したのか?と色々と調べてみたが心当たりが全く見当たらない。それで接続状況を見るとごくごく僅かならら送受信をしているからどうもプロバイダーの問題のようだ。

それで契約しているGLOBEに電話をかけてところ、別に異常は見当たりませんけれども・・と言うばかり。それでご近所さんに聞いて見たところ、なんと「GLOBEつながらないは毎度のことだよ」という答えである。

どの家もつながらないのに特に異常はないだと・・。その超感覚に呆れてしまったが、フィリピンの場合は地域の二次プロバイダーの常識がそれぞれバラバラらしく(と言うより他国の常識範囲内に無い)、筆者の住んでいるエリアではGLOBEは完全されるどころか年々接続状況が悪くなっているらしい・・。





じゃあ何処と契約すればいいんだ?と聞いたところ、PLDTという電話会社が比較的マトモなのだと言う。それで女房と一緒にパッシグのPLDTオフィスに出向いたところ、なんとインターネットだけの加入はダメで、必ず置き電話にも加入しなければならないというのだ。

料金の方は置き電話とネット回線で月1300ペソ、現在加入しているGLOBEの倍である。まあ数百ペソの話なので目くじらを立てる気はないが、競合他社がダメな分余計なサービスも押し売りするという事らしい。サービスがダメでも値付けの方はがっちりしてやがる。

じゃあ明日にもは使えるのか?思ったら、なんと設置工事をしなければならないが、これは2週間先になるという。2週間?香港じゃ翌日か翌々日が普通である。それじゃあ別料金を払うから明日来てくれんのか?と聞いたが、窓口の女はウフフと笑いながら「それは出来かねます」と言った。

さてPLDTで契約してから1週間が経過したが、その後ウンともスンとも言ってこないので女房に電話させたところ、カスタマーサービスの女は「ウエイトリストに入っているが、いつ工事できるのか分かりかねます」と答えたそうだ。それで筆者は未だにダメなネット回線に苦しめられている。しかしほんとに・・まったく何をやってもダメな国である。






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イナゴのような親戚たち

女房の誕生日会という事で、パッシグにある狭い我が家に親戚や女房の友人たちが集まって二泊三日の大騒ぎとなった。日本の場合誕生日会で人数が多い時はレストランなど借り切って2~3時間というのが普通だが、当日参加する人数が全く読めず、それにいつ来るか分からないフィリピンでは自宅で開催するのが普通である。

当然料理は開催側の容易で、鳥の丸焼きにカルデレータと言うビーフシチュー状のもの、フィリピン焼きそばパンシットカントン、筆者の嫌いなアドボという煮込み料理などを用意したが、集まったガキどもがサッと手を伸ばしてあらかた食ってしまったため、早くも開催数時間にして料理が無くなってしまった。

このクソガキども・・。それで宅配ピザをオーダーしたり、リエンポという豚の炭火焼きを買いに行かせたりしたのだが、とりあえず一番簡単に出来て、意外と腹にたまるのはスパゲティである。幸いなことに前回の日本旅行で大量のレトルト式スパゲティーソースを買ってきたからさっそく筆者がその任にあたることになった。

しかし赤(トマトソース)と白(クリームソース)だとプンタドールを飲み始めた男たちのアテにはならない。それで博多で買った冷凍明太子を使いイタリアントマト風の「大葉とバターの明太子スパゲティ」を作ることにした。名前の通り大皿にバターと明太子とあら塩を置き、茹であがったスパゲティを載せてかき混ぜた後、大葉代わりの紫蘇「ゆかり」と刻み海苔、レモン汁を振り掛けた簡単な料理だ。


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さてテーブルに乗った3種類のスパゲティのうち、みんな最初は明太子スパを気味悪がって食べなかったのだが、従姉妹のなかで一番食い気が張ったフィリンが恐る恐る数本をスプーンに巻き付けて食べたところ、これがびっくりした表情を浮かべた後で「マサラップ(美味い)!」と叫びだした。

それを聞いた連中が一斉に皿ヘとスプーンを伸ばし慌てて食べ始めある。「こんなの初めて!」「なに?この美味しさ!」と口々に明太子スパの味を讃える。そりゃそうだろう、この明太子は博多でも有名な店で・・とか、生臭さをレモンとバターが巧く消してくれて・・と説明しようとしたのだが、やがて全員の興味は違うところにあるのに気が付いた。

連中は刻み海苔やゆかりの紫色の粒を指にのっけて何やら議論しているのだ。いや・・お前らそんなものより・・と言いたいが、従姉妹アンが「この紫色の粒をもっと持ってきてくれない?」と言い出した。それでゆかりのパッケージを持ってくると、ざっと自分の手のひらに乗っけてなめた後で「このミントは美味いわね!」と言う。

一方フィリンは刻み海苔を袋から大量に出して海苔だけ食べている。こいつら変なものを美味いと思うなぁ・・と思ったが、他の従姉妹たちもゆかりと海苔に舌鼓を打っているのだ。むかし香港人がおやつ代わりに味付け海苔を食っているのは良く見たが、筆者が持っている刻み海苔は単なる焼き海苔なのだ・・。それが美味いというのは理解できない。





最初は出遅れていた明太子スパもあっという間に無くなってしまい、しかたなく筆者はもう一度明太スパを作らされる事になったのだが(作り方を見ている従姉妹が2人いた)、その間も別の従姉妹は海苔やゆかりをやたらと口に運んでは何やら議論している。どうも相当気に入ったようである。

さてその後筆者は酒を飲んでひどく酔っ払い、翌日は二日酔いで一日中寝っ転がっていたのだが、皆が帰ったつい先ほどお茶漬けでも食うかと戸棚を開けてみたところ、そこにあったはずの刻み海苔とゆかりが無いことに気が付いた。あれっ?もうおわったか・・と思い、買い置きを貯蔵する別の戸棚を開けてみると、ここもゆかりと刻み海苔だけが無い・・。

お前これはどういうことだ!と女房に聞いたら、なんと従姉妹たちがゆかりと海苔が美味い美味いと言いつづけるので、仕方なく2回ほど作ったスパゲティ(ボンゴレとペペロンチーノ、それと明太子)を作ったがそれに大量に振り掛けてしまい、さらに白飯にもぶっかけて食べ始めたのだという(しかし筆者は女房が軽率にも皆に配ったと少しばかり疑っている)。

ということで大事にとっておいた刻み海苔とゆかりが跡形も無くなってしまい、現在筆者は怒り心頭に達しているのだ。まあ焼き海苔はマカティの日本食材店で手に入るから代替手段はあるが、ゆかりの方は望み薄である。畜生・・一袋だけ平らげるのならまだしも、在庫をあらかた食いつくすとは・・。大人数で押しかけて食い物をあさっていく、まるでイナゴのような連中である。






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