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予想外に早い郵便局のSAL便

2014/11/27 00:41:01 | 旅行 | コメント:1件

1ヶ月前に「いつまで待っても来ないバリックバヤン」という日記を書いたが、今回はこれと逆の体験について書きたいと思う。バリックバヤンのあまりの遅さと箱をボコボコに変形させてしまう稚拙な荷物の取扱いに懲りた筆者は、今回の日本の旅では郵便局の航空便、ただし一番安いSAL便(エコノミー航空便)で購入したモノを送ったのだが、意外や意外、このSAL便が説明されたスケジュールよりぜんぜん早く来たのである。

大阪の道具屋筋で鍋や窯を大量に買い込んだ女房は天王寺駅ビルMIOの3階にある郵便局へと出向いた。そこで何かの間違いじゃないかと思うくらいの美女(昔いた吉岡美穂というタレントに激似)にフィリピン向けに小包を送りたい由を告げると、それなら国内用のゆうパックの箱を使えば良い、送り状はコレ、料金はこんな具合と大変丁寧に説明してくれた上に、お顔に全く似合わない口調で「ガムテープ貸したるサカイ、あんたらココで荷造りしたらええワ ︎」と申し出てくれたのだ。

さて利用客が溢れる郵便局内で荷物を広げてのド迷惑な梱包作業を終えて受付に箱を持っていくと、吉岡美穂は「はい!16キロ!SAL便なので料金は8500円ですワ ︎」と言った後で、「この送り状に書いてある13桁の番号で小包の配送状況が検索できるんヤけど、フィリピンの場合は出来まへんネン ︎」と言う。何でもフィリピン郵便局がデータを全く入力しないため、一旦小包がフィリピンに入ったら後は待つだけしかない状態になってしまうというのである。





「規定のスケジュールだと2〜3週間で到着ですワ ︎」と笑う吉岡美穂。じゃあそれより早い便はありますか?と聞くと、EMS便なら何と2日で着くが料金は15,000円と約倍、通常の航空便なら10日間で10,250円とチョイ高、船便なら2〜3ヶ月かかりますけど4,950円ですワ ︎と言う。筆者らは別に急いでいないし、荷物も腐らないものだけだからSAL便で頼むことにした。

さてそれから10日たった一昨日のこと。女房が「荷物が来たんだってよ」と言い出した。はぁ?、天王寺の吉岡美穂も、そのあと頼んだ梅田・茶屋町郵便局の上沼恵美子似のネーちゃんも「最低でも2〜3週間かかる」と言っていたはず。しかし女房の携帯には「日本からの荷物が到着したから100ペソ持って取りに来い」と確かに書かれている。

それで女房と従姉妹ローズアンが昨日近所の郵便局に出向くと、果たしてそこには10日前に筆者と一緒に梱包したゆうパックの箱が置いてあった。しかもバリックバヤンと違って凹んでもいないし湿ってもいない(当たり前だけど)。日数から見るとどうもSAL便の料金しか払っていないのに、何故だか知らないが一つ格上の(通常の)航空便にアップグレードされたようである。





マニラ港の麻痺で通常から2週間の遅れが慢性化していても公表スケジュールを変える必要性が知覚出来ないバリックバヤンと、公表値よりも早く到着してしまう郵便局。航空便と船便だから料金が違うのは当たり前だが、いくら料金が倍以上違うからと言ってもどちらのサービスが優れているのかは一目瞭然である。これまで郵便局とか区役所、年金事務所など公的機関ってダメだダメだと言われてたけど、今は随分とサービス面が改善されているじゃないか!と驚いた。

しかし一点だけ腑に落ちないことがあるのだ。マニラ首都圏以外の宛先に国際郵便を送る場合、EMSは郵便局留めになってしまうが、それ以外(航空便、SAL便、船便)は宛先に配送される事になっているのだ。ところが筆者の近所の郵便局は何故か「取りに来い」と命じた上に100ペソをハンドリングフィーとして請求しているである。

まあ100ペソなんて対した金額ではないし、まあ早く到着したのだからいいじゃないか!女房は言うが、それでもフィリピン側の郵便局の怠慢にはちょっと腹が立つ。それに吉岡美穂は検索サービスの不備については知っていたが、フィリピン郵便局は宅配しない事を知らなかったようである。どうせならあの顔に似合わぬ言葉使いで「フィリピンの場合は実際は宅配されないだけヤなくて、取りに来させた上に100ペソ要求するんヤて。ホンマにフィリピンはあきまへんなぁ ︎」という説明聞きたかったなぁ ︎…。






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コメント

2014/11/27(木) 06:07:18 | URL | hanep #-
今年はこんな感じでした

EMS=自宅宅配本人以外受取不可
SAL=自宅宅配
SALのみ引取料有(50ペソ)
バリックバヤン=もっと遅かった

マニラ以外ですから、郵便局や業者の都合で
変わるんでしょうね


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